Faustmusik / Einstürzende Neubauten

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 「ファウストムジーク」ってぐらいで、ゲーテのファウストが題材。ドイツのポツダムで1994年に「Faust::Mein Brustkorb: Mein Helm (My Breastbone: My Helmet)」という芝居があり、その舞台音楽らしい。というかブリクサがメフィスト役で出ていたようだ。 

Faustmusik

Faustmusik

  • アーティスト: Einsturzende Neubauten
  • 出版社/メーカー: Mute
  • 発売日: 1996/02/22
  • メディア: CD
 

内容は、割と持続音系がおおく、ドイツ語のモノローグ、語り系も多い。基本的にそれほど打撃系、メタル系はない。カキンカキンはしてないです。
ぞわーっと、内省的な深く暗いノイズ。最近聴いた音だと、ヒカシューの「転々」とかいける人ならいけるのではないだろうか。下腹部に沁みる不安感がとてもよろしい。これを舞台音楽にしたファウストの上演というのはかなりよさそうだ。
(こないだの新国立劇場の勅使河原三郎のダンスもかなり見たかったな〜)

舞台音楽の作曲編曲というのもやってみたいな。プログラミングとかサーバうんぬんの仕事なんて、もうどうでもいいですヨ。

GORILLA / 夏木マリ

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GORILLA同じく夏木マリの、これはわりと最近のアルバム。全曲が小西康陽プロデュース。歌うまい。ジャズにボサノヴァ、シャンソンと、けだるい大人感満点。ジェームス・テイラー、菊地成孔などメンツもすごい。出色なのは叙情的で文学的な「ゴリラ」。
ほかの曲もよいけど、曲も歌詞もコードもみんなもろに小西康陽節で、これはピチカート・ファイヴの確信犯的な「ボクらは消費される音楽を作ってるんだよね、えへへ」というスキームだとむしろこれが小気味よいのだけれど、生っぽい音楽の場合は、そのいたずら性の光がちょっと薄れる気がする。もっとラフ・ラグに崩してあればよかったのかもしれない。

「私について」はもともと Pizzicato Five の曲だけど、「戦争に反対する唯一の手段は。〜ピチカート・ファイヴのうたとことば〜」(これもなかなかの名盤)にも同じく夏木マリ歌うライブ版が入っていて、こっちもとても良いです。

絹の靴下〜マグネット・アルバム〜 / 夏木マリ

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「♪ど・う・に・も・と・ま・ら・な・い〜」
「♪うらだ〜 うらだ〜」(狙いうち)
「♪やめて〜」(経験)

とか、山本リンダや辺見マリといった昭和歌謡曲が全開のアルバム。なかなかすばらしい。娘が大喜び。教育上どうなんだ。まあいいや。

絹の靴下?マグネット・アルバム?

絹の靴下?マグネット・アルバム?

  • アーティスト: 夏木マリ
  • 出版社/メーカー: キングレコード
  • 発売日: 1994/02/05
  • メディア: CD
 

二月の魚

diary

息子が石神井公園で釣ってきたザリガニを居間の水槽で飼っていたのだが、こいつは油断するとすぐ水槽から脱走するやつで、気づくと押し入れにしまった布団のなかから発見されるということがあった。

ざりがにあ る日台所で何かの茹で汁をキッチンシンクに流したら、そのシンクの排水口のなかに隠れていたのが発見されて、さすがにそのダメージは激しかったようで、目も白く曇ってしまい、ぶるぶる震えてばかりで、気の毒でせつなかったが、数日で昇天してしまった。亡骸はこどもたちが石神井公園に埋めに行った。

そのあとしばらく水槽は、ちいさな貝のほかは主のいないまま、藻の発生するままにまかせていたのだが、スケートの帰りに、Penguin Villageに寄って、今度はちいさな魚を買ってきた。

中をすっかり洗って、砂も新しく購入したアップルサンドを水洗いして入れ、水草を植えておく。

風呂場で待機するネオンテトラと先住者の貝。この貝は水槽のガラスにこびりついた苔のたぐいをどんどん食べてくれるのだ。けっこう可愛い。

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ちっこいナマズはオトシンクルス。こいつも苔をいっぱい食べていつも水槽をきれいにしてくれるらしい。なかなか可愛い。

