Just Can't Get Enough "Just Can't Get Enough"

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近年の日産自動車のテレビコマーシャルの選曲はなかなかツボをついていて、先日売り出された軽自動車のコマーシャル・ソングは、Tom Tom Clubの「おしゃべり魔女」(!)の軽妙なカバーだった気がする。

ほかにもNew OrderのCruftyとか、EurythmicsのThere Must Be An Angelとか、We Will Rock You / Queenとか、YesのOwner Of A Lonely Heartとか、購買層をよくとらえた三十代、四十代殺しのステーションが多い。

そのなかでも、マーチのコマーシャルでは2年近くまえからDepeche ModeのJust Can't Get Enoughのカバーが使われていて、ベタな80年代シンセ・ポップである原曲にくらべ、明るく軽いガール・ポップがとてもいい感じだ。
コマーシャルで使われているニナ・マドゥによるカバーはCDがでていないのだが、Nouvelle Vagueの女性トリオとMobyによる、ちょっとシックで落ち着いたアコースティックなやつがあって、なかなかちょっといい。

Nouvelle Vague ft Moby - Just Can't Get Enough (Live)

日産マーチのコマーシャル。Sing by Nina Madhoo.

これは土屋アンナによるカバーのほう。
いやー、こんなにいろんな女の子が Just Can't Get Enoughをカバーする時代がくるとは、マクルーハンでも予測できなかった。

1981年の原曲。みんな若い。てれくさい。
ヴィンス様が映ってる、踊ってる。きゃー。
みんなカッコがださくてイイ。

追記: ニナ・マドゥーによるカバーも今はCDでてるらしい。
SHIFT second-NISSAN CM TRACKS-

Lunatic Scope vol.3 @ Loop-Line

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千駄ヶ谷Loop-Lineでノイズ系イベントがあったので、下見も兼ねて行ってみた。近所に住む友人、SFHのVJもやってるKさんをとっさに誘って二人でいく。

最初はASTRO + Mike Shiflet. 上手のMike氏は関西在住のアメリカ人アーティストらしい。ハンドメイドの各種ノイズ発生器とかいろいろでぐじゃぐじゃ。
下手のASTRO氏は据え置きの弦楽器をボウで弾きつつノイズを発生。
40分ほどえんえんとドローン気味のノイズ。こういうのは最初は気持ちいいんだけど、構成なく延々とやる系のは、正直5分ほどであきてしまう。それでも時折低音うなり系のひびきにいいものはあった。

次はJohn Hegre + Government Alpha + Reiko. Aという、一見にこやかな白人のオッサンと、不敵そうな青年、そして舞踏の女性。
オッサンの足下にはジルジャンのシンバルの壊れたやつがあって、ギターをそこに叩き付けたり、狂犬病にやられたエイドリアン・ブリューのようなぐちゃぐちゃなギターの弾きっぷりで終盤には弦はほぼ全部ちぎれてしまい、青年はいろんなトーン・ジェネレータやマイクもどきをKaoss Padにぶっこんでノイズの渦を発生、そこをゆっくりとカルマを背負って舞う女性。こちらは若干メリハリありたのしめた。

すばらしかったのは KK.NULL (岸野一之). Kaoss Pad 3 を2丁、両手であやつり、構成もトーンもメリハリも効いた音世界で、高圧電気でゆっくりと処刑される狼男のような絶叫を幻想的な虚無にエレクトロニカも秘めて昇華させるさまには、深く感激、深く満足。すばらしかった。しらべたら初期のハナタラシとかYBO2にもいた方なのですね。これはとにかく収穫。
あとCereal KillerのTシャツがカワイイ ^^; 僕も欲しいこれ!

最後はTesticle Hazardいう、Jazkamer名義で活躍するLasse Marhaug(ノルウェー)とTommi Keranen/Rula(フィンランド)の二人によるヘヴィー・ハーシュノイズ・ユニットということなんですが、これまた延々とメリハリのないノイズってやつで、退屈。まだおわんねえのかなー、と、最前列でケータイでmixiをみていた。

とにかく、きょうはKK.NULLこと岸野一之のライブアクトを体験できたのが収穫だった。

場所としてのLoop-Lineは、ノイズとかも含めてアート系ができるのはいい感じだけど、ちょっと狭いかなあ。あとPAがスピーカー2個だけでちょっと弱いけど、でもハーシュ系ノイズを2時間半浴びたあと、耳もやられず普通に会話ができたので、逆に助かったともいえよう?

