keitairc 1.33

tech

keitairc 1.33をリリースしました。

iPod touchやiPhoneでの表示を改善しました。
私自身はiPod touchもiPhoneも持っていないので確認しがたいんですけどね。
情報・パッチ提供いただいたtarchan氏に感謝します。

L.D.K Lounge Designers Killer / capsule

music

これまた中田ヤスタカのユニット capsule のアルバム。ガールポップ、エレポップ、シンセポップ好きには相当おすすめ。歌も声もキャッチーでかわいい。歌詞も内容が無くて実にいい。
最近は特に「グライダー」がヘビーローテぎみで困っている。僕は自分の曲が大好きなのだが(なにしろ好みにぴったりだからね)、このあたりを聴いていると、まるでこっそり誰かが「僕の作った曲」を隠しておいてプレゼントしてくれたような気になる。ええ、はたから見たら痛いことをいっているのは判っていますが。オカズらしいオカズを入れずに、しれっとバスドラとスネアをこっそりひとつ抜いてタメたグルーヴをつくるところとか、もー それだよそれ! と中田ヤスタカの頭をグリグリしたくなる。

L.D.K Lounge Designers Killer

このアルバム、いままでのボサノヴァっぽいのも、これからのエレクトロニカ、テクノっぽいのも両方はいっていて、ちょうど過渡期なのだろうか。そういう面でもお買い得。

そう、彼らのアルバムは値段も非常に良心的ですばらしい。2,000円以下ぐらいという、まっとうな値段で買えるのだ。僕は普段邦楽はほぼ買ったり聴いたりしないので、CD一枚2,800円だの3,000円だのという値段をみると、これはいったいどこの惑星のモノなんだと愕然としてしまう。

ところでwww.contemode.comはネームサーバが両方ともそれぞれおかしいな。

autossh

tech

常時ssh tunnelを愛用している。自宅から会社へも張りっぱなし。
会社にいるときも、いったん外を経由して会社のメールサーバにssh tunnelしてアクセスしている。
これなら localhost のあのポートこのポートに、あのサーバのあのサービス、このサーバのこのサービスがいつも顔を出しているわけで、扱いやすい。どこにいようとも。

なんだけど、環境がかわったときやsshが切れたときの管理が面倒くさい。ツールはいろいろあるものの、どれもイマイチで、生活には使っていなかった。

autosshがなかなかいいことに気付いた。いままで

ssh -C foo.com -L 10143:localhost:143 ping -i 30 localhost &

とかしていたなら、

autossh -M 10002 -f -C foo.com -L 10143:localhost:143 ping -i 30 localhost

とすればよい。autossh は ssh を子として持っていて、切れたり流れなくなったらssh tunnelを張り直す。
また killall -USR1 autossh すれば全部明示的に張り直しだ。ここも使いやすい。

macportsにもある。sudo port install autosshでok.

http://www.harding.motd.ca/autossh

さいたま市宇宙劇場

movie

http://www.ucyugekijo.jp/
鉄道博物館はこりゃしばらくムリだね、とすぐあきらめて、押さえで大宮駅の脇にある宇宙劇場というところへ。まるで小森愛とか秋元ともみがステージに出てきそうな名前だ。というと年齢がばれる。

プラネタリウムというかいわゆる全天周映像というやつ。ほんとにこれを映写する施設。があるだけ。
ちょうどやっていたのは「大自然の脅威」という映画で、National Geographic監修。安心してたのしめる。地殻変動に火山に地震に竜巻にと、恐るべき自然現象と、それに立ち向かう科学者たちのリサーチ。という、まさにナショナル・ジオグラフィックど真ん中の一本。
ただ、空撮はともかく、説明CGでカメラアングルをグルグルまわしすぎ。全天周でこれやられると本当に疲れてウザい。

全天周の映写は小屋によって出来不出来が激しいが、ここはピンもフィルム管理もまあまあだった。ときおりゴミがふらふらと画を横切っていったが。
現像、編集はなつかしい社名やお名前がちらほら。渡辺潤さんお元気ですか?

