iTunes

うちの会社の玄関には、1年ほど前から iTunes つけっぱなしのiMac を一台放り投げてあって (選曲は俺),洒落ているとお得意様の評判もよろしかったのだが。

先日帰りがけに、iTunes が全画面に醸し出す例のグラフィックエフェクトをふと見やると。

濃い背景色のもやもやとしたバックを背に、白ペンで手描きしたような乱れた模様が浮かび上がっていて、
その模様は、大きな円のなかに小さな円があり、
それらを上下につらぬく長い白線があり、
そして、大きな円の周囲から、一定間隔で放射状の短い線が出ている、というものであった。

つまり、日本国内で、駅の便所の落書きや、むかし「笑っていいとも!」でタモリがゲストの要望に応じて、カメラから手で隠しながら描いていた模様として知名度があるあれだ。

それは一瞬で消えてしまったのだが、しかしあれは目の迷いではないと思うのだが、ちなみに私も成熟し一男一女ももうけた男性であって、その手のイコンを見えないのに見てしまうような歳でもないのだが、社のセキュリティ委員会副委員長としても、本社エントランスにおける問題点として認識しつつ会社を後にした。

麦とろ御膳セット / 松屋

food

僕は吉野家派であって松屋派ではないのだが、いま出ている麦とろ御膳セットはなかなかよろしい。
Press Release

夏はどうにも食欲がわかないのだが、とはいいつつ腹にたまって、それなりにガツンとも来るものを食いたい、という相反したわがままな悩みをいつも抱いていて、で、この麦とろ御膳セットは、そういうニーズにかなりぴったりくる感じだ。

さらにそばがプラスされたセットもよろしい。「これが、蕎麦、かっ…?」といわれると、ビニールレコードマニア対 USB メモリなシリコンオーディオガジェットぐらい違うのだが、松屋でそういうことをいっても野暮なのでしょうがない。

Mercedes-Benz MixedTape

music

MixedTape 8が出ていた。

Holiday Roy Ayers Rare Groove
Blue Eye Blak Colonel Red Broken Beats
All Gone Luis Soul Pop
This Thing D'Nell Trip-Hop
Music Of The Universe Solar Apple Quarktette Bossa Beats
Accident Flowarea Disco Funk
Why? Jessica Johnson Pop
Rayons Du Soleil Cordclub Chanson
Shadows Fall Aztec Productions Nu Soul
It's Not Easy Kantorka Soul
Feel Free Flow Downbeat
Fills My Heart Low Budget Soul Nu Soul
Sushi @ Sydney Alpaca Heads Lounge
Vent Nikakoi Elektronika
Oceans & Whispers Bennson Nu Jazz

地震

自宅から1kmはなれた実家で昼寝していたが、女子供がキャアキャアいうぐらいで、なんの被害もなし。

「血族」完成プレミア上映会(続)

movie

みてきた。横浜の赤レンガ倉庫は実に雰囲気のいい、開放感があって洒落たところで、聞いた感じだとイベントスペースとしての料金も結構安い。いろいろ使えそうだ。

上映は、DVD作品を大きな銀幕に DLP 上映するとエイリアシングやブロックノイズがかえって鮮明に映ってしまってちょっと厳しいなぁとか、PA がちょっといまいちで、しかも大音響につれて銀幕が揺れてしまってせっかくの画止まりがつらいなぁとか最初おもったものの。

主人公の白日夢から、戦国時代に意識が遷移して画がモノクロームになったあたりから、そんなことはすっかり忘れてしまった。つまり作品に没頭してしまった。

本作は最初15分程度のミニムービーという企画だったものが、だんだん膨らみ成長して 40 分の尺になったというもの。

あまり説明してしまうとネタバレかもしれないが。黒澤監督の「七人の侍」という、あまりにも偉大な映画、これのエピゴーネンというか捧げたオマージュとしても堪能できる。人の作品を説明するのに、こういう喩え方は失礼にあたる場合もあると思うが、「七人の侍」の偉大さ、そしてこの「血族」の出来の良さに鑑みると、決して本作を貶めるものではない。

