24 Hour Party People

movie

ファクトリー・レコードと、その原点となった伝説のクラブ、ハシェンダといったあたりをめぐる、トニー・ウイルソンの伝記映画。

ドラッグ・カルチャーとセックス・ピストルズあたりからはじまって、おお、いきなりマーティン・ハネット!「トランスミッション」をギグっているジョイ・ディヴィジョン(というかまだその前身のワルシャワね) が出てきて、思わず都営大江戸線のなかで跳ねて踊りだしそうになった。というか俳優がJDのメンバーを演じていますよ!!!イアンはいいがフッキーもバーナードもぜんぜん似てねえ!

そのあともア・サーティン・レイシオとか、デュルッティ・コラム(というかヴィニ・ライリー)とか、当然イアン・カーティスの縊死と葬儀であるとか、感涙とよだれにむせびそうなストーリーがつづきます。

ただまあひとつの映画として見ると、その出来は、ダメとは言わないが特にどうなんだろう。

こういうのはシトロエン本とかと同じで、上記の固有名詞にいちいち「おぉお」とくる人ならぜひ時間あれば見た方がいいし、なんのことやら? という人には、見ても特に意味のある時間にはならないものと思われる。 

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]

24アワー・パーティ・ピープル [DVD]

  • 出版社/メーカー: メディアファクトリー
  • 発売日: 2003/09/05
  • メディア: DVD
  • 購入: 4人 クリック: 93回
 

Music for the Masses / Depeche Mode

music

当然ビニール盤で出てすぐ買っているものだが、ひさびさにCDで。

Black Celebrationの次のアルバム。マーティンがシンプルな音の強さ、シンプルなメロディ指向に明確に方向転換した作品で、いま考えるといままでよりさらにオトナの音だ。

当時の僕には、もろにギターを使っている点、あまりにも単純な楽曲構成など、たいへんに否定的な気分が強かったが(US版を買ってしまったせいで、当然ながらレコードのミゾが薄くて音が悪かったのも悪印象のひとつか)、いまなら、しみじみと良い。聴いているとだんだん良くなる「スルメ性」も高い。
ただ、Strangeloveは、別途持っていた初期の12インチシングルカットのバージョンのほうが正解だったと今でも思う。シンプルで継続性の高いリズムで、そっちはきちんとダンス・チューンになっている。アルバム所収のバージョンのStrangeloveは、本来ならシングルカット裏面の時間稼ぎに収録する程度の、しょうもないゴミリミックスのひとつ程度の出来だと思う。

しかしこのアルバム1987年の作品ということで、つい先日買ったぐらいの気分だが、当時生まれた赤ん坊でも一浪して大学に入った計算になる。俺も年をとったものだ。

Delicious Library

booktech

Delicious Libraryという、amazonのフロントエンドというか蔵書管理ソフト。OS X用。404 Blog Not Found:delicious library = iAmazonから。

この記事にあるように、まさにこれは「iAmazon」といってもいい使い勝手とクォリティで、なかなかすばらしい。持っている本、CD、DVD、ゲームなどがどんどん中に整理されていく。

amazonをバックエンドのデータベースとして使っているわけだが、というかこれはamazonの素敵なフロントエンドなわけだが、タイトルやキーワード入力でどんどんネタがあがってきて、必要ならamazonの当該ページにも行くことができる。任意のブラウザで見ているamazonの商品ページをこのソフトにdrag & dropすると、当然のようにアイテムとして登録されるのも、あたりまえのことがあたりまえにできる素晴らしさとして、なかなかたいしたものだ。気持がいい。

MacBook Proの内蔵カメラで商品のバーコードをどんどん読み込めるのもすばらしい。ただ認識率はそう良いわけではなく、いくらかざしてもちっとも認識してくれないこともあるし、逆になんでこんなに雑にぼけたピントでかざしただけなのに「ピッ」とわかってくれるんだろう?というときもある。

このソフトはシェアウェアで、無料お試し状態だとアイテム登録が25個までに制限されている。速攻で購入。ただ、購入して正規ライセンス状態でつかっていても、amazonへのアフィリエートリンクは元のままだ。ちょっとどうかな。もっとも、ここに自分のアフィリエートリンクを入れてみたって、これを使うのは自分だけだし、自分が自分のアフィリエートコード経由でモノを買ったって、最終的にさっぴかれるので意味はないんだけど。

あとこのソフトは、どれを誰に貸しているかを管理もできるので便利だ。返却期限の管理もできるので、逆に図書館に借りているCD、本を、それぞれの返却期限をつけて記録しておくこともできる。(図書館に「貸している」ことにして登録してしまえばok)当然iCalとは勝手に同期する。

DashboardのWidgetもちゃんと用意されている。

洗濯機

tech

先週ヤマダ電機で手付け打っておいたのが届いた。とてもコンパクトで静か、なかなかよろしい。以前は洗濯機と乾燥機の組み合わせだったのが、ずいぶんすっきりして空間的にもよろしい。
いままで使っていた洗濯機は同じくナショナルのNA-F55A2というもので、購入したのは結婚する直前、1994年の春ごろ、つまり12年まえ。

買った場所は、まだ電気屋の街だった秋葉原。いつもだと、秋葉原にいるときはVL-BusとかS3 928だとかi486 DX4 100MHzとかAHA-1542CFといったことばかりに頭がいっているので、そこを彼女と一緒に、中央通りのいつもはいかない普通の電気屋のあたりをあるいてみると、「新婚さんフェア」みたいなノボリがそこらじゅうに立っていることにいまさらながら気づいて、なにかかゆい感じがした。

