増殖 / Yellow Magic Orchestra

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これまた20年以上ぶりぐらいにきちんと聴いた一枚。

当時は中学一年でしたよ。いまはもう大人なので、スネークマンショーの英語ジョークもわかるし、「22番は今日で一週間経ってしまったんですけれども…」のネタもいまやわかる。

逆にいえば、いまはもうKDD (の事件)とか大平さんのアーウーとかいってもわかんないよね。と机に置いてある KDDI au のケータイを見ながらおもう。

しかし楽曲はいま聴いてもすばらしい。テクノからボウイ風味のロックを目指してみた Nice Age,逆にディーヴォなりニュー・ウェーブにいってみた Citizens Of Science,細野さんのベースがかなりいかす Tighten Up,東洋からスカで逆襲してみたぜエヘヘという Multiplies,彼らが「バンド」としても相当いけてるのがよくわかる。

(そう、おととしあたり「君死ね」のテーマが流行ったとき、なにかデジャヴを感じたとおもったら、この Multiplies だったかも)

ライヴ・イン・パリ 2001 / Depeche Mode

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Depeche Modeはずっと「全員シンセ」のバンドで(ヴォーカルはヴォーカルだが)、最近は3人になっちゃったけど、そんな独自の構成を頑固に守り続ける奴ら、というところもレスペクトしていた。

でもこの十年ぐらいは、結構ギターを入れたりしていて、ちょっと気に入らなかった(マーティンは昔からギターで作曲してるのは知ってた)。

そりゃギターは表現力ゆたかな楽器だ。カッティング入れりゃリズムも世界もすぐ作れるよ。
でもそんなん世界中で腐るほどやってんじゃん。街を歩けばそんなバンドは 5m おきにゴロゴロしてるぞ。お前らには独自アーキテクチャを続けてきた誇りはないのか!
ナイロンズやフィフス・ディメンジョンみたいな素晴らしいコーラス・グループがある日くちパク巡業になったら嫌だろう。「全員シンセ」じゃないデペもそれと同じだ!

このライブは、見てみるとわかるが、さらにドラマーも参加している。あーあやっちゃった。

とはいえ。

マーティンの弾く Dream On のリフのみ、からステージが始まるのだが、実はけっこうこれが良いのだ。
マーティンもデイヴももうすっかりオッサンだが、(アンディは相変わらず一本指でシンセ弾いてるのか、弾いてすらいないのかわからんが)この頃 (アルバムでいうと Exciter) の彼らの曲は、ミニマル・ミュージックと泥臭いブルースを合わせたような独特のテイストで、当時の僕はあまりピンとこなかったが、こうしてライブで、飛び散る汗と、体温感、ブルース、黒人感すらあるロックが漂ってくると、これはこれで素晴らしいと思えてきた。僕が年をとって、いろんな音楽を許容できるようになってきたのもあるかもしれない。

Anton Corbijn のディレクションも渋みのあるアートで素晴らしいです。おや、と思ったかたは一見の価値あるかも。

浮気なぼくら (Naughty Boys) / Yellow Magic Orchestra

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これもちゃんと通して聴くのは20年ぶりぐらい。
当時はネタ半分でいろんなテレビ番組に演奏出演していたし、そうして現在のポップ・ミュージックの形を作っちゃった一枚のひとつって気がする。
チャラチャラっぽい見た目に隠れて、完成度や密かな毒はしっかり入っている。
というか歌詞が日本語だらけ!僕の日本語音楽アレルギー(母国語でてめえの主観をわめくな! うぜえ!)をずいぶん溶かしてくれた。

不朽の名曲「音楽」はもちろん、かの有名な「君に、胸キュン。」そして「希望の路」「邂逅」などクォリティ高い。これで1983年の作品だから、やっぱりすごい。

いやー、自分でも音楽やりだしたころだったし、多感になりだした年頃だったので、聴くといろいろ想い出して痛い(自分のとは限らないが)、ってのもずっとこれを聴いてなかった理由っぽい。

Electric Cafe / Kraftwerk

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当時はアナログ・レコードで買ったのだけれども。通して聴くのは十年ぶりぐらい。
おいみんな顔色わるいね!

当時「Techno Pop」というニューアルバムが出るんだよ、出るんだよと言われ、中学〜高校生だった僕は毎日(本当に毎日!)レコード屋に寄っては、ああ今日も Techno Pop出ていないなあという日々を送っていた。

結局、アルバム Techno Pop はお蔵入りになったらしく、代わりに? でたのが本作 Electric Cafe.なんか題名から忍び寄るだささを我慢しつつ、レコードに針を落としたが、それまでの、脳天からすべて世界が変わるような斬新さはもうそこにはなく。

だって、フツーの打ち込みですよ?サンプリングですよ?きっとMIDIですよ?

