前回から一年半ぶりぐらい。
きょうは客船があるほうから時計回りにまわった。
前回来たときは海底2万マイルがお休みで乗れなかったけど、今回はたのしめた。なるほど、こういう趣向のものか。
夕方から、メインの内海のところでショーの仕込みをしているのを見る。やっぱすごい。黒塗りの特殊船がわらわらと出てきて、操縦コンソールのでかい液晶ディスプレイだけが光る船からてきぱきと、黒づくめの服装の男たちが海上に照明船やら何やらをどんどん仕込んでいって、そのさまはITクォリティの高い北朝鮮特殊工作部隊のよう。ふりかえると、地上の何の罪もなさそうな山とか、西部開拓時代の丸太小屋とか、ふるぼけた木の積み荷の箱たちが、電気仕掛けでうぃーんと割れて、中から真っ黒な照明タワーや巨大スピーカーが、油圧で空中十数メートルの高さに伸びて展開して、これまた 007の悪玉の秘密基地のようだ。
花火に音響に、そして海底から巨大な金属製の火の鳥のスケルトンみたいなやつがでてきて、そこらじゅう火をふきまくり、なかなかのスペクタクルで楽しんだ。