当時高校一年だかだったぼくは、「The Beatles なんぞをずっと手がけていた George Martin」がUltravox のプロデュースをやった、ということに憤慨、怒り心頭、くそ俗物風情が Ultravox を汚すんじゃねえ死ね! とか思っていた。プログレだのオルタネイティブだのに染まってた高一にとっては、ビートルズとかは、従来の古い音楽の代表、「死ね」イコンだったわけですね。当時のぼくは、それこそ 2ch とかにごろごろしてる典型的な「厨房」だったことがわかる。なーんにも、わかってなかったわけっすね。
いま聴くと、Ultravox の他のアルバムに比べたら比較的地味というかトピックには乏しい一枚ではあるけれど、良い一品だとおもう。
George Martin って、長年のプロデューサー・ワークにより、受勲されて、サー・ジョージ・マーティンなんだよね。いい国だね。
1982年作品だった。オレ中三ぐらいか...