ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ

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独自のアイディアで光る、しかし地域の小さなハンバーガーショップ店舗群に過ぎなかったマクドナルドを現在の形まで大きくした人の映画。いわゆるイチ・ヒャク、グロースってやつですね。

優れたお店を作り、しかし身の丈以上にはしたくない創業者のマクドナルド兄弟と、さらにそれをグロースさせたいレイ・クロックの野心、どっちもわかる、わかるぞ……

この映画の主人公は後者で、前者はどっちかというと店のアイディアとブランドを奪い取られた被害者として描かれていて、まぁ実際そこそこそうでもあるし、みんなが後者に感情移入できるかっていうと限界もありましょう。

かといって、主人公はあくまでも努力したビジネスマンに過ぎないので、ラスベガスを立ち上げたベンジャミン・シーゲルを描いた映画「バグジー」のようなギラギラしたピカレスク・ロマンにもなれない。

映画や役者そのものは悪くないのだが、誰もが知る実在企業がモデルなので、筋をいじりすぎるわけにもいかないだろうし、スティーブ・ジョブズほどとんがった人物でもないから、実話をもとにした悪くないヒューマン・ストーリーとして程よく仕上がりました。以上には仕上げられないよねこれ。

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(字幕版)

ファウンダー ハンバーガー帝国のヒミツ(字幕版)

  • 発売日: 2018/01/24
  • メディア: Prime Video
 

シトロエンC4

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所要で借りていた車が、ハンドルを操作するとどっちに行くのか、ブレーキを踏むとどこで止まるのか、安物トヨタ(ダイハツ)の典型であまりの論外だったので、

近場でシトロエンC4を借りてきた。

5AT.

エアコンの操作ボタンが、可愛くてわかりやすくて操作しやすい。

パワーウインドウのスイッチは、この20年間ぐらい、PSAどのクルマも完全におんなじすぎる。ドアミラーもC5 (第2世代X7) と同じもの。

陽光さんさんすぎる屋根。

ウインカーの音は4種類から選べます。

ふつう、不安、木魚、パーカッション。

乗ってみて感じるのは、ブレーキの効き。一昔前までのシトロエンやフランス車に多かった、いわゆるカックンブレーキです。直前まで「人命ってなんだっけ?」というぐらいのフカフカに寝ぼけた悪しきトヨタ車のブレーキを踏んでいたので、乗り換えてすぐ、ブレーキ踏んで、頭でウインドシールドを割りそうになった。

もちろんすぐに慣れて感覚を取り戻した。弱くも強くも足裏の感覚で、きちんと「運転」できる。すばらしい。

ほか、ハンドリングのオンザレール感、適切な加速、割と腰のしっかりしたサスペンションなど、実にいい車でした。

ただ、実に普通にいい車なのです。これはたぶん、VWゴルフなどに求めるものじゃないのかな、わざわざシトロエンでこれを買って、ちょっと変わっているのはウインカーの音切り替えぐらい、というのは商品の位置づけとして難しそう… と思いました。ただこれは日本でだからそう思うのかもしれません。シトロエンの販売の大きなマーケットである東欧や中国では、ちょっと安めの大量生産メーカーとして、まっとうに良い普通の車を出すことが大正解かもしれません。

日本だと、同じC4ベースでも、広くて実に楽しいC4ピカソ〜C4グランツアラーとか、

自由でのびのび、加速は遅い、C4カクタスが実に楽しそう。

U-571

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リアルさと作劇のバランスがなかなか悪くない。

潜水艦ものでK-19をベスト、Das Bootを孤高、レッドオクトーバーを追えを論外のオモチャとするなら、かなりいい佳作。 

U-571 (字幕版)

U-571 (字幕版)

  • メディア: Prime Video
 

13デイズ

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3回目ぐらいに観た。脚色はそこそこ入ってるらしいけど、キューバ危機を描いた政治サスペンス。ヒューマンドラマ。

ケビン・コスナーよい。

キューバに低空偵察におもむくRF-8クルーセイダーの一連のシーンもとてもよい。 

13デイズ(字幕版)

13デイズ(字幕版)

  • 発売日: 2017/12/15
  • メディア: Prime Video
 

ファースト・マン

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結構とことんヒューマンドラマ。むしろニール・アームストロングのイッヒ・ロマン。

