シトローエンの子会社時代のマセラティ、すげぇ
- ボーラ、メラク、カムジンのブレーキはハイドロ(エンジン直結の油圧ポンプで得られた高圧オイルをアキュムレータに貯めて、それをパワステのアシストに使うやつ)
- メラクでは、ステアリングもハイドロ、おまけに例のセルフ・センタリングも装備
- メラクのステアリングは SM のと同じ一本スポークの楕円ステアリング
初期型では、SM とまったく同一のコンソール!!! - メラクの V6 は SM のと同じエンジン (まぁ、これは誰でもしってるか)
- まぼろしの二代目クワトロポルテは
- 全輪ハイドロニューマチック・サス!
- セルフ・センタリング・ステアリング
- FWD
- いわゆるフロント・ミッドシップ
- ヘッドライトは、さらにガラスのケースのなかに入ってる
- すげー、へんな、格好
- で、いちばん驚いたのは、ボーラのリトラクタブル・ヘッドライト、パワー・ウインドウ、シートのハイト・アジャスト、ペダル位置アジャスト、これすべてハイドロ油圧システム駆動とのこと。
つまり、ボーラというクルマは、
油圧ポンプ、ないしは、あの複雑な油圧系統の配管の渦のどこかがダメになると、
- サスペンション
- ブレーキ
- ハンドル
- リトラクタブル・ヘッドライト
- パワー・ウインドウ
- シート
- ペダル
これが全部ダメになるという、世界最強のダメ車、お出かけ先からトラブルで帰ってこれませんよ率がビンビンに強まってるクルマなのだ!
こんだけ使うと、マジで自動車全部が、油圧配管で、毛細血管というか、スキャナーズ状態?
これは、すげえ。鼻血がでそうだ。
こんだけイってるのに、
車名の商標登録を忘れてて、自動車業界のビルゲイツことピエヒ率いるフォルクスワーゲン第三帝国に まんま名前取られちゃってるのも、技術バカのダメ経営ってかんじで、実に いいね!