TOSCANA (吉祥寺)

food

「日本一おいしいミートソース」ということで娘と二人で吉祥寺のトスカーナへ。東急のちょい南あたり。というか、パルコから成蹊のほうにいくあの道を、へんな電気屋人形のとこを北に右折。

ぐるなび - パスタダイニング&カフェバー TOSCANA 吉祥寺
TOSCANA@吉祥寺店|いつもいっしょ

なかなかよかったです。

パスタはしっかり腰があってアルデンテで、でも生麺パスタの店にありがちな、人類に反旗を翻すような北九州バリカタ系の堅さでもなくちょうどいい。

ミートソースは、実に「なつかしの味」系で、素敵なポップ。

カルボナーラが大好きな娘は、醤油系パスタのジャンルのなかにあった和風カルボナーラを頼んでいたが、これがおもしろくて、卵丼とかかつ丼の溶き卵のような、砂糖としょうゆとみりんの味。
ちょっと良かった。娘はこんなおいしいカルボナーラたべたことない!と大喜び。こんど家でもこういうの作ってやろう。刻んだニンニクを揚げこがしたオリーブオイルでベーコンを炒めるあたりからはじめれば、そのあと砂糖醤油味醂を突っ込んでも純血日本人にはならずに済むのかな。

というわけで、旨いパスタ料理をたべたい! のならハシヤかな、とおもいますが、スパゲッティのうまいのをたべたい!ならここは結構ありかなと。
あとは、スパを食いてえ! なら有楽町のジャポネか大手町のリトル小岩井、ダメなスパを食いてえ! なら江古田のトキか上野毛のパピーって感じでしょうか。

そのあとは娘につきあって、母の日の準備。

RAF Lightning Jet fighter promo 60s

diary

English Electric(のちに British Aerospace Corporation) Lightningという、むかしのイギリスの超音速ジェット戦闘機のプロモフィルムです。

画や音楽がむちゃくちゃかっこいい。音も色合いも60年代の渋さとゴージャスさが満点です。
EE Lightningのヘンな格好も存分にたのしめます。

エンドロールには英国情報中央局が英国航空省のために制作したとあり、Crown Copyright Reserved です。しびれるなあ。

X Marks Destination / The Whip

music

Manchester出身のバンド。打ち込みも交えつつ暗めのロック、あるいは打ち込みも交えつつとりあえずロック、という、まさにマンチェ風味の横溢する新人です。

マンチェのそれ系といえばどうしても New Order が頭に浮かんでしまいますが、まずは 'Trash' のプロモ。チープめなシーケンスとベースの音色、とりあえずこのコードで引っ張っちゃえ的なところがとてもイギリスです。

New OrderのThe Perfect KissのPVを節電しながら撮っているような雰囲気があります。革ジャンにベースを腰だめで弾いている人はちょっとPeter Hookっぽいです。でもフッキーほどのやさぐれ感はなく、近所のひととかにもきちんと挨拶しちゃいそうで心配です。

虚ろな目でつまらなそうに唄うヴォーカルとギターの人もちょっとバーナードっぽいです。でも彼より歌がうまくて、歌のメロディがきちんとわかるレベルなのはちょっと減点です。

ドラムのお姉さんはちょっとギリアンっぽいです。これで、キーボードを弾いているらしい人がスティーブ似だったらまさにGilian Gilbert - Stephen Morris 夫婦が入れ替わって入っている感じですが、スティーブ(じゃないけど)はほとんど映ってません。

あとこっちは能天気系な 'Sister Siam'

ともあれ、オカズやシーケンスの雰囲気や、あまり深く考えずこのまま楽曲としていっちゃえ、という感じが Power, Corruption and Liesあたりの雰囲気も感じさせます。

その他の曲はちょっと埋め草っぽくて、アルバムとして買うかといわれるとまだ微妙な The Whipでした。

にこぐらふ

tech

テキスト上で笑いを表現するための文字 「w」.見てるこっちまで笑えてきます.(笑えない?)
そんな 「w」 好きのために,ニコニコ動画 に投稿された動画の最近のコメントの中から 「w」 を抽出,グラフを生成するサービスを作ってみました.