ニール・アームストロング役のライアン・ゴズリングも良いが、奥さん役のクレア・フォイがひときわ巧い。

チャゼル監督は他に「セッション」しか観てないけど、ヒューマンドラマ巧いなぁ。冒頭のX-15のシーンは音もカメラもX-15自体の造りもイマイチかな? と危ぶんだが、その後ぐらいからぐっと良くなってくる。カメラワークも大道具も効果音も自然でリアルで素晴らしい。

ファースト・マン (字幕版)

ファースト・マン (字幕版)

  • 発売日: 2019/06/19
  • メディア: Prime Video
 

Peugeot 508

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Peugeot 508試乗してみた。かなりイイ。

ボディはフランス共和国の特産物5ドアハッチバック。のはずが、いまやシトロエンもルノーもやめちゃって、気づいたらフォルクスワーゲン・アルテオンやアウディA5などドイツ勢のほうがこの形状で出すようになってしまったが、満を持してプジョーが出してきた。
かつ結構パーソナルクーペ風味になっていて、ひとことで「カッコイイ」。

眼尻から大胆にデイライトを垂らすのは、トヨタ・シエンタからダイハツ・コペン、レクサスLCなどに敷衍されてきたトヨタ勢のデザイン言語だが、高速のファストレーンでもありがたい。

テールもむしろ最近のアメ車ぽさもあり、顔も尻もなかなかケレン味があっていい。テールランプのモチーフはライオンの牙とかいうより、50年前の504クーペへのオマージュだ。

何よりも、鼻先の、ボンネットフードの直前に508と入っているのが、いにしえの404や504を思い出させてとてもイイ。

使い勝手もとてもいい。
車体の下に足先を差し込むと開くテールゲートは、近年のBMWによくある、スーパーの駐車場でうらやましいやつ。
後部座席は頭上の余裕がミニマムだが、クーペ風味ならこうなるよね。
そして話題の小径ステアリングは、思いのほかコンソールもちゃんと見えるし、すぐに慣れ、取り回しも、片手くるくるも特に問題ない。両手がふさがってるとき太ももでくいくい、はしづらそうだが、そこはもう時代は自動運転へ。独特の7連ボタンも、あれこれ言われているほど操作しづらくもなく、所有すればすぐ慣れるだろう。

ハンドリングと乗り心地は、ドライブモードをコンフォートにすれば、ゆったりなめらか。郊外や高速を100kmぐらい走ってみないとわからないけど、市街地での試乗では申し分ない。

とはいえ、自分のC5に戻ってみると、やっぱりハイドロの味は唯一無二。プジョーもトヨタもメルセデスも所詮ジドウシャ。シトロエンのハイドロはハイドロという別種の乗り物。
でももうどこでも作ってくれてないからなぁ…

ジョーカー

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相当にすごく良かった。とりあえず好きな映画ベスト15〜20ぐらいに入った。

異常心理犯罪者が生まれるまで。の話であって、舞台はバットマン誕生前夜のゴッサムシティだが、バットマンに関する情報はそれほど必須ではない。逆に、いないとは思うけど、バットマンが丁々発止で活躍する映画だと勘違いして観てしまった人は1ミリも報われない。

なんといっても主演のホアキン・フェニックスが、ただただ素晴らしい。哀しい狂気を見事に演じきっていて一切ブレがない。あと煙草を喫う仕草と音がじつに美味そう。

映像も素晴らしい。物語は1970〜80年代ぐらいのアメリカ(つまりゴッサムシティ。シカゴっぽい感じ)であり、風景や小道具大遠具も一切ぬかりがない。(一瞬E30のBMW 3が出てきたのが残念)
そして色彩設計やタイトルフォントあたりも実にその次代の淡く洒落た雰囲気そのもの。たとえばブリットやタクシー・ドライバーを彷彿とさせるような。そういえばデ・ニーロも出ています。なんとなしにフィルムっぽい、銀塩っぽいグレイン感もある。ノーランみたいにフィルムで撮っちゃいないと思うけど。しかしその色味は終盤に向けて徐々に現代風に少しずつ彩度があがり、ラストシーンでまた戻る。

音楽も実にいい。重く切ないオーケストラのレンダリングに加え、時代感のあるナンバーが絶妙に使われている。ある核心人物を殺害したあとパトカーで去るジョーカーにCreamのWhite Roomがかぶるところなど、これ以上ないほどキマっている。このシーンの造りやジョーカーの表情は、ダークナイトのヒース・レジャーへのオマージュかな?

