Front Row

tech

How To Install Apple's Front Row

私のPowerBook G4 12"でもFront Rowを動かすことができた。いわゆる10フィートUIってやつだ。

動かすと、いま使っている画面 〜デスクトップだのSafariだのEmacだのviだの〜 が半透明になって、床に映りながら彼方に消えていき、DVD, 写真(iPhotoアイコン),音楽(iTunesアイコン), ビデオ(iMovieアイコン)の4アイコンがあらわれる。

これがAppleのセンスで作られているから、相当良い。
見た目も良いが、ネタ(コンテンツ)の仕込みハッテンバ感もかなり良い。

DVDは、「DVDをセットしてください」と出るだけだが、「音楽」はまさに巨大iPodそのもので、使い勝手もおんなじ。

「写真」も要はiPhotoのスライドショーなんだけど、iPodな使い心地。

「ビデオ」は、アイコンはiMovieだけれど、別にさあビデオカメラをつないで編集しましょう、とかいうのではなくて、とにかく動画再生。

その下にでてくるメニューの「映画予告編」はつまり apple.comのトレイラーコーナーの焼き直しなのだが、非常にシンプルできれいで見やすい、使いやすい。「ムービー」「ミュージックビデオ」はiTunesに突っ込んであるムービーやミュージックビデオを見るものだが、ぼくのiTunesはすでに映画やプロモビデオやあれこれがいろいろ入っているので、いろいろ見てたのしめる。

「テレビ番組」は「iTunes Music Storeでテレビ番組買っといてね」と出るだけなのだが、少なくともいまの日本ではできませんねこれ。来年1月上旬がお楽しみ、ということだろうか。

Intel PowerBookとIntel Mac miniっぽいものがでて、そのMac miniはFront Rowにテレビ録画に、あらゆるメディアセンターハッテンバ的必殺商品になるだろうという推測が各所にある。

Bebel Gilberto / Bebel Gilberto

music

ベベウ・ジルベルトの2nd. 前作Tanto Tempoはボサノバ、ポップ、エレクトロニカ、いろんな要素をすばらしく織り交ぜたもうまいっちゃうぐらいに大好きな逸品で、そこにいくとこの二作目は割と落ち着いた地味な作品だ。

でもこれもスルメのように、じわじわとやられる良さを持っている。1曲め Baby はどうということもないのだが、2曲めの Simplesmente あたりから、安らぎと不安がたゆとうような、しずかな午後を神秘的にただようようななんともいえない良い雰囲気が幕をひらいてきて。たいへんすばらしい。 

Bebel Gilberto

Bebel Gilberto

  • アーティスト: GILBERTO BEBEL
  • 出版社/メーカー: RAND
  • 発売日: 2014/02/11
  • メディア: CD
 

今回ぼくが買ったのは日本盤。

日本盤って、いらないライナーノーツとか、過剰包装、おまけにクソみたいな CD もどきのゴミコピーコントロール、でもってバカ高い値段と、日本盤なんて音楽の敵、太陽系に必要ありませんぐらいの気分だが、このアルバムは日本盤だけのエクストラがあって、5th Dimension の名曲 Up, Up and Away のカバーが収録されているのだ。これは日本盤を選ばずしてなんとする。日本盤サイコー。

で、その Up, Up and Away だが、もちろん良いのだが、これだけアレンジがちょっと前作 Tanto Tempo のエレクトロニカ風味が若干あって、このアルバムの雰囲気からはちょっと浮いていて、いかにもエクストラ・トラック感がある。
でもって、やっぱ 5th Dimension の、あの全身の鳥肌が爆発するような至高のハーモニーとポップを超える Up, Up and Away はあり得ないわけで。もちろん、Bebel のカバーも良いポップ曲なんですけどね。

Up, Up and Away のあの高揚感を別の作品で感じてみたいなら、Swing Out Sister の 2nd,Kaleidoscope Worldの You On My Mind がいいだろう。本人たちも 5th Dimension へのオマージュというかレスペクトというかそういうので作ったようだ。後のアルバムShapes and Patternでは、同じく 5th Dimension の Stoned Soul Picnic をカバーしてたりするしね。

Baby
Simplesmente
Aganjù
All Around
River Song
Every Day You've Been Away
Cada Beijo
O Caminho
Winter
Céu Distante
Jabuticaba
Next To You
Up, Up And Away

Mercedes-Benz Podcast

music

Mercedes-Benzつーと、定期的にいかしたコンピレmp3集を無料で提供してくれるmixed tapeを主催してるクールな会社、えっとそういえば自動車もつくってたっけ、ぐらいの勢いなのですが、ついに Podcastサイトも立ち上がったようです。

Mercedes-Benz Podcast

bit rateも128k.これは毎朝これを更新してからでないと家から一歩も出勤できない、ぐらいの依存性が予感されて危険です。

Going My Way: Coolな音楽が自動で手元に届くMercedes-Benz Podcastより。

Citroën C-AirPlay

car

イタリアのボローニャでやってるモーターショーで発表されたコンセプトのようだ。これはすばらしい!

CITROËN - Latest news releases - C-AirPlay
【ボローニャモーターショー05】シトロエンの未来都市…Cエアプレイ | Response.

ちっこいシティコミューター系はいろいろデザインの工夫を凝らせる素材だとおもうが、残念ながら近年のC3もC2も、個人的にはデザインの面ではあまりピンとこなかった(S さん、アキオくん、すまぬ)。

C3 Plurielも正直ぐっとくる物欲刺激に欠けた。
それがトヨタ/プジョー/シトロエンのC1でちょっと持ち直したかな、と思ったら、これはすんばらしいデザインスタディがでてきた。これならBolognaの地でも胸を張ってベールをまくれるというものだ。

ちょっとポルシェ・カイエンっぽいクチまわりは、フランクフルトモーターショーで出たC-SportLoungeや、次期C5のスパイフォトでも見られるモチーフだから、今後の同社の顔の記号の一つなのだろう。

脇のグラスエリアやタルガ風ルーフもいいが、なんといっても内装デザインのぶっとびが素晴らしい。これぞアバンギャルドというもので、この十数年の迷走の末に、ようやく己の為すべきモノを思い出したかキサマ。

ドライバーズシートまわりは特にすばらしい。オーディオとか、オートマ (センソドライブだけど) のセレクタとか、コンソールやシートの液状表面(?)に融合しちゃってますよ。

由緒正しいシトロエンであるならばステアリングは一本スポークでなければならないが、かなりその雰囲気も復活している。というか、計器盤とエアバッグを融合させちゃって大丈夫なんですかねこいつら。まあこれだけデザインに勢いがあるならば、ふくらんだエアバッグにメーターのガラスがついていて多少ケガをしようがそれは本望というものだろう。

なんかマジ復活が見えてきたような気がするのだが、妄想だろうか。

DS生誕50周年記念祭

car

結局パリにこれを見に行くヒマはまったくなかったのだが、これ関係の報告とか blog とかなんか全然少ないなぁと思っていたところ、www.asahi.com の下になんかあった。

50年前の「宇宙船」 (2005/10/14)
シトロエン好きは気難しい? (2005/10/24)

フラミニオ・ベルトー二の息子さんが出てくる。

「父は言いました。『車体はある意味で中心だ。しかしタイヤや、つまらぬ物を加え始めた途端に汚されてゆく。中でも最悪なのはエンジンだ!』とね」

クルマにとってタイヤやエンジンが「不浄」とは。そこまでスタイリング至上主義が貫かれていたのである。

すばらしい、すばらしい、すばらしい。