クリシュナ (新宿ゴールデン街)

music

仕事をとっととあがって、SFHのひかる君と新宿ゴールデン街のクリシュナというお店へ。

吹雪ユキエさんと田中まさよしさんのデュオ。この組で拝見するのは一年ぶりぐらい。なつかしい。

次は賃貸人格さん。きょう出演のみなさんはお世話になったかたばかり。今夜はマトリョーミンじゃなくてMoogのEtherwave.
あいかわらず、普段は楚々としたご婦人なのに、ステージに出るとキレて狂気世界に突入するのでいい。「いえろーぴーぽー」とかクラシックと自作歌の弾き語り。テルミン弾き語りって実はすごく高度な技術が必要だと思うのだがどうか。

つづいては、QY20をバックにトランペットのお兄さん瀬戸一成さんが大阪から出演。QY20ってのが泣けるじゃないですか!

Citroen C3 Pluriel Charleston Limited Edition

car

C3が輸入されなくなった日本はさておき、本国ではC3 PlurielのCharleston Limited Editionというのが出ていました。

2CV系属性はない俺ですが、これは、相当、やばいのではないでしょうか。
遊び金どっぷりの身分だったら、はっと気づくとうっかり購入ボタンを押していたり、はっと気づくとお店で包んでもらっていたりするところです。

C3 Plurielは何がいいって、屋根の布だけ外してオープンとか、さらに窓枠全部外してフルオープンとかできるけども、その外した布とか窓枠は、クルマには収納できないので、おうちに置いておくしかなく、出先で雨が降ったらあらゆる台無しになるという、その刹那な しょうもなさでしょう。

江戸の「粋」には「痩せ我慢」も重要なファクターで、その痩せ我慢こそが洒落の本質であるとブランド系洋服屋だった私の死んだ親父も生前申しておりまして、おそらく 全くそのとおりであります。

そこいくと、オープンだけど、雨が降ったら20秒でキッチリ屋根が閉じて、水も漏らさぬ高品質っぷり、なんてものは野暮の骨頂のドイツ野郎なのであります。

ただそんななかでも、OpelのAstraのCabrioは、ほら俺オープンだぜみたいなホルモン臭ポマード臭はいっさい出さず、食後の飼い犬みたいな詰まらなそうな顔つきで、でも しれっとカブリオレだったので、野暮のむこうに漂う「粋」があって、実はすごく良いと思っているのでした。

シトロエン所沢

car

所用で所沢入間バイパスを走っていたら、偶然シトロエン所沢の脇を通った。
シトロエン所沢さんは見るのはじめて。

夜中に通りすがりに見ただけだけど、とても活発そうだ。いまの売れ筋だとC4 Picasso に 新C5 tourer,で、それだけでなく、現状ラインアップからは残念ながら落ちてしまったC2, C3, C3 Plurielなどもきちんと展示されている。
のみならず、C5 tourerの隣には、とてもきれいな2CV Charlestonが展示してあって、これがなんとも明るく新旧で良い感じ。

C4未満は、利益率が低いのかいまのインポーターは輸入を見切ってしまったわけだが、またシトロエン・ジャポン時代はディーラーに対して前のラインアップからは手をひけとか旧車の持ち込みメンテ客はあまり相手にするなとか、以前の客をあまり相手にしてると卸を止めますよとか良くない話をいろいろ耳にしたが、いまは改善されていると信じたいし、また過去も現在も同じく、扱うブランドの魅力を見せているところ、良い感じのお店だ。がんばってください!

肉汁うどん 肉汁や (練馬)

food

家の近所、大泉学園駅のちかくに麺屋とらのこという出色のラーメン屋があって、しかしmhatta先生によるといまは店主が替わって、初代のとらのこ店主は練馬でつけ麺的うどん屋をやっているというじゃないですか。僕はうどんという食べ物には基本的にほとほと興味がないのだが、とらのこの人がやってるというなら捨て置くわけには行かない。そもそもmhatta先生の記事じたい、俺ら(って何だ)に対する挑戦状の体を成している。というわけで息子と一緒にいってみた。

肉汁うどん 肉汁や - うどん、饂飩(練馬) [食べログ]