2曲め、そのボツになった亡きアルバムからの生き残りらしいTechno Pop という曲にさしかかり、イントロから初代ヤマハ DX-7 のストリングスがシュワシュワ聴こえてきて、ああもう僕の神は、僕の上位自我は終わったんだとレコードを叩き割りたくなった。(まだ若かった…)

いま聴くと、ミックスに参加している Francois Kevorkian (今の Francois K)はいい仕事してんじゃん、と思う。それに、前作 Computer World 以降、あまりに世界が Kraftwerk を目指し、追いつき、追い越し? てしまったのだ。たった4人(実質2人)ではなすすべもないという。

前作 Computer World 所収の Computer Love の正当な系譜というべき The Telephone Call なんか、やっぱりいいじゃないですか。せつなメロディや、ノコギリ波リードなど、待ってましたとレコードにお賽銭を投げたくなる。ヴォーカルもラルフじゃなくてなんとカールだし。シンセ・ベースのレゾナンス飛ばしなど、最後の最後までなかなかフィルタを開かず温存してさんざんリスナーをじらすところなど、まさに中年の技巧だ。
そこいくと、次の Sex Object など、ストリングスもギター音もDX-7だらけで(はい、私はDX-7大嫌いです)耳を覆いたくなる。

で、ラストのアルバムタイトル曲 Electric Cafe も、これどうみてもシングルB面とかの埋め草曲でしょ、というクォリティ。申し訳ないが、アルバムとしてはちょっとイマイチすぎる一枚なのだ。

ジャケットも結構しょうがないけど、CG担当したのはNYTだったりして、古いCG屋にはちょっとぐっとくるものがある。

クラフトワークはかれこれ結成40年。
テクノの歴史、いやロックの歴史、いや音楽の歴史の重要なひとつだし、いつの時代も、またあたらしい世代が聴きだしてゆく。
だから「エレクトリック・カフェからファンになりました〜♪」みたいな若い人もおおいわけなのだけど、個人的にはこういう人は心の友とは見なせないし、借金の連帯保証人などにも絶対ならないようにしているのだ。

オーシャンズ13

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ラス・ベガスを舞台にした、さっぱり枯れたルパン三世(人数大盛りマシマシ)みたいなもの。気軽に見るにはよい映画。

ジョージ・クルーニー, ブラッド・ピット, マット・デイモン,アル・パチーノといったいい男、がいっぱいフラフラと出演しているので、彼らの名刺交換会をのんびり見物する気分でどうぞ。あまり女っ気がないのが、かえってさっぱり味になっていていいかも。

関係ないけど、Ocean's Thirteenって直訳すると海野十三だとおもった。ほんとに関係なかったね。

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おすすめ度の平均: 3.5
3 13人
5 満足
4 小技が盛りだくさん
5 1回見ただけでは低評価ですが
3 雰囲気が第1作目に戻ったのはいいのだが、爽快感という点ではイマイチかな。元々ドンパチないしね。

エコー サービスイン

diary

土曜に家族が帰省してしまい、東京でひとりぼっちです。
独身気分、やったね! なんでもできるぞ!

mixiで「エコー」というWebチャットサービスが9月1日までの限定でテストリリースされたわけですが、
http://mixi.jp/guide_echo.pl

僕も負けじと、9月1日まで限定で、echoをサービスインしてみます。


# ed /etc/inetd.conf
1694
/echo
#echo           stream  tcp     nowait  root    internal
s/^#//
wq
1693
# /etc/init.d/openbsd-inetd start
Starting internet superserver: inetd.

% telnet mrmt.net echo
Trying 210.157.158.57...
Connected to mrmt.net.
Escape character is '^]'.
やあ、あついね!
やあ、あついね!
さびしくなんか、ないぞ!
さびしくなんか、ないぞ!
^]
telnet> Connection closed.
% ■

…

9/1までといわず、早々にサービス終了させる予定です。
というかinetdなんてあげっぱなしにしませんよ。
というか、家にひとりだとつまんないな…

赤塚不二夫さん逝去

diary

「太陽ってどっちの方角から出るんだっけ」
というのをいまだにぱっと覚えていない。

「西からのぼったお日さまが ひがし〜に し〜ず〜む〜」はウソ。
というふうに覚えているので、いつも頭のなかでこの式? を実行して答えを得ている。言語処理系でいえば、まだ定数化されてない。

