会社のパーティー
会社のパーティー。








ときどきamazonで値下げして出ているやつ。気になってたので買ってみた。

自宅の居間に、Lightningとmini USBをぶらさげて設置しておくと、いたいなんでもここに繋いでおけば充電できるという場所を、生活で毎朝通過する拠点に設けられて、なかなか便利。
とにかくフレームワークてんこ盛りの本。
Kindleなら「戦略決定フレームワーク45」は742円、「問題解決フレームワーク44」は599円と安いので、手元(クラウドに、だけどね)に置いておいて損はない。
それぞれ戦略と問題解決(戦術)に視野を置きかえた、編曲やリミックスだけが違う2枚のアルバムのようなものだから、重複もある。「問題解決…」のほうだけでもいいかも。
内容はお馴染み、マッキンゼーの7S, SWOT, PEST, PMマトリクス, なつかしのAIDMA, あるいは固定費vs変動費, などなど、フレームワークという「お仕事の整理の決め事」のお徳用詰め合わせです。ぜひ新卒のみなさんに。
といいつつ、ECRSというフレームワークは初耳で勉強になった。
「しょうもないルーチンワークや、かったるい業務、これなんとかならんの?」
(しかも、往々にしてこの手のものは、くそまじめな人たちが「決まっていることなんだから」と、大事に日々がんばって遂行してくれていたりするから始末が悪い)
みたいな課題をやっつけるときに使える。
例えば「マンションの各棟で回覧板を回す」みたいな典型的なしょうもない課題に対して、以下のように改善ツッコミができる。
重要なのが、優先順位は必ずE, C, R, Sの順である。ということだ。S (Simplify, 簡素化) は最後。これは本当にそうで、「そもそも、やんないでよくね?」ということが世の中には満ち溢れているのだが、そこを忘れて、ついうっかり「この工夫で改善できる!」とSの部分ばかり着目して、上の回覧板の例えでいうと、夜中にしこしこwordpressとか設定して「これで楽で便利になる!」とか喜んでいたりする。こんなのはダメだ。下手すると仕事の負債が却って増えてしまう。
というわけで、ドキドキワクワクの一冊(二冊)というほどでもないが、一種のチートシート的に、あっても損はない感じでした。
今朝まだ寝床にいるうちに、facebookのtimelineで見かけて、さくっと買ってさくっと読んじゃいましたとも、ええ!
途中までワークブック形式になっている。面倒がらずに手を動かすとよいだろう。
後半は、良き思考のための道筋の付け方のガイドになっているのだが、つい先日「エッセンシャル思考」を読んだばかり (正確には、ワークブック形式の途中で投げ出してしまって、積ん読になっていた) なので、「エッセンシャル思考」のほうに圧倒的にキレの良さを感じてしまった。
というわけで、前半のワークは悪くなくて、でもって「エッセンシャル思考」もぜひ一読されたし。
ギリシャのMarsheauxという、シンセポップの女性デュオのアルバム。
Depeche ModeのA Broken Frameをまるまるカバーした1枚です。
同好の士にはかなりおすすめ。
いま見たらリミックス盤も出てるんだなぁ。
元になったA Broken Frameは、Depeche Modeの2枚めのアルバム。
1枚めの曲のほとんどを書いていたVince Clarkeが「人前に出るのあんま好きじゃないしー」と脱退してしまい、それ以降のデペの音世界をほぼ一人で構築していくことになるMartin L. Goreが新たなソングライターとしてがんばって、一人減った3人で作ったアルバムです。
1枚めのバブルガムな脳天気さも少しは継承しつつ、基本的に青春のイタさ切なさ満点の1枚です。「青春」というワーディングだけでもう充分いたくてせつないんですが、バジルトン (ロンドンを東京に例えると、バジルトンは前橋あたりの感じですかね?) から出てきた、まだ二十歳そこそこぐらいの、エレポップシーンに登場したもののまだ垢抜けない、童貞かそうじゃないかぎりぎり微妙なぐらいの時節。音も、純粋エレポップからオルタナティブな世界に脱皮する直前で、これがまたいいです。エレポップ業界的には歴史に残る名盤だと思います。マーティンは黒歴史的に大っ嫌いらしいんですが。
と、そんな名アルバムを、レスペクト満点でまるごとカバーしてます。音は、しっかりした音圧などもありつつ、80年代の電気な仕上げへの眼差したっぷりです。
See Youだけ、ちょっとオモチャっぽくなっちゃったな… と思いますが、あのアイドル歌謡とタンジェリン・ドリームが合体したようなユニークな編曲は、いじったらもう壊れるしかないってジレンマでしょうか。
