神宮前の京セラビルの地下一階。けっこう昭和っぽい。
魚の塩漬けのチャーハンを頼む。米があまりパラっとしていないが、ニョクマムというか少し腐敗系のマテリアルなので、オトナっぽい味で満足。万豚記などの、ガッツリしたファンキーなチャーハンから、さらに少しオトナの屈折を経たような味。前者を体育会系の元気でうるさい大学生に例えるなら、学生運動闘争の苦い思い出を秘めたくたびれたコートの中年男の渋さが後者だ。
職場からちょっと遠いし、万人におすすめではないが、ちょっとじわじわといろいろ試してみたい店。14:30にはランチタイムのオーダーが終わってしまうので注意。