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ネオンテトラ。

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ちっこいエビはヤマトヌマエビ。こいつも水槽のゴミをせっせと食べてくれるらしい。かなり可愛い。なんかいちばん観賞魚っぽくてアイドルっぽいのがネオンテトラのはずなのだが、実際にはあまりキャラが立っていない。

というか、ネオンテトラ以外は全員水槽掃除人だ。「運用のむずかしさ」というやつを、前回思い知ったらしい。

スケート

diary

娘が以前から行きたい行きたいといっていたスケートに行ってきた。

東伏見の、むかしは西武プリンス系の、いまはダイドードリンコの冠がついたスケートリンク。ここは二十年前ぐらいに一度きたことがあって、すなわち生涯でたった一度きたことのあるスケートリンクだ。きょうは二回目で、つまり生涯で二度目のスケートリンクだ。

やはり僕の運動神経のなさというのは人類の歴史のなかでも相当なもので、2時間やって、結局足でけって前に進む、まっすぐ進むというのがまったくできなかった。そこへいくと、最初こわいこわいと行っていた息子や娘はそれなりにすいすい滑れるようになっていて、すばらしい。

おとうさん、しょうがねえなあといいつつ、娘も息子も奥さんも手をひいたりいろいろ親身の指導をしてくれ、いい仲間に恵まれてすばらしい人生だ。

節分

diary

きのうは節分だった。

どこのコンビニやスーパーにいっても恵方巻をいっしょうけんめい売っている。某コンビニでは売り上げ本数に応じて報奨金が店員にバックされるようだ。さっそく家でも数本が調達されていた。

しょうもないのだけれど、商売を活性化させようと、流通さんや企画さんがまっとうに努力しているわけで、これはこれでおもしろい。あれこれいうのは野暮というものだ。ぼくも黙ってぱくついた。でもこれ、かなりすぐ腹一杯になっちゃって、ちょっときついな。

あとカレンダーをみると、節分とバレンタインデーって割と近接しているのに気づいた。鬼のお面をかぶって、意中の男性に職場で恵方巻を投げつける女の子とかいたら、惚れてしまいそうだ。

失踪日記 / 吾妻ひでお

book

鬱と現実逃避から、職場と家庭を逃げ出し、乞食としてさまよった一時期を綴る私小説。

淡々とあかるい絵柄で描かれているのが、かえって凄みと洞察を感じさせる。なかなかすばらしい一冊。

失踪日記

失踪日記

  • 作者: 吾妻ひでお
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2005/03/01
  • メディア: コミック
  • 購入: 28人 クリック: 293回
 
逃亡日記

逃亡日記

  • 作者: 吾妻ひでお
  • 出版社/メーカー: 日本文芸社
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 14人 クリック: 406回
 
失踪日記2 アル中病棟

失踪日記2 アル中病棟

  • 作者: 吾妻ひでお
  • 出版社/メーカー: イースト・プレス
  • 発売日: 2013/10/06
  • メディア: コミック
 

W44S

tech

W21SからW44Sに機種変更した。ワンセグ、ラジオ、FeliCaといわゆる「全部入り」のうえに、例の開け閉めが変なかっこうのやつだ。

早いもので、もはや最新機種のラインからは落ちていて、さらにヤマダ電機で特別価格が出ていたのでこれに機種変更決定。2年以上愛用したW21Sは、連日の酷使のせいで、筐体はぼろぼろ、電池は数時間しか保たず、さらにときおりキーがまったく効かなくなったりして、すっかり寿命をむかえていた。

キーは平たく小さくて押しづらい。いまひとつだ。たしかにこういう機種は、運転中に操作しちゃいけない。そもそもソニー・エリクソンの端末のくせして、ジョグダイヤルでないのがいちばん残念。