本作には出演者の台詞がない。導入部と結構部(両方とも現代)にはナレーションがはいるのだが、それだけ。あとは、戦闘の気合いの音声(おんじょう)、そしてなんともすばらしいサウンドトラックで構成されている。この音編がすばらしい。寺院の大きな太鼓を収録とか、音編集をわざわざUSでやっている凝り、そして音楽もそうだが、全体をながれる、現代音楽のような、インダストリアル系のパーカッシブなノイズというか、この気合いと情念と殺伐がミックスされた独自で激しく陰影ゆたかな音世界が、「七人の侍」の後半、大団円からストーリーの終結に向かうあたりを思わせる、野武士と村人たちの激しい戦闘と、ちょっとこれ以上はないほどマッチしている。

戦闘シーンは本作の大部分を占めるものだが、待ち伏せから結末に至るまで、絶えず良質の緊張感と迫力、美しさが保たれている。美しさとはいっても、むしろ演出上のカメラのブレや響き、粒子の粗さ的なもの、そしてかなりの部分を占める埃と砂と泥。名作「十二人の怒れる男」で知られる映画監督シドニー・ルメットは、レーザーディスク版「七人の侍」に寄せた一文の書き出しと結びを「埃、風、雨、炎…」としているのだが、この様式美は本作においても受け継がれ、むしろデジタルの鮮明さを伴ってよみがえる。

とまぁいろいろ書きましたが、イントロと末尾の現代部分についてはウェル・メイド・プレイのヘッダとフッタということで、あの黒澤世界のデジタルリミックスともいえる本作、機会があればぜひ見てみていただきたい。
役者もなかなかいいです。野武士たち、スキンヘッドの蒙古系の奴は、クラシック様式系の悪い奴なのだが、彼らの頭領であるまだ若い悪玉は、そこへいくとなんというかドラゴンボール世代の悪い奴ビジュアルである。それが、画が白黒であることも手伝っているのか、戦国時代のアウトローとして意外なほどマッチしている。物見に出た村人を捕らえ、泣きわめき怯えるそのさまを眺めながらニヤリと嗤うところには、「ブラック・レイン」における松田優作級の「こいつ、無茶苦茶悪そうなやっちゃなー」という爽快感を覚えた。笠原竜司という役者さんらしい。

無論松永くんをはじめ、IMAGICA時代のみなさんに会えたのもよかった。みんな変わってないねー。

プログラマの数学 / 結城 浩

book

これも買ってあった本をいまごろ読んだ。内容は、既知のことでもやさしくわかりやすく解きほぐしてみんなで理解しようというもので、ていねいな説明には愛があり、文章もなかなかいい。良い文章でかかれた一冊の書物、としても私は楽しんだ。ものごとはこういう風に説明すれば分かりやすいんだよ、という説明文の良例としてもいい本だと思う。もうちょっとしたら、子供たちにもぜひこういう良い本を読ませてやりたい。

ところで、わかりやすい分かりやすいとは書いたものの、最後のほうの対角線論法のところが、私にはわかりませんでした。わけのわからない屁理屈の羅列にしか読めなかった。最初、電車のなかでフェイセズとか聴きながら読んでいたのがいけないのかなと思い(あのマッタリだらだらなロックンロールに、サイケ流浪雲みたいなロッド・スチュワートのヴォーカルを聴いていると、1 + 1 なんて 1 でも 2 でも 3 でもいいじゃん、という確信が湧いてくる)、改めて風呂で読んでみたが、どうにも説明の論理のつながりがわかりません。いかな結城さんの説明能力をもってしても、俺の頭にたいしてはこのあたりが限界ということか。 

プログラマの数学

プログラマの数学

  • 作者: 結城浩
  • 出版社/メーカー: ソフトバンククリエイティブ
  • 発売日: 2005/03/24
  • メディア: 大型本
  • 購入: 41人 クリック: 707回
 