重いストーリーだしスッキリする映画でもないが、メジャーなロードショーに流れる作品だけあって、一本の娯楽作品としてのまとまり感も締まっている。ミヒャエル・ハネケやラース・フォン・トリアー作品のように、ううううんと喉に引っかかる余韻を味わう作りではない。

この映画は映画館で鑑賞したほうがいい。音楽も素晴らしいし、色彩とフィルムっぽさ、音楽と音響は映画館でこそ楽しめる。あと、映画館で鑑賞する観客に向けた、ある仕込みが入ってるんじゃないかと思っています。

メッセージ

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画がとっても綺麗。

主役のエイミー・アダムス素晴らしい。Catch me if you canの女の子の役者さんだったんだね。

単純明快スッキリな作りではないが、世界観に合っていた。 

メッセージ (字幕版)

メッセージ (字幕版)

  • 発売日: 2017/07/21
  • メディア: Prime Video
 

アド・アストラ

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ブラピは良くて、ホイテ・ヴァン・ホイテマが撮ったシーンが美しい。ほかは脚本が散らかってて残念。

ブラッド・ピットはすっかりオッサンになったが、おっさんの苦悩みたいなものを頑張って演っている。トミー・リー・ジョーンズもドナルド・サザーランドも良いのだが、出番がそれほどでもない。
画がとても綺麗なシーンが多い。特撮小物もこだわっている。エンドロールをみたら、撮影がホイテ・ヴァン・ホイテマで、つまりインターステラー以降、ダンケルクでもクリストファー・ノーランの撮影監督をやっている人だ。確かにあの画の感触と満足感だ。納得。

後は、テーマがチャチで、それならそれで徹してくれればいいのだけど、月面の盗賊団だの宇宙の猿だの余計なものも出てきて、伏線として回収されるわけでもなく、つまり脚本がダメすぎる。特撮やCGも、銭湯のペンキ画みたいなチャチなシーンも気になる。つまりこれらはホイテマが担当しなかった部分?

映画ずきとしては、トミー・リー・ジョーンズに加えドナルド・サザーランドまで出てくるとは、これはもうスペース・カウボーイ2じゃないか、つまりあのトミー・リー・ジョーンズは月に飛んでいっちゃっただけじゃなくて海王星まで行っちゃって宇宙人ジョーンズを探していたんだなとか、リブ・タイラーはやっぱり宇宙に行った男を待つ女なんだなとか、そんなところ。

『アド・アストラ』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

『アド・アストラ』映画前売券(一般券)(ムビチケEメール送付タイプ)

  • 出版社/メーカー: ムビチケ
  • メディア: Video Game
 

スペース・カウボーイ

MAGMA来日

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渋谷WWW

今日のMAGMAはドラムセットなしのアコースティック。Christian Vanderがまずひとりで出てきてピアノ弾きだすだけで幸せ。あのでかいじじいの千手観音の核爆発みたいなドラミングは今夜はないが、気持ち良さそうな詠唱きいて笑顔みてて幸せ。

そしてStellaさん登場。いくつになってもなんて綺麗な人なんだろう。笑顔もとても素敵。幸せ。

そして曲ごとに徐々にメンバーでできて、クリスチャンのピアノとヴォーカル3人構成にまでふくらんだところで、Zessが、きた。
ああああ。幸せ。

そして7名構成で、K.A. I〜IIがきちゃう。いびしびりどり。
アコースティックなんで、Christianは奥でミネラルウォーター片手に楽しそうにタンバリン。WWWキャパ限界の300名以上?が半時間ずっと変拍子でからだがひとつになる。幸せ。

さらにそっからMDKですよ。もうこんどは1時間レベルで全員ひとつ。コマンドー!
この300人とは、天が割れ地が裂けようと魂があってる。
メンバー全員もなんだかんだ笑顔。とってもたいへん幸せ。
MAGMAのライブでしか会わない友人もいてたのしい。