Mr.インクレディブル
公開当時映画館でも観ているけど、当然ながらとても面白かった。
公開当時映画館でも観ているけど、当然ながらとても面白かった。
砂漠に不時着したヒコーキから、ちいさなヒコーキを組み立てて脱出するという映画。
きょう見たのは1965年制作のオリジナルのほう。ジェームス・スチュアート,リチャード・アッテンボローとか有名どころがいっぱい、2時間以上も砂漠のなかで色気なく男臭いドラマを展開する。ネタバレになるので書けないが、一種のオタク気質の人間にはじーんと泣けるあの名場面もよかった。たぶんこの映画みたのは二十数年ぶり。
息子と一緒にみた。息子とは、去年この映画のリメイク版(フライト・オブ・フェニックス)を一緒に映画館に観に行って、たいへんおもしろかったようで、この「飛べ!フェニックス」が「フライト・オブ・フェニックス」の元になったむかしの映画だよ、というと喜んで楽しみにしていた。
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差出人も書いてない白い封書がUSから来ていて、なんじゃこりゃと開けたら、Google AdSenseからの小切手だった。なかなかかっこいい。

YouTubeには何でもある。マルコム・マクラレンの「バッファロー・ギャルズ」
説明すると、いわゆる「スクラッチ」やサンプリング・ラップ、ヒップホップっつーものをミュージック・ビジネスつか、商業レコード、ラジオやテレビの世界にはじめて乗せたのがこの曲だ。
Malcolm McLarenは、ロンドンのろくでなしの若造どもをかついできて、曲やビジュアルもうまく作って、「Sex Pistols」という斬新なバンドを音楽ビジネスに投入して、「パンク・ロック」というものを商品に仕立てた男だ。何か金になりそうな新しめのものを掘り出してネタにするのは得意中の得意だ。
レコードを手でまわして、こすって音を出すというのは、一体なんてことするんだと当時たいへん驚いたのだが、でもそんなマテリアルを、ちゃんとポップ・シーンに流せる商品に仕立て上げている面でも、この曲とMalcolmはすごい。
で、ついでに調べてみたら、この曲のクレジットを見てさらに驚いた。Malcolm McLaren, Anne Dudley, Trevor Hornだった。
Anne Dudleyはオーケストラのアレンジや指揮からキーボードプレイヤー、映画音楽の作曲まで手がける才女で、なんといってもThe Art of Noiseの頭脳、事実上のリーダーとしての成果がもっとも有名だ。Buffalo Galsでもサンプリングは多用されているが、そもそもこの1983年は、そのデジタル・サンプラーというかFairlight CMIが運用されだしたまさにそのころ。で、そのサンプリングという機能の、ポップ・ミュージックにおける「強烈に効く武器」としての真価を発揮させだしちゃったのがまさにこれだったのだ。
Buffalo Galsの途中のCメロの裏の、アタック感のある涼しげな白玉コード弾きは、言われてみればまさにアート・オブ・ノイズでも多用されていた手法と音色で、とすればこれはまさにアン・ダドリーの手技だ。
さらにTrevor Hornであるが、ご存知「ラジオスターの悲劇」のバグルズとかYesを経てZTTレーベルを立ち上げ、The Art of Noiseに、Frankie Goes to Hollywood, Propaganda, etc..と、新しいデジタルとオルタナ風味の「ガツンと新しいポップ」をシーンに叩き付けたプロデューサーだ。というかまさにそのあと同年、Yesのアルバム「90125」の先行シングルカット「Owner of a Lonely Heart」で「オーケストラ・ヒット」というものをヒットチャートにたたきつけ、サンプリングという新兵器を「核兵器」に昇華させちゃった男だ。
MalcolmもTrevorも、十年規模でシーンの動きを読んで、新ネタを投入して自らプロデュースしていく奴らであり、良くも悪くも音楽業界を手玉に取れる器だ。
Trevor率いるZTTレーベルの看板、フランキー・ゴーズ・トゥ・ハリウッドがやたらゲイネタや政治ネタで下世話なトピックを自分らであおり立てたり、わざと告訴したり告訴されたり、そうして結果的にレコードのセールスに繋げていく手腕は当時からピカイチだ。ちなみにt.A.T.u.なんかも久々にTrevor Hornがプロデュースしたユニットなので、彼女らがいろいろ騒ぎを起こすたびに、あぁ、トレヴァーのジジイ、いまだに達者なもんだなと、私は影で喜んでいた。
この曲Buffalo Galsで、「70年代の裏番長」マルコムから、「80年代の裏番長」トレヴァーに、まさに世代交替がおこったんだなと、いまさらながらに非常に感慨ぶかい。