m1 Leave in Silence
m2 My Secret Garden
m3 Monument
m4 Nothing to Fear
m5 See You
m6 Satellite
m7 The Meaning of Love
m8 A Photograph of You
m9 Shouldn't Have Done That
m10 The Sun and the Rainfall
僕がMarsheauxを初めて聴いたのは6年前で、New OrderのRegretのゆるいカバーをしてる女の子たちがいるよ! という情報からです。
この人たちの選曲センスはまさに俺殺しで、Orchestral Manoeuvres in the Dark (OMD) の、いぶし銀の名曲She's Leavingのカバーとかも感涙ものです。音もPVも素晴らしいのですが、イントロが女の子のオナニーシーンから始まるので、適宜うまいこと聴いてください。女の子が過去を振り切って住みを出ていくストーリーと詩情のエッセンスとしては文学的で素敵なんですが、のっけからやらなくてもなぁ。まあ、うん。
ギリシャは、A Greek Tribute to Depeche Modeというデペのカバー・コンピレを出してしまう国でもあるようなので、EUももっと財政的に援助してやったらいいんじゃないかと思います。
以前「人力検索はてな」に回答したやつ。
とにかく
ことがむちゃくちゃ重要だと私は思っています。
feedly (iOS, Android, PC) を使っています。
その前はGoogle Reader (iOS, PC), その前はLivedoor Readerを使っていました。
登録してあるfeed数は、OPMLで書き出して数えたら520個でした。
実際に一日にfeed配信されてくるのは500記事程度でしょうか。
feedlyを見るのは、会社に向かう電車の中です。
feedlyのiOSまたはAndroidアプリでさくさく消化していきます。
あるいは、会社で気分転換にPCブラウザでfeedly消化することもあります。ポモドーロの休憩時間とかね。
1行ずつ並んだ見出しを目でなめていくだけなので、毎秒5記事は見ていると思います。
本文まで見るのは、10記事に1つ程度です。
そこで実際に記事を読みはじめることは、ニュース性の高いものをのぞいて、あまりありません。feedを見ていく行為は「取捨選択作業」なので、そこに「熟読吟味作業」を混ぜてしまっては、頭の効率が悪いです。
本文の先頭を数行程度見れば、読むべき記事かどうかは分かります。読むべきものだと思ったら、スターを付けるなり、Pocketに保存するなりして、どんどん次に行きます。世の中の9割はどうでもいいことです。
実際に読むのは、「読む」ということに時間とマインドセットを取れるタイミングです。それは昼食時かもしれませんし、トイレかもしれませんし、電車の中、風呂、寝床、仕事の合間かもしれません。
ネタっぽいものは一服しているときに読みますし、音楽や動画にからんだものは、帰宅してから、あるいは週末に、MacBookなりChromecastなりでゆっくり観ます。
重要なのは、feedlyへのフィード登録のジャンル分けです。
細かい分類に凝る必要はありません。そんなもんすぐに破綻します。
見ていくときの「マインドセットの違い」で分けてください。
私の場合、ニュース系、技術系、マーケティング系、あとは趣味のアート系、音楽系、ネタ系といった感じに分けています。
出社前はニュース系からナメていけばいいですし、逆に忙しい時期にネタ系の未読がたまったら、一切読まずに数百個いきなり既読で捨てたっていいわけです。
まとめると以下の3つなんだな、と、振り返ってあらためて気づきました。
あと、フィードに広告が混じってきたら、すぐにYahoo Pipesをかませて、PR系エントリを排除するようにしています。
意識の向上に向けた本。
この手のジャンルの本は「ああ、はいはい……」という印象を持ってしまいがち
(こういう、反射的に発生する、ときにネガティブな内心の言葉が、まさにこの本でいう「セルフトークA」)
なのですが、この本はとても論理的な内容。かなり良かった。結構おすすめ。
いろいろ手元にメモしたものを抜粋。
いわゆる「天使と悪魔」的な感じ?
doubtの語源はdouble heart
心が2つある状態の時(セルフトークA, Bが競っているとき) 人は疑う
セルフトークAを減らすには?
