粥麺楽屋 喜々 KIKI
外苑あたりのちいさなアジアン。トムヤムクン風味のつけめん。ちょっといいかも。

外苑あたりのちいさなアジアン。トムヤムクン風味のつけめん。ちょっといいかも。

mixiで新サービスmixi Radioってのが始まりました。
mixiは以前からmixi stationという常駐ものをWindows / OS Xむけに出していて、iTunesなどで再生した曲をmixiに送信し、それをネタにコミュを見たり人の好みを見たりレコメンドされたりといった音楽的FOAFが展開していて、それはまあlast.fmとかiLikeとかもそうなんですが、とくにmixiでそれをやると、やっぱ圧倒的な日本国内ユーザの多さにより、とくに邦楽を聴くひとにとっては、ほかとはくらべものにならないソーシャル音楽ハッテンバが形成されていましたよと。
そういうプラットフォームと膨大なUGCがすでにあるところに、さらに今回はじまったのが、Flashベースのネットラジオであるところのmixi Radio. すでにあるユーザの楽曲嗜好データベースをもとに、勝手に曲がレコメンドされてどんどん流れますよと。
有料版と無料版、それぞれ広告有無とか聴ける曲の量の切り分けがあるようです。
というか、実際に聴いてみて感心したのが、ストリーム配信されてくる楽曲のネタの豊富さ。
私は邦楽ぜんぜん聴かないので、日本の音楽の話とスポーツの話と有機化学の話はまったくサッパリなんですが、すでに1000曲程度の再生履歴をmixi station経由で突っ込んであった状態でmixi Radioを体験開始したところ、続々と流れてきたのは
Underworld, Sigue Sigue Sputnik (!),Talking Heads, Japan, David Sylvian, Kraftwerk, Erasure, Ultrabox, Prodigy, Electronic, Radiohead, West End Girls, Depeche Mode, David Gahan, OMD, The Orb, Black Eyes Peas, Marc Almond, Information Society, Chemical Brothers, DEVO
と、たしか最初の2曲ぐらいは邦楽が混じっていたものの、その後ひたすらすごいツモの連続!これからはずっと大三元四暗刻字一色ばかりをアガって大逆転の人生です。というぐらい、鷲津様なみの強運を感じます。カカカ……キキキ……
スクリーンショットにある再生中の曲なんかSoft CellのBedsitterですぜ。