鉄道博物館

diary

いまは亡き神田の交通博物館の後継、鉄道博物館が大宮にオープンしたらしいのがそういえば今日なので、ひやかし気分で息子といってみた。
案の定、果てが見えないほどの入場行列で、ディズニーランドのスペースマウンテンに新装開店したクリスピークリームドーナツでコールドストーンの大理石アイスも限定販売です。というぐらい。六本木のHobson'sの行列も思い出した。というと年齢がばれる。
いったのは11時ごろだが、12時ぐらいには「本日鉄道博物館は入場停止中です」という看板をもった駅員が大宮駅に立っていた。
http://www.railway-museum.jp/も断続的にけっこう見えないですね。

ポリリズム / Perfume

music

いやー、これは素晴らしい。
ちまたのWebやYouTubeで盛り上がっているのは知っていて、中田ヤスタカ含めて押さえなきゃな〜 と思っていたのだが、実にすばらしい。

ポリリズム

いまのcapsuleもそうだけど、ピッチ補正を強烈にかけたヴォーカルは、もはやヴォコーダーの領域にはいっていて、ほぼ人声のリアル感はない。哺乳類である彼女たちをデジタルのかなたに追いやっていて、彼女たちが本当に歌っているのか、彼女たちはそもそも実在するのかすら曖昧になっている。すばらしい。歌詞がほとんどフラグメントでしかなくてメッセージ性がゼロに近いのもどんぴしゃりだ。
歌いだしの直前、息をすいこむブレス・ノイズだけノン・エフェクトでやけに生っぽいが、ここは中田ヤスタカのいたずら心だろうか。

きらめくハイパス気味な矩形波ベース、ツボを押さえまくったメロディラインにコード進行。ほぼスネアレスなリズムトラックだが、キメのブレイクに入るローランドRシリーズ的なベタなスネアとタムは実に効果的だ。
そしてながいブリッジ部でヴォーカルのフレーズ・サンプリングでぐいぐい押してくるところ、いまや日本ってアイドル歌謡でここまでやっちゃって充分市場的に受け入れられるんだなと感心した。いやー、いい時代になったものだ。ひとまわりしたのかな。こりゃのんびりしているばあいじゃあないよ。
とにかく解析的に一日中こればかり聴いてしまった。ベース・ライン一粒ずつ、予定調和のツボと、反予定調和のグルーヴの組み合わせを、作曲者と一緒になった気持ちで2時間ほど解析し、こうだよな、そうだよな、と非常に満足した。こういうのがここまで気に入る曲って年に一回あるかないかだ。

というわけで、偽物感やきらめきが気持ちいいシンセポップやテクノが好きな人、へたすると30〜40代のひとには、先入観は捨てておすすめ。
「ポリリズム」というタイトルも、プログレだのボーダレスミュージックだの聴き込んだ「耳のうるさがた」に向けた釣りキーワードも意識しているかもしれない。少なくとも僕は若干釣られた。ただし楽曲そのものは別に polyrhythm ではない(フレーズサンプリングで 3/4 と 4/4 が鳴っているぐらいのは別にポリリズムじゃないよね)
BugglesとかTELEXとか、The Human LeagueとかUnderworldとかSect Commune (笑)とか聴いていたかたにはぜひどうぞ。

FRUITS CLiPPER / capsule

music

中田ヤスタカの男女ユニットcapsuleのアルバム。邦楽もなかなか悪くないものだ。聴き込むとなにげなコード展開とかいいし、編曲へのDJ的なアプローチは小気味良い。

FRUITS CLiPPER

ただガールポップ的、渋谷系っぽい路線からギザギザしたテクノ・エレクトロニカ方面に移動しているので、ちょっとどっち付かず感はあり。

アルバムタイトル曲のFRUITS CLiPPERは、それはいったいどこのダフト・パンクのテクノロジック?という感じで、むかしのストイックなころだったら、邦楽アレルギーがまた先鋭化するところだった。

Human After All

Tokyo Concours D'Elegance

car

10/26に六本木のミッドタウンで東京コンクール・デレガンスというのがあるらしい。クラシックカーの祭典。出てくるブツが、カーグラフィックというより、いまは亡きSuper CGな感じで、アルヴィス、デラヘイ、チシタリア・クーペ、O.S.C.A,モンティベルディ、ファセル・ヴェガなどすこぶる渋い。ランボルギーニの処女作350GTVも初見だ。これはちょっと見てみたいかも。大人だけで。