しかもこれは歌の一部だから、頭のなかでこの一節を唄って、それをひっくり返すという脳内処理をするわけで、どうしても実行時間がかかる。

つまり僕は、日がのぼるのはどっちだっけ? という常識事項の呼び出しに対し、だいたい2秒ぐらい考えないと答えが出てこないという、うすらバカな要素を持っている。

(東西も同じで、頭に西ドイツと東ドイツの地図をよびださないと、どっちがどっちかぱっとわからない)

一度気合いで覚えてしまえばいいんだろうけど、
(なんでそんなことに気合いがいるのかはさておき)
たぶん頭のなかのシナプスというかハッシュテーブルがそこんとこが壊れているんだろう。

でも、いいの。
これからは、せめて太陽の出る方角を思い出すときぐらいは、いつも2秒間バカボンの歌を反芻し、赤塚不二夫さんのことを想い出すようにしよう。
合掌。

大人の科学マガジン別冊 シンセサイザー・クロニクル

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帰宅したら届いていた。家のおてつだいを終えて、眠くて死にそうなのだが封を切る。

シンセサイザー・クロニクル (大人の科学マガジンシリーズ)

シンセサイザー・クロニクル (大人の科学マガジンシリーズ)

  • 作者: 
  • 出版社/メーカー: 学習研究社
  • 発売日: 2008/07/30
  • メディア: ムック
 

しかしDS-10といい、こんなイカス面白いトーイ・シンセが週にふたつも世に出るとは、太陽系でもきわめて珍しい出来事ではないだろうか。

以前のテルミンのときと同じく、ブックレットと組み立て式の本体。

もう矢も盾もたまらず、ばりばりと封を切る。

基盤のほうも、もう辛抱たまらんのか、思わずSYNTHESIZERの綴りが間違ってる。

本体の裏蓋なんか、部品が収まってたボール紙の箱の一部をきりとって使う紙である。まるで、東ドイツのトラバントやシトロエン2CVのエンジンルームの部品である。

はっ。電池が、電池がない。
とっさにテレビのリモコンとヒゲトリマーをこじあけ、戦時供出を行う。ごめんみんな。許せセリヌンティウス。

できたシンセサイザー SX-150 自体は、なかなか面白いオモチャだ。

音階とゲートは、本体についたリボンコントローラみたいな基板に、接点棒を触れて発生させる。VCOは矩形波がでるのみ。レンジとかピッチは上記の基板によるコントロールがすべて。エンベロープは、いちおうattackとdecayがあります。あとEGにかかるPitch Envツマミもあります。LFOは矩形波と三角波の選択、それとrateツマミ。そしてVCFはカットオフのツマミと、レゾナンスのon/offスイッチ。以上。であります。ただVCAのext inもできるので、つっこんで遊んだりできそうだ。

あとはブックレットが、もう過去から現在にいたるまで、メーカー、ミュージシャン、機種、あらゆるベタに明快に解説されていて、なかなかすばらしいまとめ。

さて、もう眠さが限界なので、DS-10とSX-150でいろいろやらかした動画がニコニコ動画にどんどんあがってくるだろうことを待たずに、もう寝ます。

YMO楽曲大賞78/07

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そういえばYMO楽曲大賞78/07というものがきょう7/31締め切りなので、おやとおもったかたは急ぎましょう。ちなみに私は

楽曲部門

  • 音楽の計画 3pt
  • Absolute Ego Dance 2pt
  • 音楽 2pt
  • Behind The Mask 2pt
  • バレエ 1pt

ライヴ楽曲部門

  • ライオット・イン・ラゴス - RIOT IN LAGOS [1980/12/21 日本武道館] 『ライヴ・アット・武道館1980』4pt
  • 東風 - TONG POO [1979/10/16 The Venue (London)] 『パブリック・プレッシャー / 公的抑圧』2pt
  • 千のナイフ - 1000 KNIVES [1980/11/07 A&M The Chplin Stage (Hollywood)] 『ワールド・ツアー1980』2pt
  • ロケット工場 - ROCKET FACTORY [1979/11/06 The Bottom Line (N.Y.)] 『フェイカー・ホリック』1pt
  • プロパガンダ - PROPAGANDA [1983/12/12-13 日本武道館] 『アフター・サーヴィス』1pt

アルバム部門

  • BGM 3pt
  • Solid State Survivor 2pt
  • Technodelic 1pt

推しメン部門

  • 坂本龍一

参考: Twitter / 津田大介: 本当は東風やRYDEENが大好きなくせに「やっぱYMO...

散歩もの / 久住昌之, 谷口ジロー

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