OK / Talvin Singh

music

OK Tala Matrix / Tabla Beat Scienceも良かったけれど、これもイイ。同じく会社のNくんから。同じくBill Laswellに、ほか坂本龍一やネーネーズも参加。
インドのタブラのビートに、テクノ、ドラムン・ベースな世界がかぶさる。Tabla Beat Science のほうがもうちょっと禁欲的にインドとエレクトリック・ビートの融合を研究追求するという感じがあって好きだが、このアルバムはもうちょっとポップ方向に寄った雰囲気があって、これはこれで悪くない。
リミックス・アルバムでもって、これのリミックス・アルバム(タイトルも「リミックス・アルバム」)もかなりイイ。ドラムン・ベースに、デジタル楽器によるテクノよりもテクノを感じる早いタブラ、そこに沖縄民謡な女声がテンポよくかぶさってきたら、良いに決まってるじゃないですか。なんて卑怯な。

Don’t Download This Song / "Weird Al" Yankovic

music

Straight Outta Lynwoodしりとり式ライブ手帖 - 平成コミックソング・クロニクル海外編から。White & Nerdyと同じアル・ヤンコビックの新譜に入っている曲らしい。
やばい、これはじわじわとかなり面白い。曲もボーカルもアレンジも実にそれっぽいのがすばらしい。これをまたYouTubeでみれているのがいいですね。
Lars Ulrichが出てくるところもかなりおかしい。むかし「mp3フォーマット自体非合法にして取り締まり対象にしろーーあーぁぁーヴァアアー」とかいってましたね。歌いおわりが「ウヴァアアァ」になるのはJames Hetfieldのほうか。

浅草

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浅草は、高校のころ、調子に乗ったり、寝たり吐いたりして自分の酒の量をおぼえていった懐かしい街だが(制服でどこの学校かすぐわかるので、地元方面でなど呑まない)、六区のあたりはすっかり再開発されていた。そもそも浅草ROXをみるのがはじめてだったりするし。
すっかり暮れなずんで、なんか上海あたりにでもいったような、夢見るような感じ。

浅草寺から仲見世通りへ。焼きたての人形焼きとか、うまい。

田原町まで戻って、おざわという蕎麦屋で胡麻豆腐やくるみ味噌、鴨などつまみつつ呑んで、ざる食って帰宅。

合羽橋

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息子が先日「TVチャンピオン」で食品サンプル職人の回をみてたいへん喜んでいたので、こんどこういうものが集まった町があるからいってみよう、と話をしていて、そういうわけで上野駅から合羽橋へ。

やっぱり古めの地下鉄のにおいというものはたまらない。人間として心から安らぐ。やっぱり一生、花鳥風月の心境には…
ここは日本で初めて開通した地下鉄区間なんだよ、集電靴が600Vの第三軌条に乗るとカツンと軽い音がするでしょ、というようなことを息子に教える。

田原町から地上に出てちょっと歩いてもどり、合羽橋のほうに北上する。
例の角の巨大なコックさん、息子と娘ははじめてみたらしいのだけれど、さすがにいまさっきダリ展をみたばかりなので、あのコックさんの瞳は実はハトなんだよと説明しても、シュールレアリスム的なインパクトはまったくナシ。

食品サンプル屋がならぶあたりにいくと、息子と娘はすっかりおおよろこび。
僕が高校生のころ(1980年代後半)は、合羽橋で食品サンプルのお店をみて花やしきというコースは、東京の男の子にとっては結構ツウなデートコースだったのだけれど。いまは雑誌やテレビですっかり有名になっちゃったし、食品サンプルのキーホルダーとかマグネットとかUSBメモリなんてものもすっかりメジャーになった。
というわけで、当時と比べると、一見さんお断り的な敷居の高い雰囲気はまったくなく、(土日だけのシフトかもしれないが)お土産むけの商品が前面に出ていて、おもしろい。