そして、「スクラッチ」「ラップ」を活かした制作のうえで、おいちょっとサンプリングって下世話なことにも使えるじゃねえかと、そして同じ年にTrevorが手がけたYesのOwner of a Lonely Heartが生まれ、そしてまた同じ年にトレヴァーと彼のZTTレーベルから、サンプリングが世界に対して解き放たれたようなAnneのThe Art of Noiseが離陸し、Fairlight CMIも、音楽シーンの最先端を突っ走る、金を生む最新鋭機械という位置づけを確立する。
もっとも、スクラッチのシーン定着をさらに強化したのは、明らかにHerbie Hancock の「Future Shock」所収の「Rock It」で、これも1983年のその後。こっちには、アナログシンセのVCF発振音のプチプチをリズムトラックに取り入れるというKraftwerkのアイディアをあっという間に一般化させた功績もある。
というか、Buffalo Galsを22年ぶりに聴いて猛烈に感激した、ってことなんですけどね要するに。
以前から交換しようとは思っていたのだが、C5のエアコンのエアーフィルタを交換してもらった。
むかしはこんなものはパーツで買って自分で交換していたが、C5は自分では開けたりいじったりしない運用をしてみているので、やらない。
なので店に作業依頼すればいいのだが、メンテしてくれるところに入れて待つのが面倒だったり、スケジュールがなかなか思いつかなくて。
と、思っていたら、たまたま美女木に買い物に来ていて、そういえば交差点のところにシトロエン浦和 (いまはシトロエンさいたま南)があるのを思い出したので電話してみた。なぜか携帯のメモリには店の電話番号がちゃんと入っているのが不思議だ。
パーツの在庫を確認してもらい、1時間以内で交換してもらえるということで伺う。
都内には環八の瀬田あたりなど、輸入車ディーラー・パーツ屋がなんとなく集まっているところがいくつかあって、美女木も昔から微妙にそういうところだ。特にイギリス車とかラテン車の店があったり、つぶれたり、撤退されたり、新設されたり、また撤退されたり、そんな歴史がそこかしこにあって、いろいろ嬉しい思いや悲しい思いもしてきた。
ちょうど美女木交差点の脇のここは、わりと昔からプジョー屋(ブルーライオン浦和)とシトロエン屋(当時のシトロエン浦和)が同じ敷地に仲良く並んで営業しているところで、両方ともGSTがやっていたのだけれど、今年の春ぐらいから、運営母体が株式会社リバティーハウスというところに変わっていた。
「株式会社リバティーハウス」という名前の法人は芸能事務所含めいろいろあるようだけど、このリバティーハウスさんは、城西〜埼玉方面をエリアとする自動車屋さんのようだ。昔のシトロエン浦和は、(略)、しかし経営母体がかわったせいか、応対も作業も気持よくていねいで、今後はこちらさんも良いお店として頭においておきたい。試乗車も常備してあるようだし、みなさんもぜひどうぞ。
ただ、対面にあるブルー・ライオンの商品ラインアップにはやはりかなわない。
プジョー屋のほうには家族連れとかカップルがちらほらとやってきてはクルマを見ていったり商談に入ったりするのだけど、こっちはガラガラだ。
僕のような半ズボンのヒゲオタクが店内にいるのが悪いのかなと外に隠れてみたりするが変化は無い(わら
ついでなんで、隣のブルー・ライオンもちょっと見てみる。1007はさっそく街でもたまに見かけるようになっているが、まあ良さそうだ。
例のスライドドアは電動で、フランス製のラテン車の重要部品を電気に依存させちゃってだいじょうぶなのかなと反射的に思ってしまうが、大丈夫なんだと思います。中はそんなに広くもない。というかスペースユーティリティー性はおもったほどでもない。
小型のスライドドアなクルマといえば、トヨタ・ポルテという、ちっこくて広くてでかくて使いやすい傑作がすでにあるのだけど、プジョーのネームバリューで、ある程度は売れるだろう。
Coupe 407もあった。
トランクは結構狭い(ここにケチをつけるつもりはない)。ちょっとガックリきたのが、お尻の「407」エンブレムの「ゼロ」の中がトランクを開けるボタンになっていて、これはカッコつけ系のプジョーのいつものお約束なんだけど、その「ゼロの中の部分」が、ほかときちんとツライチになってなくて、すごい安物感があったこと。307ccのほうがちゃんとしてたぜ?神は細部に宿るといいますし、550万払ってこれはちょっと残念。
というか、1007もCoupe 407も、現物をみて「おっ」という感じが全然なかった。「そうですか、新型マークツーですか、なるほど」といって、2秒後には見たことすら忘れている、トヨタによくあるああいう感じだ。トヨタはある意味わざと上手にそうやってるところもあるんだろうけど、しかし1007やCoupe 407は、コンセプトやデザインでぐっと来させる商品のはず。というかCoupe 407は、それこそUSあたりでジャンクフード的に売られ乗られているGM車とかヒュンダイあたりの「カッコだけテイスト」そのものだった。ラテンやフランスのきらめき、ひねり、いやらしさ、屈折など、何もなかった。なぜなんだろう。残念だ。「デザインを信じている」んだよね?
