パプリカ

movie

筒井康隆をリアルに追っていたのは虚構船団あたりまでだったので、なんの先入観もなく見たのだが、なかなか良かった。けっこう好き。2回みた。おそらく原作はもっと縦横無尽なんだろうけど、この映画のほうは映画らしくまとめた気がする。

音楽もよかった。タイトル曲はポップなときのジャン・ミッシェル・ジャールみたい。平沢進。なんかこの二週間ぐらい平沢進ばっかですよ偶然かもしれないが。

P.S.
主題歌の「白虎野の娘」(びゃっこやのむすめ)は、mp3無料配信されてます。もちろんDRMも何もなし。「惜しげもなく「放出すべし」と言い放つ作者・平沢進の意志を受け、ここに無料配信が実現しました!!」だそうです。平沢師匠見えてるなあ。太っ腹、かっこいい!

スカイラインGT-R発祥の地

diary

ダイヤモンドシティ(現イオンなんとか)はもともと日産自動車の村山工場があったところで、レーシングカーのテストコースすらあった敷地だから、小振りな空港ぐらいならつくれそうなほど、おっそろしく広い。

四十数年前、カー・グラフィック創刊号で小林彰太郎が自らメルセデス・ベンツ300SLをテストしたのもここですね。当時はまだ谷田部すらなかった。

そんな経緯で、脇には「プリンスの丘公園」(村山の日産の前身はプリンス自動車(その前は中島飛行機))というのがあり、「スカイラインGT-R発祥の地」という碑もあるので、こどもたちの息抜きついでにちょっと寄ってみる。

ちなみに荻窪工場の跡地には「ペンシルロケット記念碑」とかもあるよ。

しかし現物をみてみると、なんというか、

パースが変すぎるよこれ! 誰これ描いたの! 池沢さとし?

天国と地獄

food

立川のダイヤモンドシティのほうへ。いまはイオンなんとかに名前が変わってしまった。ダイヤモンドシティのちょっと手前に、文明堂の工場があり、カステラの直販もしているというので寄る。

ここも割と時間ぎりぎりで、工場受付の直販コーナーはあと数個、という状態であった。切り出したカステラを試食もできる。ああカステラだ。

文明堂直営のケーキ屋さんも同じ敷地にある。ふつうのケーキもあるが、切り出しの端をあつめたカステラなどもあって面白い。喫茶店も中にある。

デイリーポータルZ:おいしい工場直売所めぐりbacknumber.dailyportalz.jp いまみたら、この文明堂の工場、もちろんこのへんの市外局番ではあるが、ちゃんと電話番号は2番であった。文明堂の電話番号に2番を割り当てられないようになったら、日本もオワリ、であろう。

すぐとなりに天乃屋というせんべいの工場があり、ここも直販していて、文明堂と同じく、割れせんべいなどを格安で販売している。試食もしまくれる。
お茶やコーヒーも無料でいただけるので、いかない手はないだろう。

実にいろんな味のせんべいやおかきを楽しめる。やっぱり歌舞伎揚げかな、いやこのトマトバジル揚げもわるくない、その後はざらめかな、しかしあえてその前にコレを味わってからそっちにいくとどうだ、という味の探求をおこなっていると、永遠に脱出できないのであぶない。

control

movie

きょう2008/3/15封切り。当然公開初日にいってきました。渋谷のシネマライズ。
http://control-movie.jp/

Joy DivisionのIan Curtisの映画。原作は奥さんDeborah CurtisのTouching from a Distance. ふたりが知り合ってから、イアンの自殺、あのBlue Mondayにいたるまでの日々を描く。

原作はせつなくも鬱々とした内容で、JDファン以外には薦めがたい感じだったが、この映画はさらに脚本としてよく整理され、これなら何の予備知識のないひとでも、若者の愛と屈折と死のせつない物語として鑑賞できる。 

