途中、石神井公園に自転車を止めてボートにのる。手こぎボートなら家族全員4人で乗れるのだが、玄が足こぎボートを強く主張し、しかしそっちは大人1人+こども2人までしか乗れないので、どうもまた咳こみはじめたおれが岸に残る。
ひとり残って、そのぶんこっそり焼きとうもろこしを食っていたのだが、きっちり見つかる。
わたあめ
の販売機があったのでやる。割ばしを突っこんでまわすやつ。
ヒゲがふさふさに伸びた状態で、わたあめ販売機の風下にいると、飛んでくるカスというかワタというかが顔中に引っかかって、おそろしいことになることを知る。
また、ヒゲがふさふさに伸びた状態でわたあめを食うと、どこまでがわたあめで、どこからが自分なのか、よくわからない状態におちいる、ということを知る。