場所は、じゃんずに向かう斜めった路を、目白通りから南に入ってわりとすぐの角。下新街というバス停が目安になるだろう。(「食べログ」にある地図情報はズレてて不正確なので注意)

テーブルには、にんにく、鰹粉、はいいが、カレー粉も置いてある。

僕の頼んだ「極肉もり(こってり)」。「こってり」とか「極」というほどすごくもファットでもないので、安心して頼んでいいと思う。つけ麺系の甘酸っぱさも楽しめる。
麺は断面が四角くて、コシがありまくり。かなりアルデンテというかしっかり。フニャリとしたウドンというよりは、まるで往年の英国はエアフィックスのプラモデルのランナーのようなコシの強さ。これならうどん嫌いの僕でも大納得。かなり満足。

こちらは息子がオーダーした「肉もり(あっさり)」。
僕が頼んだものと比べるとシンプルな醤油風味。だけど割と味がしっかりしている。というか塩辛い。むしろこっちのほうが塩分採り過ぎとかファットとかいうリスクが高いのではと思わされる。僕は断然「極肉もり(こってり)」のほうを推します。

帰りに畑に寄って帰宅。三本脚ダイコンが採れました。

国電乗客暴動 - 1973

diary

YouTubeから。

うっわー、なつかしい。

1973年は僕は小学校一年生で、6歳。
ちょうど、毎朝東京のラッシュアワーで都心に通学をはじめた年。自宅は毎朝6時50分に出ていた。

当時のラッシュは本気だった。電車のなかで居場所がわるいと本気で骨を折りそうだと三日目でわかった。人権だの個人情報保護だのエコだのクリーンだの、そんな寝ぼけたチキンな時代ではありません。でも知らないおじさんおばさんでもきちんと子供の僕を叱ってくれたよ。

電車もバスも、初乗り大人40円ぐらい。

この動画にあるような、順法闘争とかなんとかペンキで書かれた電車はいっぱい走ってました。
電車の空調は扇風機です。クーラー? ありえない。そのうち、国鉄103系は10両中3両だけクーラー付きとかも登場してきたけど、地下鉄はそのあともずーーっとクーラー無しだった。

超満員の電車の人間の圧力で、電車の窓がパリーンと割れるのは、まあ月に二回ぐらいは見かける出来事だった。なので、駅のホームの柱とか駅員室には、割れた窓に代わりにとりあえずはめこむための木の板が常備されていた。

ホームが身動きできないぐらい混んでいても、みんな普通に煙草はすっていたなあ。国鉄新宿駅とか、ホームから線路を見下ろすと、線路の砂利が割と吸い殻で覆い尽くされて茶色で、ホーム全体からは煙がたちのぼっていた。

地下鉄も国鉄も、視界にはかならず入る頻度で痰壷が常備してあった。車内で痰を吐くおっさんやじいさんは、まあときたまいたねえ。
成人映画の映画館は、みどりの窓口がある駅ぐらいであればだいたいあったし、駅にもポスターがあったりして、男の子としては、まだよくわからないが、どきどき。

学校から帰るのは、大都会東京をとおりぬけること。
いつもの電車、いろんな電車。しらないひとたち、知ってる道路、しらない道路。バス。車。街道。盛り場。
笑い・享楽・幸福・不幸。善・悪。色・デザイン、ゴミ汚れ不潔。不安と、どきどき。

ああ。昭和のころ、こどものころ、トウキョウ、なつかしい。大好き大好き大好き。
一生、花鳥風月の心境には至れそうにもない。

ギランバレー症候群

tech

OS Xマシンだけど、

ユーザインタフェースがあらゆる無反応になり、虹のボールがグルグルになりっぱなしの現象が今年になってから発生する。ついに会社のマシンでも起きるようになってしまった。

マウスポインタは動くけど、ウインドウフォーカスは反応しない/反応が1〜2分経ってからになる。あらゆるGUI要素が反応しない感じ。メモリはたっぷりある。swapのスラッシングとかももちろんない。topみても特に頑張ってる・ハングってるプロセスはない。