ブラジルから来た少年

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 1979年の作品。グレゴリー・ペックにローレンス・オリビエとなかなか渋い名優が出ているサスペンス映画。

ブラジルから来た少年 製作40周年特別版 Blu-ray

ブラジルから来た少年 製作40周年特別版 Blu-ray

  • 出版社/メーカー: Happinet
  • 発売日: 2018/10/02
  • メディア: Blu-ray
 

筋を説明するとネタバレになってしまうんだけど、アドルフ・ヒトラーのクローン人間をいっぱい作ろうとするナチ・ドイツのヨゼフ・メンゲレ博士と、その野望を暴こうとするナチドイツ戦争犯罪人ハンターのユダヤ人のおじさん(シモン・ヴィーセンタールみたいな)との息詰まる戦い。という感じ。

実際、この映画のこのあたりのコンセプトを知らずにこの映画を観るひとはいないだろうから、ネタバレというほどのことはないのだけれど。でも、物語の出だしのほう、「2年半かけ、世界中の65歳の公務員の男94名を殺害すべし」という首謀者からの指令は、観るものをサスペンスドラマへ誘う謎として、なかなかよくできている。

なぜか日本の映画館では公開されずに終わった。高校のときぐらいから、機会があれば観ようかなと思っていたけど、気づいたら39になってしまった。

なんかリメイクを作る話もあるそうです。

Gentlemen Take Polaroids (孤独な影) / Japan

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Japan の1980年(!)の作品。お化粧ポストパンクバンド(だけだと思われていた)時代から脱皮して発表されたQuiet Lifeから、不朽の名作にしてラストアルバムのTin Drum (錻力の太鼓)に至るまでのちょうどまんなか。しかしいまにしてまた考えると、1980年にこのアルバムを出したというのはほんとうに凄いな。Tin Drumは名作中の名作で、多少なりとも音楽にまじめに向き合おうとするひとなら、映画でいうと七人の侍のように一度は聴いておけ、というぐらいの逸品だが、Gentlemen Take Polaroidsもけっこういい線いってると思う。

もちろん捨て曲はないし、サティっぽい曲を書きたかったとデヴィッドがみずから語る Nightporter もむろん名曲だ。リチャード・バルビエリの情念のシンセ・ワークがうごめくBurning Bridges もすばらしい。当時のJapanのライブビデオ(もちろんVHSとか)を観ると、出だしの曲にこれがよく使われていて、雨に煙る中国の風景とか毛主席のコラージュとかにこれがかぶさってくると、全身が鳥肌で昇天してしまう。
Taking Islands In Africaは、ちょうど同じくロンドンでB2-UNITを録っていた坂本龍一と知り合って、そして教授が提供した曲で、いまでも続く教授-Japanラインの人脈のきっかけになったものだと思うと、いまさらながら感慨深い。
そして、リズムボックスもかませたポリリズム性の中をサックスやミック・カーンの例のウネウネベースがさまよう Swing は、実にかっこよく、暗く、グルーヴィーで、「錻力の太鼓」の前触れを感じさせる。

いま売ってる新品はCCCDらしいので、音楽の将来のためにも、こんなクソなクズを買ってはいけない。中古なり、なんなりを買ったほうがよい。僕は iTunes Store で900円だった。
Japan - Gentlemen Take Polaroids

Victor ノイズキャンセリングヘッドホン HP-NC80

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Victor ノイズキャンセリングヘッドホン [HP-NC80]通勤でよく使う都営大江戸線は車内ノイズがひどく、iPodで音楽を聴くのが厳しいときがあるので、ノイズキャンセリングヘッドホンを買ってみた。

音楽なしでかぶってノイズキャンセリングをonにすると、一瞬後、プールにかるく潜った感じで若干しずかになる。
僕は以前 BOSE QuietComfort シリーズを体験したことがあるので、あの異次元に遷移するような体験とはもちろん比べ物にならない。でもあちらは4万強の商品で、これは5,000円台だから、コストパフォーマンスは良好だろう。