たとえば講演の前には、セルフトークBを使い、開演5分前までシミュレーション。5分前になったらシミュレーションは止めて、セルフトークを減らすことに注力。Fear into power (恐れを力に)
セルフトークがなくなると、ゾーンやフロー状態に入れる。
ポイントは、時間の縛りをなくし、プロセス自体を楽しみ目的とすること。
インナーゲーム: コーチングの始祖 W.ティモシー・ガルウェイが提唱した概念。
実際にテニスとか勝負してるアウターゲームに対し、心の中で起きている勝負。
セルフ1
インナーゲームにおいて、すなわち心の中で、自分(セルフ2)に対して悪態をついているのがセルフ1である。セルフ1は、常にセルフ2の能力を信頼しておらず、命令を下す。そして結果に対して裁判をし、「判決」を下してセルフ2を非難をする。このようなセルフ1の働きは、セルフ2の働きを著しく妨害している。しかしセルフ1自体は何も実行することがない。セルフ1による妨害に気づいて、これを自ら非難したり、自ら阻止しようとしても、それもまた自らに対する非難であり、セルフ1に他ならないため、かえってセルフ1の勢力を増長させることになるため、きわめて厄介である。セルフ2
インナーゲームにおいて、すなわち心の中で、セルフ1によって非難されている側がセルフ2である。セルフ2は無意識的あるいは潜在的な身体能力をすべて含んでおり、実際の運動機能を司っているとされる。セルフ1はつねに言語によってセルフ2に命令を下すが、実際にセルフ2が果たしている機能は常にもっと複雑であり、セルフ2はセルフ1による言語命令をうまく理解できないため、常にこの命令は不本意な結果に終わりがちである。その結果に対して、セルフ1はセルフ2をさらに非難し、次なるより厳しい命令を下す、という悪循環に陥る。
この本は出版予定となったときから予約していて、ずっと手元にあったのだが、うっかり後回しにしていた。
思っていたのとかなり違う読後感。
中身の詰まった小説を読みきったあとのような読後感。
そう。いわゆるビジネス本とかスタートアップ本ではなくて、私小説です。
雰囲気としては、Linus Torvaldsの「それがぼくには楽しかったから」(Just for Fun) に似ている。あの本はひとりの大学生がLinuxを創り出すまでの悩みや喜び、あるいは恋愛や初体験まで書いてあるが、それと同じぐらい、この本も文字で自分に向き合っている。しかも、ときに痛く切ない。青春というと安っぽいラベリングでごめんだけど、まごうことなき私小説でした。
著者、かつmanaveeを創出した花房さんは、僕らが定期的にやっている、学生向けセキュリティCTFイベントScrap Challengeに、2013年1月に参加してくれている。そのときも、懇親会の途中ですみませんサーバの様子がとPCを開いてメンテナンス作業をしていたのを(後になって)思い出す。
しばらく時がながれて、coconala未来会議「教育ビジネスの未来」というイベントを会社で開催し、会場提供など遂行をやっていたとき、「森本さん?」と声をかけられた。それが、NPOのかたちをとって、manavee代表としてパネルディスカッションに出演してくれていた花房さんだった。
最初「えっ?」とびっくりし、一瞬の間をおいて、Scrap Challengeで合間を縫ってサーバメンテしていた、あの学生さんとの認識がつながった(ごめんなさい)。
manaveeはいまも動き続けている。
サイトとしても、団体としても。「生徒の卒業文集コーナー」なんてものもできていた。
manaveeがいつか何かをdisruptするのか。
それはわからないけれど、これからも楽しみだ。月並みなワーディングでごめんだけど、がんばってください。
磯崎哲也さんの、ある意味定番本。
特に面白いな、と思ったのはベスティング (vesting) のところ。一般には退職や転職に伴う、確定拠出年金の権利・資産の持ち出しのことを言うらしいが、ここではストックオプションの権利行使のことを指している。
ストックオプションは、権利付与して2年は行使不可能な条件をつけ、せっかくSOをあげた人がほいほい転職流出していってしまうのを防ぐというのがよくあるパターン。前職でもそんなでした。あるあるですし、論理はわかります。
ですが、そこに加えて。引用。
一方で、ベンチャー企業は経営が不安定な未上場の時よりも、上場する前後からいい人材が多く入ってくることもよくあります。
人材を絶対的に「良い」「悪い」に分けることなどできませんが、創業の激動期にゲリラ的な活動をするのは得意だが、上場企業でややこしい規定や規則に縛られながら大組織をまとめあげていく場合にはあまり力を発揮できない、という人はよくいます。
(もちろん、「ポストが人を作る」ということもあるので、やってみたら上場企業でも活躍できた、という人もたくさんいます。) そういう人は、無理に上場企業に縛りつけておくのではなく、今までの功績に経済的に報いたうえでポストを退いてもらうほうが会社のためになるかもしれません。つまり、企業が成長するのに合わせた人材の「新陳代謝」です。
古くからいる従業員だというだけで、上場企業の業務に向かない人が重要なポストに居座っていたのでは、会社の成長は望めません。
なので、べスティング、つまりSO行使縛りのキメは、株主総会決議が必要な要項では行わず、会社と従業員との個々の契約で定めておいたほうがよい、という話。
すごいわかるし、なるほどなー。です。
などなど、とてもすべてが頭に入るようなものではありませんし、いまやobsoleteになっている部分もあるとは思いますが、一読しておいて損はない一冊と思います。