なんらかのshellが開いていれば、shell的操作はあらゆるできる。でも、何かGUIアプリケーションをopenするとか、それこそTerminal.appやiTerm.appをうっかりクリックとかしてしまうと、次にアクションが取れるまで数分待ち。

という症状が、10〜20分ほど続く。

/var/log/system.log をみると、以下のようなメッセージがぼこぼこある。(\n はママ)

Jun 5 12:08:54 hostname Program[12345]: [IMKInputSession activate] exception caught.\n IMKInputSession: <imkinputsession: 0x18770ba0=""> -- \n NSPortTimeoutException : connection timeout: did not receive reply</imkinputsession:>

発生させるパターンが結局つかめない。
野生の勘でSIMBLあたりが臭いかな… とおもい、一度SIMBLがらみをあらゆる外してみたのが同じく再現。ただ自分が「SIMBLがらみを痕跡も含めて一切消せた」ことに確証がもてないのでなんとも。

OS X 10.5.6から10.5.7にあげてもおなじ。

精神的にぐったりむかつくのと、こういうので電源ボタンリセットというのもイヤなのと、もしクラブとかライブとかで、客から金とってVJがらみやってるときにこれが発生したら腹を切って詫びないといけないので、相当困っている。ぐぐってもメルマガの見当外れなアーカイブぐらいしか出てこない。ゴルゴ13が悩んでいたギランバレー症候群というのはこれでしょうか。だれかたすけて。

シコルスキー XV-2

tech

クルマでも計算機でも音楽でも、独自でアレゲなアーキテクチャなものが好きだ。
当然、ヒコーキだと、試作機とか、枢軸国の敗戦前夜のヤケクソ設計とか改造とか増設されたものがいい。時間が足りず涙を飲んで実戦参加に間に合わなかった!という結末になっているとさらにいい。
(やばい、いま気づいたが潜在的なデスマーチ指向があるのかも)

わたしは高校の一時期、それなりに気合いの入った飛行機モデラーで、そういう困ったインジェクション・キットとかバキュームフォーム (ポンセンベイ) とかレジン・キットが部屋の押し入れに英独語の資料と一緒にかなり積み上がっていたのだが、いまでもたまにそういう写真をみると、うずく。

偶然別件で探し物をしていたら、実に困ったものをみつけた。このヒコーキは知らなかった。Sikorsky XV-2 (XH-36)

もう見れば説明の必要はない。尾翼いっさいなしで、一本ローターを背負ったデルタ翼のVTOL機。ヘリコプターのように垂直離着陸し、高度と速度が乗ったら仕込み刀を背中にしまい、すいーっとマッハまで! という代物だこれは。だいたい、翼片方だけの一本ローターなんて見たことないよ。

さすがにこれは実機建造にいたらず、設計しているうちに朝鮮戦争がはじまり、シコルスキーもヘリコプター作るのに忙しいうちに話が流れてしまったようだが、まあこんな機体の1/72のレジンキットがあるのさ、というだけの話とおもったら、こいつを執念でビルドした凄いモデラーがロシアにいて。

このレジンキット、素でつくれば「Big-1フーセンガム」レベルのシロモノなのだが、Aleksandr Nevzorovというひとの執念の作り込みをみてほしい。これはすごい。ついに実機は造られなかったので、ディティールはあらゆる妄想だが、説得力に満ちあふれている。実にすばらしい。
さらに撮影もすばらしく、ぼけっと見ていると、説明文はロシア語で読めないし、色味の調整やボケぐあいも巧みで、実際の写真だと思ってしまう。
とくにこの脚を出したままのフライバイ試験っぽい写真とか、さらに泣かせるのがローターでの垂直離陸の夜間の軌跡写真っぽいやつ。下のキャプションとか、NASAのロゴとか、入魂の職人すぎる。Dryden Flight Reserch Center ですよ?どんだけ飛行機マニアのツボを押さえてるんだと。しかもロシア人なのに。ロシア人ならツシノ飛行場でのE266のタキシング風景でもつくっとけと。
このすばらしい写真、どうにも記憶の琴線にひっかかるので、探してみたところ、元ネタの写真ありました。というかTinEye Reverse Image Searchすごいじゃん。俺もすごいけど。