タッチング・フロム・ア・ディスタンス-イアン・カーティスとジョイ・ディヴィジョン / デボラ・カーティス

画は実にアントン・コービンらしく、粒が荒めの白黒映画だが、アートというだけでなく、美しくもきちんと説得力ある画とストーリーに仕上げられていて、両方を追えて成功できるひとなんだなと感心。町並みの風景や走る車、トニー・ウイルソンが乗っていたプジョー504ブレーク、各メンバーが使っていた楽器など、うるさい目で見てみても、時代考証も非常にばっちりだ。

別に「Joy DivisionとFactoryのそっくりさん大会」を見にいったわけではないですが、役者たちがみな実にモデルとなった人物たちの雰囲気を出していて、説明なしで、誰が誰を演じているのかぴったりわかる。難点をいえば、演奏や歌が下手すると本人たちよりも上手いかも、というところだろうか ^^;

タッチング・フロム・ア・ディスタンス―イアン・カーティスとジョイ・ディヴィジョン

タッチング・フロム・ア・ディスタンス―イアン・カーティスとジョイ・ディヴィジョン

  • 作者:デボラ カーティス
  • 出版社/メーカー: 蒼氷社
  • 発売日: 2006/09/01
  • メディア: 単行本
 

実になかなかよかった。これはJDとか知らない人でもおすすめです。映画っぽい映画をみたいかたには、ぜひ。

映画みおわってircやtwitterを見ていたら、ちょうど同じタイミングで、同じ渋谷でDebian勉強会とかやっていたのですね。
いま気づいたが、どっちもDeborah + Ianの物語ではあるな。
というかdebianでもdebian/control超重要ですね。 

コントロール デラックス版 [DVD]

コントロール デラックス版 [DVD]

  • 出版社/メーカー: ジェネオン エンタテインメント
  • 発売日: 2008/09/10
  • メディア: DVD
 

ゴールデン☆ベスト P-MODEL「P-MODEL」&「big body」/ P-MODEL

music

ゴールデン☆ベスト P-MODEL「P-MODEL」&「big boy」[スペシャル・プライス]

ゴールデン☆ベスト P-MODEL「P-MODEL」&「big boy」[スペシャル・プライス]

  • アーティスト: P-MODEL
  • 出版社/メーカー: USMジャパン
  • 発売日: 2012/12/05
  • メディア: CD
  • 購入: 1人 クリック: 4回
 

ベストものってあまり好きじゃないのだけど、これは今では入手しづらい当時のアルバムを単に二枚分収録しただけの、余計なことをしていないものなのでかえっておすすめだ。おまけに二枚分はいってこのお値段。

内容は1992年のアルバム「P-MODEL」と1993年の「big body」.あらためて聴くと相当最高だ。
とくに「P-MODEL」.アイディアにあふれ、きちんと力のあるシンセが下と上を支えるきちんとしたオルタネイティブ・ポップでありテクノだ。平沢進の才覚と、高音までのびる強いヴォーカルはUltravoxのMidge Ureにも通ずるところがある。Speed Tube, 2D Or Not 2D, Stone Age!, Vistaあたりが中毒的にヘビーローテで困っています。

なんで最近P-MODELづいているかというと、ニコニコ動画で2D Or Not 2D をカバーしたやつがあまりにもすばらしくて。いわゆるボーカロイド類がこんなに合う曲ははじめてだ。ビデオもたいへん気持ちよい。

ちなみに原曲プロモとライブ。
原曲プロモさいこうすぎる。AMIGAさいこう。しぬ。テクノの本来の「下半身がもやっとする感じ」を思う存分味わえる。

YodaoBot

tech

最近くるのをしばしば見るbot.

