事故でレコードのコレクションが消滅したので、いてもたってもいられなくて発注した一枚。僕が当時買ったころはStrategies Against Architecture 80〜83というタイトルだったけど、いまは続編、続々編と同じくコンピレが出て、最初にでたこれは Volume 1と改名したようだ。
ちなみにこのコンピレーションを担当したのは、ジム・サールウェルというかジム・フィータスだ。うう、ジム・フィータスのレコードも何枚もあったのに…わざわざ買い直すほどでもない程度のコレクションが、喪われていちばん心が痛いあたりだ…
それはともかく、以前にも書いたけど、改めて聴いて、ほんとに名盤だ。ノイズ、インダストリアル、アイディア、アート、形容詞をならべていくとださくなってしまうけど、本当に聴きこめる、すばらしい一作。
インナーの写真も、ベルリンの広場に楽器や工具やハンマー、削岩機を前線展開して不敵にたたずむブリクサたちなど、もう勘弁してくださいってぐらいにかっこいい。
決して万人にお勧めはしないが、相手を選んで、名盤中の名盤としておすすめしたい。