ヒゲトリマー

また最近ひげをのばしっぱなしで、とはいえ整えるとかなんとかしないとあまりにも見苦しい。

なんか情報はないかと探していると、ナショナルのヒゲトリマーのカットテクニックというわかりやすいページがあった。というかヒゲトリマーというものがあるのね。

さらに探していたら、スタパ斉藤の「週刊スタパトロニクスMobile」にヒゲ男必携モバイルアイテム!? ヒゲトリマー3種を比較という記事があった。ヒゲトリマーという電気ガジェットを評論するについて、スタパ斉藤ぐらい適任な人はいないような気がする。しかしこれが「ケータイWatch」の記事だというのも奇遇というかへんな気がする。

ここでよいレビューがされていた、ナショナルのヒゲトリマー ER240, ER241Pというものを電気屋で見てみようかと思っていたが、まさにこれを亡父が所有していたことがわかり、譲り受ける。ラッキー。うまれてはじめて、父の仏壇というものに「サンキュー♪」とか声をかけてみた。

さて他にもひげ関係のサイトとかポータルはないものかと思うが、なかなかない。
霊感にうたれて、http://hige.jp/というところに行ってみるが、基本的な企画の意図がちょっと違うようだ。とはいえ、私はストレートなのでサイトの趣旨にはあわせることができないが、なんかしらの参考になればそれはそれで OK だろう。

Lancia Musa

car

Lancia Musa

ひさびさに ENGINE 誌を読んでいたら取り上げられていたクルマ。
http://www.lanciamusa.it/

フィアット・プントに味付けしたもののようだが、イプシロン (Ypsilon) に比べて親しみやすいテイストだ。つまり日々銀座や六本木で密かに気を張る29歳のキャリアウーマン、というほどまでのこともなく、生活と育ちのよい楽しい生活、という感じで、なかなかよさげだ。イタリアのエッチなデザインの素晴らしさというよりも、イタリアのキッチンウェアとかコモディティのデザインの楽しさの方向にみえる。DIESELとかALESSIとかね。
大きなグラスルーフが気持ち良さそうだし、オートマもあり、あと幅が1.7mに収まっていて、いまどきちゃんと5ナンバーで乗れるというのがなかなかすばらしい。

どこかがちゃんと国内に引いてくればそこそこ売れそうな気もするのだが、難しいかなぁ。http://www.lancia.com/を見ても、そもそもランチアというブランドは、日本はおろか、そもそも英語圏で売ってねえ。という厳しい状況だ。

二十歳過ぎのころ、一箇月ぐらいLancia Y10を足に使っていたので、うるさくて回らないが元気なFIREエンジン、ぐにゃぐにゃシフトレバー、案外剛性感のあるボデー、いたずらっぽく楽しくデザインされたコンソール、そして室内のアルカンタラの、あの甘い匂いと雰囲気がなつかしくてたまらない。

ちなみにENGINE誌は、ご存知のとおり「カーグラフィック」の弟のような位置づけにあった二玄社の自動車雑誌「NAVI」、その鈴木編集長はじめ腹心たちが突然新潮社にスピンアウトして生まれた雑誌で、ある意味いまだに「真のNAVI」だが、鈴木編集長がかもしだす、生まれも育ちもよい自分を恥じて、理屈的にも文学的にもサヨ傾倒してしまう自分、でも贅沢の味やノブレス・オブリージュも知ってしまっている自分、その矛盾のせめぎあい、みたいなテイストは伝統芸能のごとくいまだにかわらず、こういった雰囲気は、私立校あがりの自分には、いとおしく懐かしくも痛く、なつかしく、そしてイタイ。

健康診断

赤坂にいって受けてきた。体重が多すぎる (174cm なのに 81kg)のが良くないが、ほかは全体的に問題なし。視力は左 1.5, 右 1.5 以上と、少し落ちた。

あと胆石があるらしい。直径 7mm. でも特に気にしないでいいようだ。
先生からいきなり「あなたの胆石ですが…」といわれて、かなり驚く。が、ちょうど去年の健康診断のこの席で、あなたには胆石があると診断されていたことを思い出す。

ということは、今回も、胆石のことはすぐに忘れてしまうだろう。