聴こえる音楽はわりとソフトで、ドンシャリではない。
またノイズキャンセルon/offで音楽の味があまりかわらないのもよい。ノイズキャンセルはいちおう2モードある。低音ノイズも取るか取らないか。
電池は単4一本。電池が切れた際は単なるヘッドフォンになる。
他メーカーの同様の価格帯のものでは、ノイズキャンセルon/offで音楽の雰囲気が全然変わってしまったりとか、近くのケータイの電波を拾ってしまって異音がするとか、電池が切れるとただのヘッドフォンにすらならないとか、いろいろあるようなので、実際にいろいろ試したわけではないが、これは結構おすすめではないだろうか。

スティーブ・ジョブズ 神の交渉術 / 竹内 一正

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いわゆるジョブズ本のひとつ。いままでのいろんな交渉場面の紹介と、それぞれに対する洞察っぽいものをかさねてできている本。内容は平板で薄く、すでにジョブズものをいくつか読んでいるひとなら、時間を使って買って読むほどの本ではない。

スティーブ・ジョブズ 神の交渉術―独裁者、裏切り者、傍若無人…と言われ、なぜ全米最強CEOになれたのか

スティーブ・ジョブズ 神の交渉術―独裁者、裏切り者、傍若無人…と言われ、なぜ全米最強CEOになれたのか

  • 作者: 竹内一正
  • 出版社/メーカー: 経済界
  • 発売日: 2007/01
  • メディア: 単行本
  • 購入: 1人 クリック: 20回
 
スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)

スティーブ・ジョブズ神の交渉力―この「やり口」には逆らえない! (リュウ・ブックスアステ新書 48)

  • 作者: 竹内一正
  • 出版社/メーカー: 経済界
  • 発売日: 2008/05
  • メディア: 新書
  • クリック: 52回
 

荒野の七人

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「七人の侍」の映画化権をユル・ブリンナーが買って作ったお気楽西部劇。
3時間超の不朽の名作「七人の侍」とまじめに比べてはいけない。
舞台もニーズも観客層も違うのだし、これは全然ちがうもの。鼻でもほじりつつ、コーラでも片手に、ゲップをしつつ気軽に観よう。

見ていると、これはあの人なのね、ここはあのシーンなのね、というのをいろいろたのしめる。日清カップラーメンを食っていると、はいっているカケラひとつひとつに、おおこれはまるで本物のナルトみたいだなあ、これもまるで本物の卵焼きみたいだなあ、と、模型やパロディと同じような楽しさがある。そういう感じ。

マグニフィセント・セブン (字幕版)

マグニフィセント・セブン (字幕版)

  • 発売日: 2017/05/10
  • メディア: Prime Video
 

十年ほどまえ、当時勤めていた会社の子会社、かつての電算系部署がSIer系会社に独立して… というよくあるパターン、が人材不足で、おそらくあまり予算もなく、ついにそこの仲良かったマネージャさんは、fjに「七人の侍」のパロディみたいな求人メッセージをポストしていた。

(まあ映画に縁の深い会社だったし。でもそのSIer系会社は、NEC ACOSがどうしたみたいなのが当時のメイン分野だったが…)

「給料はあまり出せません、けどメシは腹一杯くえます」みたいなそのメッセージは、面白かったが、予算窮乏のなかからひねりだした感が切々としていて、ちょっとせつなかった。

エレベーターでたまに会うたび、「侍は来ましたか」と聞いていたが、いつも寂しそうに笑っていた。

さすがに「おう、SEは見つかったかい!安くて、強くて、物好きなのがよ!」とは聞かなかった。

仕事は楽しいかね? / デイル・ドーテン

book

飲み屋でひとりで一服しつつビールをたのしみながら1時間ほどで読んだ。

お仕事系自己啓発本かな。自己啓発モノって宗教にも似た気色悪さが個人的にはちょっと苦手なところがあるんだけど、まあ読んでいい気分になってその人がポジティブになる作用があるのならOKだろう。つまりまさにお酒とか宗教とかタバコとかと同じだね。 

仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?

  • 作者: デイルドーテン,Dale Dauten,野津智子
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 2001/12
  • メディア: 単行本
  • 購入: 94人 クリック: 1,676回
 
仕事は楽しいかね?≪最終講義≫ 仕事は楽しいかね?

仕事は楽しいかね?≪最終講義≫ 仕事は楽しいかね?

  • 作者: デイル・ドーテン
  • 出版社/メーカー: きこ書房
  • 発売日: 2015/02/10
  • メディア: Kindle版