引越貧乏 / 色川武大
色川武大の私小説的短編集。死の直前(寡作であったので)の十年間に書かれ集められたもの。いずれも、氏の独特の生きざまとパートナーとの生活が、淡々としたエンターテインメントとして描かれている。いい。
色川武大の私小説的短編集。死の直前(寡作であったので)の十年間に書かれ集められたもの。いずれも、氏の独特の生きざまとパートナーとの生活が、淡々としたエンターテインメントとして描かれている。いい。
戦時中のイギリス。アメリカ陸軍航空隊の爆撃機部隊。日々あいつぐ危険な爆撃任務。
人間味あふれる隊長のもと、しかし苦境のなせるわざか、次々と犠牲者、戦死者、負傷者があいつぎ、危機感から士気と品質も低下していく。
そこをむしろ彼の温情から生じる悲劇感(甘え)から立因するものだと考えた、隊長の友人でもある主人公(グレゴリー・ペック)は代わって部隊の指揮をとり、信賞必罰と過酷な訓練を全員に強いる。最初は反発していた全員だが…
「人間と組織」テーマの名作のひとつ。仕切るもの、率いるものにとって、必ずしも表面的な温情がつねによいものとは限らないということを痛いほど教えられる。
「プライベート・ライアン」「K-19」とかもそうですね。特に「K-19」は公開当初「管理職向け特別試写会」というのがあったそうだ。わかるんだけど、僕はお人好しで、でも実はけっこう冷たくて、ええかっこしの優柔不断なので、とてもこんなに立派な管理職にはなれない。結局みんなに迷惑をかけてばかりだ。
まあ、しょせん映画のお話ではあるんですけどね。
春休みに帰省する家族を空港に送りついでに、日本橋の高島屋で川合玉堂展をやっているので行く。
http://www.takashimaya.co.jp/tokyo/
日本橋高島屋に行くのなどずいぶん久しぶりで、1Fのエントランスから、あの懐かしい、ガラスと真鍮でできた、エレベーターガールが操作するがしゃがしゃしたエレベーターに乗ると、親に手をひかれて「デパートにお買い物」というハイソ?な行為にどきどきした昭和四十年代をおもいだす。
展示は非常によかった。堪能した。クラシックな、むしろ旧態依然とした日本画であるとして批判する向きも一部にあったそうなのだが、いやどうして。西洋画の色使いや構図も採り入れられ、抑えめな色づかいではありながら、静と動の対比によってむしろ華やか。これはじつにすばらしいポップ・アートだ。また、ほのぼのとした画風や構図から、すごくいい人だったに違いないという感じも受ける。
図録は2,000円で、駐車券割引もふくめ購った。ちなみに八重洲駐車場も、古く新しい東京という感じで、むかしから好きな駐車場だ。
これは行ってよかった。たいへんおすすめ。4/2で終わってしまうので行くなら急いで。
また青梅街道を御岳のほうまで奥に走ると玉堂美術館があるので、そこも昔からぜひ行ってみたいところだ。
イベント告知です。
MOTION4
http://211-apart.org/motion4
2007/4/29 Sun
Loop-Line (千駄ヶ谷)
Open 18:30 / Start 19:00
Charge 1,500yen + 1 drink

僕は1月同様211 apartで出ます。ビデオ、グラフィックエフェクト、作曲、編曲です。
前回同様、SFHの3人のつくる世界も楽しめます。
あと今回のゲスト(?)は「呼吸するジャスミン」さんです。
http://www.coquette-sure-jasmin.net/
おひとりで作詞・作曲で独自の世界を構築しつつ、フルートと歌声でその世界の扉をあけ漂う、魅力的な才女です。キッチュなガールポップとかプログレ好きのかたにはぜひおすすめ!
ではみなさんお待ちしています。
先日交換したタイヤ。
パンク うちのCitroën C5 Breakが出荷時に履いていたのは本国製のMichelin MXT Greenで、そのあとオカモト・ミシュランなMichelin Pilot Primacyに履き替えた。これは、常識的な実用の乗用車用タイヤという範疇ではかなりよいもので、低速の都市部でも、中速の裏道や郊外でも、てきぱきとした長距離巡航でも、とても良い印象を持った。コシのあるアルデンテのパスタを、口にふくんで、噛んで、おぉいいね、というような気持ちよさを、食感や味覚のかわりに、腰と取り回しと指先で味わえるものだった。
そんなパイロット・プライマシーがパンクしてしまって、ちょっと急なタイヤ交換の出費になったので、お値段控えめで選んだのが同じくMichelin Energy XM1.純正タイヤと同じミシュランだし、そもそもミシュラン家は長年シトロエンの筆頭株主だったし、気分的にもベストマッチだ。
しかし、履き替えてあれこれ走ってみると、やっぱこれ廉価ゾーンのタイヤだった。
新品のゴムに、空気がきちんといっぱい詰まっているんだねー。という下ろしたての良さはあるけど、いつもなんとなくブヨブヨ感が感じられ、落ち着きとかコシがない。
どんぶらこの油気圧サスペンションのシトロエンに乗っているくせにお前は何を言っているんだ、といわれるかもしれないが、ぬめりフワっと地上を滑空するような味はあくまでもサスペンションが出す役割であって、タイヤはその下でしゃっきりしていてほしい。
さすがにもうちょっとケチらずにモノを買うべきだった。失敗。
店は東八通りにあるミスタータイヤマン。プジョーやシトロエンを持ち込んでも、ちゃんとホイールバランスをとってくれるのがありがたい。こじんまりとしたアットホームなところで、ちっこい犬とおばさんが迎えてくれる。

アットホームなんだけど、入ってみるとわかるとおり、いじった106とかルノー・スポールとかがきっちり置いてあって、店内にもかなりツボなCGバックナンバーやエンスーなミニカーが並んでいたり、そういう感じだ。

上旬にきたばかりだけど、また来た。

今日は、茄子としめじを醤油バター味で炒めたスパゲッティ。旨い。
たださすがにこのメニューを単品で食べていると, ちょっとぱさぱさしているかな。
1983年の007映画。
初代ボンド役のショーン・コネリーがひさびさに007に復活した一作だが、それ以外にもこの作品はちょっと異色で、いわゆる007映画を一手に引き受けているイオン・プロダクションの作品ではないため、版権の問題で、例のデンデケデンデン…の有名なテーマや、007のロゴなどが使えない。
ただそれが、却ってほかの作品とは違った渋い味を出していて、僕は割と好きだ。
内容はどうにもこうにも007映画で、のっけからもういいオジサン(おじいさん?)のショーン・コネリーが走りよじ上り潜入しマシンガンを撃ち、その姿はむしろ「お達者倶楽部」に近いものがあるが、でもやっぱり歳をとってなお渋いオヤジのアクションには、すっかりうれしくなってしまう。
あとはもうご都合どおり、あれこれ美女がでてきては戦ったり寝たり、伝統の(?)ショーン・コネリーの胸毛出しもそこかしこにあってサービス満点だ。
本作のボンド・ガールはキム・ベイシンガーで、これが映画初出演作だったらしい。
最初のエピソードはちょっぴりジョン・ウー風味もあって良かったが、ストーリーが本格的に走りだしてからは、筋も内容もめちゃくちゃで、まあ細かいことをあれこれいってもしょうがない映画だとはいえ、かなり厳しかった。
というか、敵の親玉がヘリで戻ってきたあたりから、寝てしまって見ていない…
Bフレッツのマンションタイプに切り替えたので、長年つかっていたYahoo!BBのモデムを返却。

2002/4あたりから使っていたらしい。