とりあえず面白いし、おもいつきでこういうの作るのは大賛成なのだが、URL が www.nicograph.jp ですよ…

ドメインがら空きだったのかよ、とも思うし、おそらくこの人NICOGRAPH のこととか知らないんじゃないか、って可能性も充分ある。(もちろん、この人を批判する意図はまったくない)

NICOGRAPH も遠くなりにけり、と思ったら、今年は5月末でタイで復活するんですね。
(jpを取られた以上もう国内ではできない! とかだったら面白い)へー。やっぱり酒パーティーとかあるのかしら。みなさんがんばって。
http://www.kmutt.ac.th/nicograph2008/contact.html

The Slip / Nine Inch Nails

music

先日の Ghosts I-IV に続き、こんどはヴォーカル入りのフル・アルバムThe Slipが、またしても無料ダウンロード可能な形態で公開。

http://theslip.nin.com/

かっこいいです。早くも2曲め1,000,000とかヘビーローテの予感。

もちろん、単に無料ダウンロード可能というだけではなくて、Creative Commonsのby-nc-saです。二次創作への道を開けた形になっているので、本作品もまたhttp://remix.nin.com/で素材としての公開もするという話。

You Mary You / Louis Philippe

music

娘がプール行きたいよーと言っていたので、奥さんと3人で杉並区の上井草スポーツセンターへ。

ここは上石神井からも近く、施設もきれいでなかなか良い。運用はFITNESSがやっているようで、スタッフの対応もよい。アウトソースの切り分けもいいじゃないか > 杉並区

プールに入っていると、かかっているBGMがなんともイギリス80年代っぽい。Relax / Frankie Goes To Hollywood とかHead Over Heels / Tears for Fears とかかかったりする。

おやおや… と思いつつ、しばらくして温熱室に入って休んでいると、どうも聞き覚えのあるイントロが流れてきた。
こ、これは、なんだっけな… と深層記憶を掘り起こしていると、ちょっとすごい曲だった。

Louis Philippe の 'You Mary You'

You Mary You

You Mary You

  • アーティスト:Louis Philippe
  • 出版社/メーカー: El Records
  • 発売日: 1987/01/01
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

Louis Philippeは当時エル・レーベル (el) で活躍していたシンガー・ソングライターで、おそらくこの You Mary You がいちばん有名?

僕が聴いていて持っていたのはおそらくこのエルのコンピレ・アルバムLondon Pavilion - El 1987 で、六本木WAVEとか山手線内のその筋では定番の一枚に近かったと思う。というかエル・レーベルが説明しないとわからない時代になったのかな、イギリスで活動していたインディー・レーベルで、ネオアコとか、ちょい屈折もはいったチープ・オシャレなところが芸風だろうか。おなじく青春オシャレなネオアコ系もいるチェリー・レッドあたりとは微妙に斜に構えた角度が大きかったかも。「おしゃれ」とかいうと恥ずかしいが、いま考えるとこのへんがいわゆるその後の「渋谷系」の祖だったのかも。そんなこんなで、都内を毎日シンセを積んでレコード屋とサークルをルノー5で走り回っていた大学生だったかもしれない、ちょうど1987年の僕は。

プールの脇で、曲名や、所収アルバムのことを20年ぶりに思い出して、ぽろぽろ泣き… はしないが、あまりに胸がきゅーんとして苦しくなってしまったので、またしばらく水に入るまで休んだ。あれから僕はね。彼女と結婚してね。こうやって楽しいこどもたちもできてね。ベッドタウンに住んでね。休日に一緒にプールに来ちゃったりしてるわけなんだ。うん。