Einstürzende Neubautenというとインダストリアル・ノイズの始祖のひとつ。
都心の男子校に通っていた僕は、他の学校の友達というと同じく都心の女子校ぐらいしかなくて。都心の女子校に通う人というと当然サブカル指向も強いわけで、靖国神社に近い名門女子校の人たちから喫煙習慣を移されたり、東欧の民族音楽レコードやゲイ・カルチャーの写真集を共同購入したりなどして暮していた16歳だったのですが、当時あったアングラ系カルチャー雑誌、若干やおい風味、なものに月光(Luna)という本があり、シャロン・テイト殺しのルポルタージュとか民俗学の連載とかふんどし美少年の写真といったページをめくったむこうに、ある日紹介されていたのが、この、ベルリンの廃墟で火を焚いて、ハンマーやドラムやツルハシやベースやチェーンソーでパンクロックというかインダストリアル・ノイズをくりひろげるこの5人組だった。
もちろん日本でも、秋田昌美ひきいるメルツバウとかインダストリアル系の歴史がすでにちゃんと始まっていたわけですが、当時の僕はまだまだ不勉強だった。いまでもそうですが。
Einstürzende Neubauten(崩壊する新建築)で最初に買ったレコードがこのStrategies Against Architecture, Volume 1 (Strategein Gegen Architekturen)で、いきなり出だしの Tanz Devil でガツンとやられた。
インダストリアル・ノイズものを買うのははじめてで、もしかしてこういうモノだったらいいなー。と思っていた、まさにそういうものを、さらに期待をはるかに上回る良さでいきなり叩き付けられた。
38年いきてきたが、未知の音楽との出会いに勝負をかけたなかで、「ズバリ、これだよこれ! キター!!」と感激した体験としては、おそらくベストのものだ。
Drawings Of Patient O.T. (邦題「患者O.T.のスケッチ」)も本当に名盤だよ。万人におすすめは、決してできないけれど。
さて問題のYü-Gungは、アルバム(どのアルバムだったか忘れたけど)に収められているバージョンは、まあフツー。
ところがこの12インチシングルカットされた奴は、ONUレーベルを率いる暗黒リミックス帝王Adrian Sherwoodがリミックスしていて、 買って、まいった。死んだ。バックにはGareth Jonesもいる。のちにPeople Are People / Depeche Modeあたりも手がける、muteレーベルあたりでもよく見かける、インダストリアルからポップ・シーンをにらむ方向あたりでは最強のメンツだ。
当時のまだマトモだったFool's Mateでこのシングルカットをみて、まだ当時できたばかりだった六本木 WAVE (何もかも懐かしい) に買いにいった。
このAdrian Sherwoodの仕事は、明らかにサンプリングによる再構成という要素が強く、ナマのインダストリアルの魂からは外れているという非難があったとしたら、それはそれで正当かもしれない。でも、この、冷静で冷酷で冷たく、しかしじわじわと熱く狂気に突入していく、持続しつつも緊張をはらんだ構成、吠えるブリクサ・バーゲルトのヴォーカル、すべてが最高だ。耳や目から血が出るまで、いつまでも大音量で聴いていたい。僕は、この12インチシングルを出してくれたという一事だけで、WAVE や西武グループを100%信頼している。(まあ、ちょっとだけならここはマジだ。)
この12インチも実家のどこかにあるのだけれど、アナログレコードを聴く装置などもう十数年前になくなっていて、と思ったらiTunes Music Storeにあって、というわけで興奮してこんなにだらだら文を書くことになった。
amazonにも同じコンピレアルバムがあった。
ちなみに当時の12インチシングルのジャケット。かっこいい。死ぬ。さて、あと同じように、インダストリアル系ノイズ・ポップで耳から血が出るまで踊り狂いたい系だと、あとはS.P.KのMetal Danceかな… これも実家のどこかにいけば12インチビニールはきっとあるのだが…