ちいさな仔犬が、飼い主のちいさな女の子のことを想う絵本。
その女の子は、死んでしまったのだけれど、仔犬にはそのことがよくわからないのね。
こう、もういない飼い主のことを犬が慕うというのは、渋谷駅の忠犬ハチ公の昔から日本人の DNA を直撃する必殺パターンなわけだが、
実にずるい(笑)というか、わたしも、単に読むだけならだいじょうぶだけど、子供たちに読んで読んでと言われて音読していると、必ず、やられます。涙で鼻がつまって、声がでなくなっちゃうのね。
What's Going On? / Marvin Gaye とか、Russians / Sting あたりも、声を出してうたうと、必泣パターンだ。
War is not the answer, for only love can conquerer the hate だし、I hope the Russians love their children too なわけですよ。
...むぅ、やばい。打つのでも だめかね。