SO503i, SO504i, SO505iS(これはジョグダイヤルじゃないけど), C406S, W21Sとジョグダイヤル + POBox のケータイを愛用してきた立場としては、ジョグダイヤルじゃないケータイなんて頭のおかしい欠陥品だとおもっているので、もはや市場にジョグダイヤルなケータイがない現状は非常にばからしい。いったいどうなっておるのか。正直、ケータイを機種変しようとしてカタログをみたり店頭にきてみても、カーソルキーで操作する愚鈍な端末がならんでいるばかりで、ため息がでる。つねづね思うのだが、パソコンにしろケータイにしろ、「カーソルキーのキーリピートに頼るユーザインタフェース」は、それだけでダメの刻印を押していいと思う。

W44Sの、例の上や横に開く画面であるが、やっぱり格好がヘンでいい。ヘンなメカ好きとしてはなかなか訴求する。でもやっぱり若干ヤワだ。カブリオレなクルマを運転して、やっぱちょっと車体ががたがたするよね〜、まあでもしょうがないよね〜。エヘヘ。というあの感じだ。

ワンセグは、選局で若干待たされるのは、こういうものなのでしょうがないけど、体感的にやっぱりちょっといまいち。でもひまつぶしにはなる。テレビは普段全然見ないんだけど。

待ち受け画面、DoCoMo的にいうとデスクトップには、自動配信のニュースとか天気予報とかが出るようになっていて、一見便利だけども、実際につかってみると、ボタン操作がいちいちそっちに行ったりしてうっとうしい。手に納豆のべたべたが付いているような生理感だ。特に「占い」とかが、個人的な生活の道具に勝手に割り込んでくるのは、こういうものが嫌いな人間としては、かなり不快感がある。入居した自分の部屋に、新興宗教のポスターとかポルノ写真が勝手に貼られていたら嫌ですよね? こういうものは、申し込まないかぎり目に触れないようにしていただきたい。

おサイフケータイ。僕はこの手のものにはもろにレイトマジョリティなので(仕事だと、フェリカネットワークスにサービスイン前の仕様を打ち合わせに行ったりはするけど、いち消費者としては、とんと興味が無い)、何やら似たようなものがいろいろあってわけわからない。

(いやそりゃわかるけど、一般消費者の頭で考えて、シンプルにストンと理解できて訴求できてなければ、単なる企画と技術のオナニーでしかないよね)
とりあえずEdyとモバイルSuicaはダウンロードして登録したりチャージしてみた。

USBが卓上ホルダー経由でしか接続できず、直接本体につなげないのはがっかり。もっとも、普段OS Xしか使わないので、べつにつないでも特にメリットはない。
Windowsマシンがあれば、au Music Portを使って、iTunes + iPodに、さらにスケジュール管理と電話帳管理とメール管理を合体させたような世界が待っているのは知っている。狙いはいいんだよね。実際に自宅でも奥さんがW43CAで使っている。
でもなんつか重いし、なんというか、ダサいものを見てしまった…という後味の悪さがのこるだけだった。ので自分のW44Sに関しては、このあたりはまったく興味なし。

対応メモリカードはいまだにMemory Stick Duoだ。同じく Memory Stick Duo な W21S からの乗り換えなので、これはこれで助かる。

というわけで、とりあえず買って1時間は飽きなかった。というところです。

眼の誕生-カンブリア紀大進化の謎を解く / アンドリュー・パーカー

book

カンブリア紀以前の地球の生物の進化は遅々として進んでいなかったのに、カンブリア紀以降は海に陸に空にと爆発的な進化と豊富なバリエーションを見せはじめる、その、原因がわかっていない「カンブリアの爆発」のトリガーは、生物の「視覚」取得にあるのではないか、という仮説を、生物学や考古学、光学などまじえ明快な文章で解説してゆく本。

極力専門用語を排し、周辺証拠の解説から最後の結論まで落とし込んでいく文章は読みやすく、僕のように生物学に特に興味のないものでもおもしろく楽しんだ。 

眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く

眼の誕生――カンブリア紀大進化の謎を解く

  • 作者: アンドリュー・パーカー,渡辺政隆,今西康子
  • 出版社/メーカー: 草思社
  • 発売日: 2006/02/23
  • メディア: 単行本
  • 購入: 12人 クリック: 220回