食器も安くてよさげなものがいっぱいあってすばらしい。こっちは今度じっくり、ちゃんとクルマでまた訪れたい。

上野駅と回転する飲茶

diaryfoodtravel

ダリ回顧展を観おわると昼はとっくにすぎていて、上野駅に移動して、昼飯。

上野駅の中央口とかくるの、30年ぶりぐらいで、たいへんに懐かしい。母の実家が新潟にあったので、上越新幹線ができるまえ、あと母の実家方向にまだ縁があったころは、上野駅からエル特急「とき」を利用していた。特急電車はまだボンネット型の181系だった。

当時の上野駅というのは、ドテラのおっちゃんがホームから線路にめがけてシャアシャア立ち小便をしていたりして、(上野駅のホーム立ちションはすごく珍しいものでもなかった気がする) いまだに、基本的に、上野〜常磐〜葛飾〜千葉方面 (山手線からあっち) への風土に対する個人的な印象はこのようなものだ。すまん。

駅の二階に「回転中華料理屋」というものがあり、息子が死んでもコレダ! という感じにハマってしまったので試す。

まあ予想通り、回っているものはぬるくなってしまっていて、かといってBというほどの個性もない。おねえさんが時々皿をさげにくるが、その都度皿の色ごとの課金をPOSで打ち込んだりするので、運用コストの圧縮にもイマイチなってない感じ。

ダリ回顧展 @ 上野の森美術館

art

http://www.dali2006.jp/
サルバドール・ダリってそーんなには興味なかったのだけれど、どうせだから行ってみようということで家族で上野へ。
入場制限がかかっていて、美術館の外にながい列ができていて、45分待ち。
思っていたよりも面白かった。例の時計とか、太田蛍一的なぐにゃっとした絵が多い印象があったのだが、もっとシャープな雰囲気のものもおおく、不安な色彩もとてもよかった。とても引き出しが多い芸術家だったのだなと感心。

美術館の出口のところの売店に、いろんな画家のぬいぐるみが売られていて、ゴッホのやつは、ちゃんと左耳がマジックテープでとれるようになっていて、

「やあ! 僕ゴッホ! ボクの耳は取れるから、好きなあの女(ひと)にあげてネ!」

みたいなことが (英語で) 書いてあって、これはまいった。買う寸前だった。
ほかにもグスタフ・クリムトの指人形とかあったりして、しかし指人形で「僕クリムトだよ」とかいったって、そもそもグスタフ・クリムトの顔なんて誰も知らんというか、どうしたらいいのだろう。

Transfer / Klaus Schulze

music

個人的にクラウス・シュルツの最高傑作。 

Trancefer (Remastered 2017)

Trancefer (Remastered 2017)

  • アーティスト: クラウス・シュルツ
  • 出版社/メーカー: Universal Music LLC
  • 発売日: 2017/12/15
  • メディア: MP3 ダウンロード
 

Klaus Schulzeというと、Tangerine Dreamの初期メンバーであり、Moog IIIシンセサイザーの箪笥を並べて電子音楽をやる人というか、富田功みたいな方面のドイツ人。

ただ、「世界のトミタ」は、手塚治虫から屈折と苦悩を抜いてしまったというか、明るい未来と自然をスッキリ信じちゃってるんだ by 広告代理店みたいな感じがどうも好きになれないのだけれど、「電子音楽」ってそういう体制側の未来礼賛みたいなものだ、という人がいたら (20年ぐらいまえにはいっぱいいたな、クラフトワークなどもずいぶんそういう手合いにいじめられたようだ)、いやそうじゃないんです。

本作はA面とB面に1曲ずつ(私が持っているのはアナログレコード)の、古き良きプログレの長さを持っているが、とにかく1曲目のA Few Minutes After Transferの、ゲルマンの黒い森に秘められた狂気みたいなものが、静かに進行するムーグのリズムの奥からひたひたと湧き出てくる様子は非常にすばらしい。