そこで薦められたのがいままで使っていた洗濯機で、僕にとって殺し文句だったのが、「このモデルは新型の鋼板を使っていて、技術的にはとても優れていて、開発陣はがんばったようなんですが、なぜか売り上げ的にはふるいませんでしてねえ…」という販売員のオジサンの説明で、駆け出しのソフトウェアエンジニアだった僕は、エンジニアの正義!それを理解しないマーケティングと民衆!これを救わずしてなんとするのか!というあたりの共感のツボを押されてしまい、いま考えると、型落ちの洗濯機を割高で買わされてしまった。

この洗濯機を選んでしまったことについては、同じ日に買った電話機の失敗(弱小メーカーだが意欲的な設計だったもの。しかしやっぱり使いづらくて壊れた)もあわせて、「技術的にイイ、とか言われると弱いんだから」といまだに奥さんに言われるし、僕自身も、これらの経験を通して、技術的に良いとかだけですぐシンパシーが燃えたり釣られたりするニキビ顔の技術者クンから、ちょっと大人になれた気がする。技術的にいいか悪いかなんてのは、ものごとのほんの一面にすぎない。

DragonBall

tech

pya!を見て、一般人はDragonBall MPUって知らないんだなーと思ったら、Wikipediaによれば

名称の由来は、CPUコアのほかに7つの周辺チップを内蔵していることから、7つの珠玉が登場する漫画『ドラゴンボール』にちなんだものとされる。

なんだそうな。

というか「ドラゴンボール」って1ミリも読んだことないのだけれど。(「ファミコン」も、現物を見たことも触ったこともない)

Canon PIXUS iP7500

tech

数年つかっていたCanon BJ-F850 (Upgraded)が、いくら電源を入れ直してもまったくUSBデバイスとして認識されなくなってしまった。
最初AirMacとかBonjourとかそのへんの問題を疑っていたのでえらく時間を浪費した。
いろいろ不満もでてきていたのであっさりamazonでクリック。

主に奥さんが使っているのでよくわからないが、きれいにすぐ印刷できるし、用紙を箱にセットしておけるのもよい。自動両面印刷もよい。OS Xからも問題なくつかえる。
普段はプリンタの上にすきまがまったくなくてもよいのが特によくて、居間のピアノのしたに置いておくことができる。居間に置くモノのデザインとしてもなんとか許容範囲。AirMac ExpressのUSBにつないでほっとけるのも良い。

フォーン・ブース

movie

セルラーの脚本家の前作。
いや、これは、面白い。画面に釘付けになる80分。

NYの街角の電話ボックス (Phone Booth)。そこにかかってきた電話を主人公がつい取ってしまうと、謎の電話の相手が伝えてくる内容は徐々に脅迫めいたものに変化して、電話を切ってボックスを出たらお前を殺す! そして確かに自分が、このニューヨークの雑踏のどこかから高性能ライフルで狙われていることもわかる。なんでいったいこんなことに、さて一体どうしたら。

長さは短めだがちょうどよいし、役者みなとてもよい。特に主演のコリン・ファレル。「マイノリティ・レポート」に出ていたときの印象が強かったが、この映画は彼の独演力によって骨組みができているわけで、それを実にみごとに果たしている。警部役のオッサンもとてもよい。ストーリーも、ひねってあるがひねりすぎない絶妙のバランス。

この映画は、LAの一角をNYにみせかけて、たったの10日間で撮影を完了したのだそうだ。その短時間でのやっつけで素晴らしい作品がこしらえられていること、またたった一個の電話ボックスを舞台にこんなに意外性と緊迫感と心理劇を創案できていること、これらはアイディアとセンスと技のみごとな合体で、この映画はすばらしいひとつの「Hack」だ、とも思う。とにかくおすすめ。

参考: 超映画批評「フォーン・ブース」90点(100点満点中)

セルラー 

Get Perpendicular !

tech

"垂直磁気記録方式についてうなされるほどよく分かります。"

ええ本当に。

Seagateから垂直磁気記録型3.5インチHDD - Engadget Japaneseから
Get Perpendicular

もう5回ほど見てしまったが、妙にツボをつかれてまいる。
個人的には sgiの 'Octane The Official Soundtrack' 以来のヒット。
垂直磁気記録方式のHDDは、従来のプラッタにミラーボールを当てて、ビットをスタンダップさせて作るらしい。ゲラッパである。

ThunderbirdでEmacs likeキーバインド

tech

intel mac上のMail.appのRFC2646動作を抑制する手段がでてくるまで、Mail.appからメールを出すことができない。

しかたなく、メールを書く/返信するときだけThunderbirdを使っているのだが、これの文字編集キーバインドがみごとに「カーソルキー」しか使えず、(home, endすら使えない!)Windowsメモ帳以下の使い勝手だった。
「森羅万象あらゆるEmacs key bind」という世界観をもつOS Xでこういうソフトにあたると、静かな映画館でデカいゲップでもされたようで、不快感の段差がはげしい。

これをEmacs likeなキーバインドにする方法が徒然なるままに: Thunderbird で Emacs like なキーバインド / Firefoxに書いてあった。感謝。