このYou Mary YouはおそらくLouis Philippeの一番代表作で、明るく懐かしいネオ・アコースティックなポップで、実にきゅーんとする一曲です。ブライアン・ウイルソンとかフォー・シーズンズが好きな人なら必聴です。というか誰が聴いてもいい曲だとおもいます。もともとはLondon Pavilion Volume Two: el 1987という、elレーベルの1987年のベスト選集みたいなレコードにだけ入っていたのですが、今では1986年の Volume One とあわせてCD一枚にしたものが手に入るようです。Volume Oneも、CurtainとかValleri,くらーい Paper Wraps Rock,あとNever Underestimate the Ignorance of the Richとかお勧めです。Volume Twoのほうも、なんかバカっぽい女の子バンドのCurry Crazyとか良かったかも。ほんと二十年前の記憶で書いてるんですけどね。

というかですね、彼のオフィシャルサイトWelcome to Sunshine - The Louis Philippe Web Siteにmp3が置いてあって、自由にダウンロードしていいので、いますぐhttp://www.louisphilippe.co.uk/mp3s.html#maryにキミも行くべきだとおもいます。

しかし、かえすがえすも、油断しているとLouis Philippe がかかったりする上井草の杉並区営のプールは常識では考えられないほど最強です。そんなわけで、上井草駅の南口にはガンダムの銅像が建っていました。

妙義山 (2)

travel

飯くったあと残りの道程に出発しましたが、いわゆるハイキングコースにしては割と歯ごたえがあるほうで、さらに次第にきつくなってくる。

妙義の谷は深いぜ… プッシャァァアア…!
これは講習会だ… 四人家族にあらずんばクルマにあらずだ!

ひたすらひたすら続く鉄の階段、もう脳みそを機械にしないと続かない。

重量級四人家族の欠点だ…
下りで押さえ込んでいけば、最終的にフロントのガキがタレてくる…

ただ、最初のころ、あるいては止まったり、あー疲れたよーとへこたれていた娘に、ちゃんとペースを保ってあるけばラクになるんだよ、着々とあるくんだよ、と教えてあげたところ、「ちゃく、ちゃく、ちゃく」と唱えながらあるきだし、そしたらこんどは彼女のその一定のペースがまったく衰えず、元気にたのしそうに、速くてすごい。こんなにイケる子だとは思っていなかった。見直した。彩、はじまったな。

岩肌をナメての道など、なかなかおもしろいです。

「片手さがり」
鎖にたよって上り下り。手をすべらすと、まあけっこう死んじゃいます。

そしてたどり着いた第四石門。
第四とは、反対側の中之岳神社のほうから数えての番号らしく、妙義神社のほうから行くぶんには最初の石門だ。ほんと、自然にこんなものがいくつもできているのは面白い。

このあたりでまた小休止。湯を沸かして、ココアやコーヒーを入れる。これで、麓から担いできた水2リットルが空になり、僕としては多少荷が楽になった。

見晴らしのいい岩のうえに登ると、まわりの山々の奇景がすばらしい。

このあと、麓に降りる道をくだる。ここまでも、クサリに頼って登ったり降りたりするところがいくつかあったのだが、ここはなかなか。さすがにあまり写真を撮る余裕がなかった。

鎖で登って降りる、その第二石門のてっぺんあたりの「つるべさがり」と「第二石門」の碑。

そこから降りる「たてばり」。わりと断崖絶壁の岩の急斜面を、クサリだけで、足がかかるへこみを探して進むので、なかなかスリル満点です。

車にもどると、登山コースにはいりはじめてから、かれこれ7時間。すっかりつかれたところ、すぐ近くにある町営の「妙義ふれあいプラザ もみじの湯」へ。けっこう景色はいいし、500円でこれならかなり満足。

妙義温泉 妙義ふれあいプラザ もみじの湯www.joy.hi-ho.ne.jp 松井田妙義から高速乗ったのが6時半ぐらい。途中のSAで飯を食ったりもあるが、まさにゴールデンウイークのもどりラッシュに巻き込まれて、自宅到着は10時過ぎ。とはいえなかなか楽しめた一日だった。