出展車両には当然のごとくブガッティType 35とかもあって、それはもう日本史の教科書における徳川家康のごとくだが、T35Cというと河口湖にもトヨタ博物館にもどこにでもあるしああいつもの定番でマンネリだな〜と反射的におもってしまう日本って、なんだかんだいってすごい国だ。

ところでサイトには「東京コンコース・デレガンス」と書いてあるが、コンコースって concourse であって、東京駅でいうと東海道新幹線に乗ってきた爺さんと親戚が待ち合わせたり、東北新幹線に乗りこむ婆さんが弁当を買ったりする広場のことだ。
そもそもこれはどっからどうみてもフランス語であって、コンクール・デレガンス「優雅の競演」でしょうとよ。これ書いたの誰だよもう。


追記:
今回のこのイベントは英国人が主催なので「コンコース」なんだと書いている人がいたのでちょっと気になって深追いしてみたら、たとえば同じ英語圏でも、コンクール・デレガンスとちゃんと発音している人もいる一方で、コンコース・デレガンスと言っている人もたしかにいた。
いわゆる原音主義に照らしてどうなんだ、という範疇の話かもしれない。
なのでコンコース・デレガンスというカナ表記が一意に誤り、とは言いがたいことがわかった。追記して訂正します。

ただ、日本語のカナ表記に持ってくる以前の海外側主催者における問題として、Concours D'Eleganceという名称・短文はフランス語そのものである。たとえ英語圏の人間が仕切っているのであろうとも、自分たちのイベントの名称におフランス語を使いたいのならおフランス語の発音ベースで表現しなさいよという気がするし、そもそもフランス含めた欧州文化を扱う要素が濃いイベントなんでしょ、じゃああんたらHeuriezはユーリエじゃなくてヒューリエーズ、Panhardはパナールじゃなくてパンハードなのかい、そんならそもそも Elegance Contest, Contest of Elegance でやんなよ、と思う。

で、その、英語圏において勝手にずらされてしまった発音を日本語のカナ表記にそのまま持ってくるから、さらに奇妙な誤解を与えることになってしまう。
「コンコース」とカナで書かれたら、それは「広場」を示す外来語である。「コンコース・デレガンス」と表記されれば、なんか、エレガントで、広場感のある、そう、キレイなクルマが広場に一同に介してるっぽいかなという、運悪くもそう企画的にずれてはいないイメージが頭に入ってしまう。
英語圏の人間にはconcourというフランス語をまともに発音できない人がいるのかもしれないが、日本人はフランス語の単語concour「コンクール」なんて小学生ですら知っているわけで、英語話者が勝手にねじまげたフランス語発音に追従する必要はない。

まとめると、英語圏の人間が「おフランス語」を使いたがり、しかしそのフランス語の発音は尊重しない、さらにその発音をそのままカナにあてて、しかもそのカナ表記を見るぶんには違う英単語が想起されるという、へんてこなことになってしまっているようだ。
イベントのかっこよさ、まさに「エレガンス」を増すためにわざわさフランス語 (まさに「おフランス語」) を使いたがって、しかし中途半端。という構図が、へんてこさに拍車をかけてしまっている。

ひょっとして、日本側の担当者はとっくにこの問題はわかっていて、でも英語圏の主催者側から「コンコースでいけ!」とか言われてるのかもしれない。
だとしたら、んなこたあとっくに判ってんだよチキショウ、だろう。その場合は気の毒というか申し訳ない。

Oblivion with Bells / Underworld

music

これは良い! おすすめできる。捨て曲(ほとんど)なし!
先行シングルカットのCrocodileよりもイイ曲、立つ曲が入ってるよ。
「しっとりした大人の暗さのあるエレクトロニカ」なところはちょっとディペッシュ・モードにもかぶさるかも。ちょっとインダストリアルっぽいナンバー、ロック寄りな曲などもあり、単に踊るだけでなく聴きたい、というならぜひこれで。

オブリヴィオン・ウィズ・ベルズ(DVD付)
Oblivion with Bells