Mozilla/5.0 (compatible; YodaoBot/1.0; http://www.yodao.com/help/webmaster/spider/;)

http://www.yodao.com/だろう。Yet another 中華サーチエンジンかな。

まったく同じものを同じタイミングで2回取ってることがあるぐらいで、特にDoSっぽい印象は今のところないが、中国のサーチエンジンとかクローラというものを一切信用していないし、クロールされるメリットは私にはまったくない。
転ばぬ先の杖というやつで、拒否リストに追加しておいた。残念ながら、こういうのはもはや運用の基本ノウハウですよね。

現在のUSER_AGENT拒否はこんな感じ。

BrowserMatch "Naver" denied_agent
BrowserMatch "Yeti" denied_agent
BrowserMatch "Baiduspider" denied_agent
BrowserMatch "Gaisbot/" denied_agent
BrowserMatch "dloader" denied_agent
BrowserMatch "Website Explorer" denied_agent
BrowserMatch "sohu agent" denied_agent
BrowserMatch "psbot" denied_agent
BrowserMatch "iaskspider" denied_agent
BrowserMatch "Accoona-AI-Agent" denied_agent
BrowserMatch "Shim-Crawler" denied_agent
BrowserMatch "QihooBot" denied_agent
BrowserMatch "Twiceler" denied_agent
BrowserMatch "YodaoBot" denied_agent

<Location />
deny from env=denied_agent
</Location>

最終出社

diary

いやー、というわけで、今日をもって最終出社でした。

(といいつつまだ籍はあるし、ちょびっと打ち合わせに行ったりはするけど)

いままで毎日1,000〜2,000通程度メールを受け取っていたので、社内の100近いメーリングリストとか、山のようなcronや、海のようなspam(なにしろある意味数十万人分のpostmasterでしたからね)がすっかりなくなってみると、なんかひとりで月面に出たような感じだ。

いろいろおもしろい8年でした。

しかし、なんだかんだいって、あったまいい人たちや素晴らしい仲間にいつも恵まれている人生です。
ここでいう仲間とは、上司とか部下とか先輩とか後輩とか、あるいは息子とか娘とか奥さんとか彼女とか、あらゆる包含したベースクラスです。

そうじゃない価値観、つまり上司と部下とは全然ちがう意識と価値観とハッシュで頭にあるとか、異性で友達はありえないとか、逆にそういう人とはうまくいかないなあ。
なんか私にとっては異星人というかノイズというか、そもそもシナプスに入ってこなかったりします。

仰天列車―鉄道珍車・奇車列伝 / 藤崎 一輝

book

貨車にジェットエンジンを据え付けて、高圧高温の噴流で北海道の豪雪を吹き飛ばそうとした国鉄の試みは…

国鉄系トリビア本。マンガっぽい挿絵はいいから、もっと写真・図版があればよかった。ヘンな機械・乗り物が好きな人には、ちょっとした暇つぶしにはいいのかな。ただある程度の鉄分や素養がないとむずかしいだろう。

仰天列車―鉄道珍車・奇車列伝

仰天列車―鉄道珍車・奇車列伝

  • 作者: 藤崎一輝
  • 出版社/メーカー: 秀和システム
  • 発売日: 2006/12
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 64回
 

Party Ben

music

San FranciscoでDJやってるお兄さん。
いろんな音ネタをmashupして、公開もしてるのでおもしろい。
Party Ben - Stuff to Have

Kraftwerkの1981年ごろの名曲Computer Loveというのがあって、去年ぐらいColdplayがこれをカバー(レスペクトとかオマージュとかいってるけど、きちんと手紙で申し込んでラルフに許可をもらったらしい)したTalkって曲を出していて、この2曲をマッシュアップしたComputer Talkって曲をこの人がやっていて、そこから知った。

ほかにもNew Order "Bizarre Love Triangle" + Madonna "Ray of Light" でNew Donna "Bizarre Light Triangle" とか、Nine Inch Queens, U2 + Janet Jackson, あとKate BushとかTom Tom Clubとか,センスよくおもしろいのでぜひどうぞ。合成してでっちあげたジャケットにもおもしろいのがあります。