妙義山 (1)

travel

ゴールデンウイークなのでハイキング。自宅近所の大泉インターから7時まえに関越にあがるといきなり渋滞。とはいえまだそれほどではなく、上信越に折れて軽井沢の手前の松井田妙義で降りて、ほどなく妙義神社のまえの道の駅に車をとめ、家族4人でリュックをしょって出発したのが午前9時。

妙義神社のまえの道の駅は、登山客はちょっと下った別の駐車場に止めることになっているので、スタンバった家族を待たせて僕だけ車を移動。とはいいつつけっこうみんな道の駅に止めてそのまま行っちゃってるんだけどね。下の駐車場にはBMW miniとエリーゼと僕の3台しかいませんでした。

歩いてすぐ、妙義神社の境内にあがる道へ。でもなんか、ずっと続く登りの石段に恐れをなして、パス。

というか、そのあと、それどこじゃなくなるわけですが…

しばらく歩いて、登山道に入ります。
中間道というらしい。妙義の山々の峰をたどるみちは、もともと修験者の道らしく、ザイルやハーケンなどきちんと登山装備をして望まないと無理な岩山ルートらしいです。そのちょっと麓がわにある、ハイキングのジャンルに入るルートが中間道。

中間地点ぐらいまできました。湯をわかしつつ、おべんとうの梅オニギリなど。
湯沸かしに使っているのは、昨日アウトドアショップで買ったばかりのイワタニのカセットガスバーナーで、小さく折り畳めて、ふつうのイワタニのガスカセットでも使えて便利。

以前どっかの山にハイキングにいったとき、となりの家族が、コッヘルでお湯を沸かして、日清チキンラーメンを食っていたんですよ。

こっちはお母さんの手作りのおにぎりとおかず。もちろん山の上の空気と景色で食うオニギリは最高。しかし、確かに、湯を沸かして食うチキンラーメンも、その下品(げぼん)な魅力も、わ、わかるっ…
子供たちも、お母さんのオニギリをたべつつも、チキンラーメンの魅力と香りにやられそうで、かなり不穏な、ざわ… ざわ… とした雰囲気が流れた休日の山頂…という事件がかつてありました。

そのリベンジ、というのも今日のテーマです。

(続く)

blog.g15.jp: minori.linux.or.jp

tech

blog.g15.jpに、コラムの2本めminori.linux.or.jpを載せました。

いろんなかたにお話をうかがったり、一筆をお願いさしあげているので、おたのしみにお待ちください。
個人的には、むかしの古き良きUNIX Magazineのコラムみたいにたのしんでいただけるといいな、と思っています。

ある日どこかで (Somewhere in Time)

movie

スーパーマン映画で有名な、いまは亡きクリストファー・リーヴによるラブ・ロマンス。二十数年前の公開当時はぱっとしなかったものの、今やカルト的人気があるらしい。
原題 Somewhere in Time のほうがいい雰囲気をもってます。

ネタバレというほどでもないので説明してしまうと、タイム・スリップな恋愛映画。冒頭、大学卒業を迎えた主人公は、謎の老婦人に「また私のところに帰ってきてね」と声をかけられる。のち社会的に成功したものの、ちょっとした挫折で旅に出た主人公。いきあたりばったりに訪れたホテルで、美しい女性の肖像写真のとりこになってしまう。でもそれは、去ること七十年前にこのホテルで撮られた、ある若き女優の姿だった。

なんでそんなもんでタイム・スリップできるんだとつっこめばキリはないが、どう理屈をこしらえても、時間旅行自体が荒唐無稽なものであるから気にしてもしょうがないだろう。
とはいえ、筋があまりにもシンプルで直球すぎて、ちょっとこれではケータイ小説とか「恋空」を笑うことはできない。韓国あたりでリメイクすればいい感じにまとまるのかも。俺は見ないけど。