個人的には、あとちょっとBossaとか、Nu Jazz系というかを引いてきてもいいかなと思います。
プログレ系も弱いですね。MAGMAとか一曲もないっぽい。でもコバイア語の変拍子詠唱で一曲40分です、みたいな楽曲配信ばかりしていると、ストリーミング・サーバの有効稼動率低下、ユーザ数の減少、株価の下落といった問題も考えられるので、MAGMAなくてもいいです。というか、すでにこんだけの楽曲配信ネタを大量のレーベルと契約して抱えているというのは企業体力ですね。
The Beatlesの曲をMetallicaが演ったらどうなるか。というコンセプトのBeatallicaというアマチュア・バンドがUSにありまして。
当時は2枚のアルバム(?)をCreative Commonsライセンスで(どのCCだったか忘れたけど)mp3無料ダウンロードで出していて、2004年ごろから愛聴していました。Enter Sandman と Taxman を足して Sandman とか、BlackenedとBack in the USSRを足してBlackened the USSR とか、唄も実にジェームズ・ヘットフィールドのあの「なんとかーー〜〜〜ァアアアァウヴァアー」を真似していておもしろかったです。メンバーの名前もJaymz LennfieldとかRingo Larzとか、世の中なめてる。自分のなかでは、ニコニコ動画の職人さんみたいな位置づけだった。
ところが去年サイトにいってみたら無料ダウンロードがなくなったりしてて、そしたら今度は国内版CDが販売されるそうで。
CDJournal.com - ニュース - “ビートルズ meets メタリカ”のビータリカが日本デビュー!作品群がボーナス・トラック付きで日本盤化
とりあえず、ビートルズのI Want To Hold Your Hand (抱きしめたい)のパロディ I Want To Choke Your Bandの邦題が「首しめたい」になってて、ナイスです。
エンジニアのはしくれとして、やっぱり技術の良心系のお話が好きなので(またかよ)、真面目に個性をもってがんばったメーカーのお話はいいですね。だいたい知ってる話ばかりだけど。
旧中島飛行機からプリンスセダン、初代スカイライン、グロリア、R380、日産との合併と、もう目をつぶっていてもわかる展開ですが、真面目に書かれています。まさにグランプリ出版の標準クォリティです。
僕は別にプリンスファンとかスカイラインファンというのではないですが、免許取って運転するようになって大学にマイカーで通っていたころがR31からR32への世代交替のあたりだったので、同時代を過ごした懐かしさはかなりあります。
とにかくボディもコンソールも何もかも四角くて、そのぶん見切りがよくて運転しやすくて、ふひゅ〜〜というこれ見よがしなターボ音がこっぱずかしかった R31,そんな「ローレルと何が違うんだ」なオッサンぽさから一気に締まった体つきになってサーフィンラインも復活した R32.
小金井のほうの大学に通っていたので、青梅街道をクルマで通ることもしばしばありましたが、そんなある日、R32発表の翌日ぐらい、村山方面から、まさに工場を出たばかりと思われる納品シートをつけたままのピカピカのR32の一団がしずしずと威風堂々と都心方向を目指して進んでいくのに出会い、感激して道をあけて、愛車ルノー5でくっついていったのは昨日のように思われます。
そのあとBNR32でGT-R復活とかもありました。ただその前のR31のころのGTS-Rというのも、エンブレムがステッカーだとか、どうにも格好が野暮ったくて切なくてかっこいい(Mig25あたりのソ連軍用機と似た魅力がある)懐かしさがありますし、もっと遡れば、叔父が乗っていたGC10(ハコスカ)、父が乗っていたジャパンのGTターボやDR30 (鉄仮面のニューマン・スカイラインRS)なども思い出されます。そういえば当時は日産陸送で、日産修理工場と日産ディーラーの間でお客さんのクルマを運転して運ぶバイトもちょっとやってました。古き良き時代、いろいろ驚くこともありましたが、とてもここには書けません ^^;
そんな村山工場もいまは亡く、ダイヤモンドシティとかスカイラインGT-R発祥の地の碑とかが建っちゃってるわけですが。荻窪の工場跡も原っぱになりました。
さびしいっちゃ寂しいですが、そうやってカルロス・ゴーンがガツンと再構築をしてくれなかったらそもそもいま日産があるかどうかわからないわけで。
というか、その後そんなわけで日産とルノーがエンジンやプラットフォームを共通化することになるとか、両社のCEOが同一人物になるとか、20年前の青梅街道で、ルノーでR32を追っかけていった僕には想像もつきませんでした。
エンジニアのはしくれとして、やっぱり技術の良心系のお話が好きなので、真面目に個性をもってがんばったメーカーのお話はいいですね。だいたい知ってる話ばかりだけど。
水平対抗エンジンと前輪駆動の、スバル1000より始まる富士重工のFWD自動車開発の系譜は、やっぱりシトローエン2CVとシトローエンDSに感銘を受けて事に臨んだのがはじまりというのがアツい。群馬の太田近辺では、GSビロートルとか妙にレアなシトロエンが出土する、ということへのミッシング・リンクが想像される。
ただDSは、当初はワルテル・ベッキア設計のフラット6エンジン搭載で考えられていたということを書き落としているのは、話の流れ上ちょっともったいない。
パンクの元祖ラモーンズです。唄う100円均一ショップみたいなとこがいいです。全部コードもメロディもシンプルで同じなので、一曲リピートで聴いてるのか全部リピートで聴いてるのか聴き分けることが困難です。いいですね。
いろんなところで主人公が飯をくう、ただそれだけのマンガです。でもこれはいい!
「グルメマンガ」ではありません。これはこれでB級グルメといえないこともないが、そういうふうに構えちゃうとちょっとこの本の世界と違う。
なんというか「東京人」だ。それなりにこだわりもあるし自分の感覚も持ってるが、シャイだし、がっつかない。何かにやたら熱くなるとか夢中になるとか、そういうのにどこか醒めているところも常に持っている。うまく言えないけど同じ東京人ならわかってくれると思う。
(この「東京人」感覚は、以前ムーンライダースの映画「Passion Maniacs マニアの受難」を観たときにも強く感じた)
主人公はいつもスーツのビジネスマンだけど、「島耕作」的な世界とは真逆というか、対偶にある。
(島耕作って絶対に絶対に「東京人」じゃない)
むしろ本書は、島耕作の皮をかぶった「つげ義春」な世界かもしれない。
久住昌之によるストーリーは、ペーソス、までもいかない、もっと淡いフラグメント的なものを醸し出していて、なんとも滋味深い。東京人のあなた、よければぜひ見てみてください。
いまさらどうこういうものではなく、例のアンディ・ウォーホールのバナナのアルバムです。ずいぶん久しぶりに聴きました。CDで聴くのははじめてかも。Sunday Morning とかAll Tomorrow's Parties とか、あとなんつってもFemme Fatale とか。
Cream もそうですけど、こういうシンプルなフォークからロックにかかるあたりって、ぜんぜん専攻科目でもなんでもないけど、やっぱいいモノはいいですね。なんでなのかわからないけど…
監督はフランシス・コッポラの娘さんソフィア・コッポラ。
マリー・アントワネットを演ずるのは、スパイダーマンシリーズで有名なキルスティン・ダンスト。このひと、どっからどうみても僕にはブスにしか見えないのですが…
ロケは本物のベルサイユ宮殿。背景も服装もかなり華美だけど、微妙に彩度を落としたパステルな感じで悪くない。あとは音楽が、ビバルディとかももちろん使いつつ、The CureとかAphex Twinsとか, New Order/Joy Divisionとか使ってたりするので妙にかっこいい。ルイ16世が即位したあとで、Plainsong / The Cure からCeremony / Joy Division にメドレーになるあたりとか、個人的にはかなりアガります。
映画そのものは割と淡々としてます。ギロチンがどうしたみたいなものもないし。私小説+αっぽい感じです。それでもよければおすすめ。