途中からしだいに入ってくるMichael Shrieveのパーカッションと、Wolfgang Tiepoldのチェロ、そしてSchulzeの分厚いシンセストリングス、ただただ、すばらしい。

これも自分が死ぬ日に聞きたい10曲のひとつ。

コンドームと日本人

diary

社会学者澁谷知美氏のBlog.
http://www.lovepiececlub.com/shibuya/

社会のなかで性文化をとらえた人たちというと、まず第一人者として高橋鐵や、「早稲田卒のポン引き」こと吉村平吉といった先達があげられるが、澁谷氏は女性の立場から、おもに戦後から高度成長期にわたる日本の家庭の性生活に光をあてている。
しかも、いわゆる性風俗というか「商品としての性」ではなく、ニッポン、社会、家庭における「女性 = 生殖のための counter part」もしくは「女性 = 男性の労働を支えるモノ」という暗黙の構造にメスを入れていて、むしろこれらの既存概念のほうが、社会における女性の立ち位置を考えていく面において、ボディーブローで重い問題だということが浮き出されてくる。
さらにその文体は客観的で、いわゆるウーマン・リブ的な高いトーンは皆無で、資料や歴史を読み解く知的な面白さにあふれている。
タイトルはアレではあるけれど、人文学的に読み応えのあるお勧めのサイト。

Adrian Sherwood Dub Sessions vol.2 @ LiquidRoom

music

ON-U SoundのAdrian Sherwoodのライブがリキッドルームであったのでいってきた。
http://www.liquidroom.net/pickup/index.php?ids=1061031&ids2=1061103

f:id:mrmt:20061031185351j:plain
Adrian Sherwoodというと、Yü-Gung / Einstürzende NeubautenとかHypnotized / Mark Stewartのリミックスにおいて、音場を破壊するノイズ、ビート、ダブを冷静な狂気で構築するさまが、僕にとっては神だ。この2曲は、自分が死ぬ日に聴きたい10曲には余裕で入る。ほかにもPeople Are People / Depeche Modeとか、いろいろ手がけてますね。

開演から1時間ほどで、御大が出現。ハゲのでかいおっさん。きょうのコンセプトどおり、レゲっぽい音が半分というか大半の音場のベースを成していて、そこにノイズ、サウンド・コラージュ、ダブを狂える感じで縦横無尽に載せてゆき、途中ややダレた瞬間はあったものの (chill outとかじゃなくて)、臨死体験を低いサンプリング・レートのビット・クラッシャーで味わうようなあの感じがフロアでたのしめた。自分でなにをいっているのかよくわからんが。

後半は、Lee "Scratch" Perryという黒いオッサンが、ゆるいビートにのせてゆるいラップというかレゲをやっていて、フロアから上にあがりつつしばらく聞いていたが、申し訳ないが音楽の好みというやつで、いったい何がどう良いのか全くわからなかったので、パスして帰宅。

このオッサンの登場で、フロアは急に身動き不能なほどにヒートアップしていたので、やっぱレゲのオーディエンスがほとんどだったのだろう。逆に前半のAdrianのアクトは結構みんなにはきつかったのじゃないだろうか。
このセッティングと場所で、11/3にももう一回あるよ。

StopFold 0.2.1

tech

StopFoldの新しいバージョンが出た! これでやっと、OS X 10.4.8のMail.appでも、ヘンな折り返しのないメールを送信できる。助かった。

http://ichiro.nnip.org/osx/StopFold/

StopFold は Apple 純正の Mail 2.0(Tiger)の行自動折り返しを無効にするプラグインです。

Mail は日本語のメッセージを(おおむね)全角35文字で自動的に折り返し,format=flowed(RFC 2646)といわれる形式で送信します。これはこれで間違いとは言えないやり方なのですが,flowed 形式に対応していないメールクライアントで受信した時に意図しない改行が表示され,非常に見苦しくなるという問題があります。