小島米店
光が丘の南側、交番のところにある米屋。各種おにぎりを売っていていつも行列ができている。なかなかよい。

Nouvelle Vagueによるコンピレアルバム。
Nouvelle Vagueはフランスの女の子3人が中心のグループ。ヌーヴェル・バーグはフランス語でnew waveのことだよね、というぐらいで、往年のニュー・ウェーブ全盛期の名曲を、実に必殺中年殺しの選曲でカバーしまくるひとたち。これまでの2枚のアルバム、Bande a Part, Nouvelle Vagueともたいへん気に入って愛聴しまくった。
Bande a Part / Nouvelle VagueNouvelle Vague / Nouvelle Vague今回のこのアルバムは、そんな彼女らが選んだ2枚組。Nouvelle VagueはNew Waveの曲をカバーするバンドだが、このアルバムは、New Waveのバンドたちがかつて出していたカバー曲、をあつめたもの(わかりますか?)。
リストは以下のとおり。いきなり一曲目から、Silicon TeensのYou Really Got Meですよもう。Silicon Teensを知らない人は東京に一千万人ぐらいいそうだが、Muteレーベルの親分というかプロデューサーであるDaniel Miller御大の、若きころのひとりバンドです。しょうもないビリビリピコピコなオケで、ダニエル・ミラー先生が「ゆりりがみー」とか唄うのは、まさに女王陛下からシリコン・エイジへの贈り物、の包み紙、というやつで、たまりません。
ほかにもDevoのSatisfaction, スネークフィンガーのThe Model, OMD, アンテナ, Honemoon Killers, ゲイリー・ニューマン, Telex, Flying Lizards, Visageと、バブルとニュー・ウェーブの80年代に青春を過ごした中年どもには、流れる鼻血が止まらない仕様となっております。ストラングラーズがディオンヌ・ワーウィックのWalk On Byを演っているのもなかなか良い。最後を締めるのはJoy DivisionのSister Rayであります!
このへんって当時買ったアナログ・レコードでしか持ってない人も多いでしょうから、手頃な聴き直しという意味でもこのCD, おすすめであります。
| You Really Got Me | Silicon Teens |
| Mother's Little Helper | Polyphonic Size |
| Satisfaction (I Can't Get Me No) | Devo |
| If You Want Me To Stay | Ronny |
| Waiting For The Man | Orchestral Manoeuvres In The Dark |
| Running Away | Paul Haig |
| The Boy From Ipanema | Antena |
| Je Suis Venue Te Dire Que Je M'en Vais | Jo Lemaire & Flouze |
| Route Nationale 7 | The Honeymoon Killers |
| The Model | Snakefinger |
| Jet Boy Jet Girl | Elton Motello |
| Walk On By | Stranglers |
| On Broadway | Gary Numan |
| Move On Up | The Flying Lizards |
| Dance To The Music | Telex |
| Summer In The City | Comateens |
| In The Year 2525 | Visage |
| People Are Strange | Karel Fialka |
| I Heard It Through The Grapevine | The Slits |
| Reflections | The Original Mirrors |
| Fame | Duran Duran |
| Heroes | Nico |
| Arnold Layne | Étienne Daho |
| Sister Ray | Joy Division |
フォトグラファーの川上完が、ご自分の自動車趣味、ミニカー趣味にからめて、一台につき見開きひとつで語ってゆく随筆集みたいなもの。
出てくる車種は、おれですら半分以上が初めて耳にするもの。
語り口はほんとに随筆で、たとえば飲み会や打ち上げなどで、座った席やテーブルの運がわるいと、ひたすら特定のかたのお話を拝聴するしかなくなる場合があるが、そんな感じもちょっとある。まあ本なので、気に入らなければ閉じればよいのだ。
うちの子供たちは「魁! クロマティ高校」とか「課長バカ一代」とか「しゃぼてん」とかが大好きで、あまりにそればかり読んでいるので単行本は自宅から会社に移動させてしまったのだが、居間で寝っころがって買ってきた未来町内会を読んでいたら、「おとうさん! それ野中英次の新作かよ! すげえ!」とレスペクトされてしまった。
SFHのひかるさんに、とっさにMさんを誘って青い部屋へ。
吹雪ユキエさんは新曲?もいくつかあって良かった。
呼吸するジャスミンさんは先日ご一緒して以来。おちついてやっていてなかなかよい。「パルス」のオケはデータ修復できたようだ。
あとは男性の舞踊のおにいさんも安心して見ていられたのと、小山政雄さんのパワフルなフォーク、最後の戸川晶子さんとの掛け合いもおもしろくて、なかなかおもしろい夜だった。
Depeche Modeのいろんな曲をオーケストラでカバーしたアルバム。
シンセサイザーを多用したバンドの曲をオーケストラでカバーしたものというとBalanescu QuartetのPossessedが有名で悪くないが(ライブもいった)、このアルバムは結局ドラムとかキーボードとかも使っちゃっていて、狙いがよくわからない。田舎のスーパーマーケットの店内BGMぐらいにしか使いようがない駄作。
ちなみにこのアルバム、Techno Tribute to Depeche ModeというCDを買ったら、ケースの中には間違えてこれが入っていた、というもの。おそらく、正しい中身が入っていても、どのみちデペのつまらんカバーアルバムではあったと思うのだが、先日までジャケットと中身が違っていたことに気づかなかった。
僕は社会人になったとき(1992年)から、仕事というものはあらゆる連絡伝達相談は電子メールでしょう、という教育と環境と人生を送ってきているので、カミの書類がああだこうだと行きかうタイプの仕事に対して、基本的に滑稽な印象がある。
たまに保守とか納品書とか、ぺらぺらした紙にハンコとか押していると、つい頭に流れるのが 'Brazil' で、つまり「未来世紀ブラジル」の、あのヘンテコな書類だらけのカリカチュアライズされた奇妙な官僚主義のイメージだ。

以前、部下の女の子に、「もりもとさんが書類仕事をしているときによく歌っている、あのうたはなんていう歌ですか?」と鼻歌でおしえてもらったぐらいだ。
そんな「ブラジル」好きにはたまらないのがこの一枚で、各シーンを覚えているような人なら、一曲一曲を、ああこれかとたのしめる。
ドライブにもよし。仕事がえりのつかれたときに聴くのも、へんてこな仕事のストレスを、へんな方向にゆがめて曲げて放り投げてしまうことができておもしろい。
The Power Station というと、Duran Duran の Andy Taylor, John Taylor に、blue eyed soul の兄貴 Robert Palmer, そして Chic のドラムの人が加わった一作目がなんといっても有名で、Some Like It Hot がとにかくファンクでロックでかっこよく、T-Rex のカバー 'Get It On' も実によかった。

というかこれは一発企画のいわゆる super group というやつだと思っていたのだが、実は2枚目もあったのだった。しかも10年ブランクをあけたあとの再結成で、John Taylor のほうは参加してない。
1枚目でプロデューサーを担当していた Bernard Edwards という人がベースで参加しているのだが、このかた、レコーディング終了直後に亡くなってしまったそうで、インナーには R.I.P と書いてあるし、ジャケット写真にも3人しか写っていない。というか Robert Palmer も数年前に死んじゃいましたよね…
本作は、Robert Palmer の渋いオトナのソウルかつロックなボーカルはもちろん味があるが、それ以外には特にどうということはない凡作。Let's Get It OnはGet It Onとは関係ないよ。Taxman (もちろん The Beatles のカバー) が中の上でまあまあ。
普通のドライブのときに聴くとか、一般向け洋服屋 (TAKA-Q とか) の店内BGMには良いのではなかろうか。