この手のマイナー系VTOL試作機は西ドイツにもけっこうあって、EWR VJ 101とかVFW VAK 191Bもかなりいい感じ。
と思ったら、F-104のVTOL案というのがあったんですね。
これは、もう、写真みて呆れてください。これは、ないw

ステアリングカバー交換

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C5のステアリングカバーがヨレてきたので取り外して捨てた。

ぼくのC5は初期の2.0なので、ステアリングがプラスチックのまま。これがどうにも安物で、我慢ならない。
その前に乗っていたXantiaも同じくプラだったけど、太さも握りも申し分なく、都内をコマネズミのように走り回るのも、一日1,000kmレベルの巡航も、快適・信頼だった。
そこいくと、初代C5のステアリングはほんと安物。時給+残業代でももらってないかぎり、数kmで運転がいやになっちゃう。
あと、輪の裏側(向こう側)に、おそらくプラ成形の小さな湯口が2ケあって、微妙にポツっと指に感じる。これが、まるで誰かがなすりつけたまま固まったハナクソのような感触で、実に不快だ。
こういうのって、気にしなきゃいいのかもしれないが、計算機のキーボードとかマウスとかエディタの設定みたいなもので、気になるひとには生命にかかわるレベルの話だ。

なので、買って割とすぐ、安い黒いカバーを買ってつけていた。ただこれはどっちかというと白とかピンク色のほうがメインのラインナップの、いやむしろ金華山カバーとか虎皮Ayu仕様のほうにフォーカスしているようなヤンキーむけ商品で、いすゞエルフ用 水中花入りシフトノブなどの親戚にあたるものだ。

これがかれこれ7万km走ってダメになってきたので、いろいろ物色。イタリアの某メーカーが、まさにC5用の本革手縫いカバーを出しているのを発見したのだが、値段が1〜2万とか、納期が半年とか、あげくのはてに、そのメーカーのラインナップをぐぐって調べていたら、おいおい、御社のWebサイトってテンプレとか古いバージョンの退避とか、あげくのはてに mysqldump の結果とかベタベタに見えまくってんじゃん。
いやーラテン気質はこれだから憎めないなあとも思ったが、さすがにネットでオーダーする元気はゼロに。つかこんなものを半年も待ってられないのでやめ。

結局お台場のオートバックスで汎用の本革手縫いキットを購入。
さっそく取り付けはじめたが、縫い糸の管理をミスって(洋服屋の倅にあるまじき過ち)、時間もなくなり、仮止め状態で情けなく帰宅。

日をあらため、糸を補給し、縫い付け完了。なんか野趣あふれる仕上がりになってしまったが、感触はわるくない。これでやっとクルマになってきた。

ちなみにいままで良かったステアリングは、大学生のころの最初の愛車, Renault 5 TS のもので、革巻きなのは左右の握りのところだけだったけど、GTの文法どおり左右の親指置きのくぼみがきちんとあって。

あとはR32 (スカイラインのほう) のもよかったなあ。

ついでに気に入らないのは、これはもうどうしようもないのだけれど、ホーン(クラクション)ボタンがステアリングパッドなこと。
むかしのラテン系のクルマは「ウインカーのさきっぽがホーンボタン」というのが文法で、サンクもそうだったし、フィアット・ウーノとかちっこい系、そしてひとつ前に乗っていたXantiaもそうだった。
これはもう、慣れるとほかにいったい何があるんですかという使いやすさで、ハンドルの中心とかバーについているホーンボタンなんか、もうアホですかというもの。
しかし世間の標準化(つまらない化)によって、同じサンクでも今の C5 (セ・サンク) は、フツーのステアリングパッドのホーンボタンに設計退化するという愚行を演じてしまった。

計算機の世界だと、親指シフトじゃないと死んでしまうとか、Kinesysキーボードじゃないと精神の平衡が保てない、Dvorak配列じゃないと痔になってしまうというような向きでもキーボード交換とかソフトウェアで配列変更とかヒューマン・インタフェースをカスタマイズして生きのびる工夫ができるのだが、クルマの重要保安部品の設計にからんでしまうと厳しいところだ。やんぬるかな。