96時間

「誘拐された娘を救出するために無限に大暴れ」系の、モチーフとしては「コマンドー」と同じ映画。ただし主演がリーアム・ニーソンで舞台は主にパリ。Amazonプライムで視聴。

リーアム・ニーソンはとても優しく悲しい目をしていて好きな俳優だ。彼の味があるから「娘ひとりの救出に相手を無限に殺してもオッケー」がギリ成立していて、ムチャクチャで観ていられない、の一歩手前で踏みとどまっている。その、「なぜ彼だとギリOKなんだろう」というのを自問自答しつつ観るとおもしろい。

ところで、この映画、続編とか

続々編とかあったんですね。リュック・ベッソンって、3割のすごくいい映画と、7割のグダグダベタベタで見ていられないテレビドラマ品質のトラッシュ(TAXiシリーズは後者だよね)に分かれると思うけど、後者の予感がひしひしとしてたまらない。