摩周湖と屈斜路湖のあいだにある川湯温泉のホテルをでて、神の子池へ。山の向こうがわになるので、けっこう遠回りをしてまわっていくルートになり、40kmほど。
しばらく土砂道をわけいったところにある。なかなかきれい。ただ、小銭を投げ込むなと看板まで立ててあるぐらいで、その池のなかをのぞきこむと小銭がちらほらと落ちている。うーん。よくないやつだ。
裏摩周湖展望台
神の子池からだとほどなくして裏摩周湖展望台に至れる。
ここは、もう、
静か、神秘、雄大、静寂、もうね、
本当にまいりました。
38年いきてきて、景色のすばらしさだけで心臓がばくばくしたのはうまれてはじめてです。やられました。まいった。もうほんとうにぜひ一見をおすすめします。
多和平
標茶町の多和平の牧場へ。
もう、見渡すかぎり、平地、草地、自然、とお〜〜〜〜くの山並み、空気、牛、ならんだ防風林。すてきだ。まいる。
グリーンヒル多和平という施設に車をとめて、
展望台のぼって、周囲360度みまわしたり、牛をみたり、草原の傾斜を家族4人でごろごろころがったり。
ほんとに360度みわたすかぎり、果てしなく青空がひろがっている。周囲 360 度ぜんぶ、地球がまるい。
北海道、大地、地球、それらとひとつになる実感。いままさにここが地球の中心。
そんな大草原の中央で、ついさっき東京を出るときに山手線の網棚に忘れてきた荷物一式を問い合わせるべく、JR東日本東京駅遺失物管理センターに携帯で電話をかけるのも、また格別だ。無線ってスゴイね。
グリーンヒル多和というレストハウスに歩いて戻って、レストランへ。ビーフシチューも旨かったし、トマトで牛肉を煮込んだものもとても旨かった。じゃがいもがでっかいまままるごと入っているのも大変イカス。当然とても旨い。やったぜざまあみろって感じで。手製ウインナーやパンもなかなかうまかった。
摩周湖のあいす
ふもとにおりて、摩周湖のあいすというアイス屋さんへ。摩周ブルー、くるみ、マロン、クリームチーズ、ごま、とうもろこしなど。これもなかなか旨かった。とうもろこし味とくるみ味、マロン味がなかなか良いです。ほかもみんなうまかった。
摩周湖第2展望台
「摩周湖のあいす」のある交差点から、また山の方面にわけいってゆき、再び摩周湖へ。今度は表方面へ。最初に出会う摩周湖第1展望台は、駐車場が有料だし、なんか観光バスが何台も止まっていて土産物屋とかあれこれとか若干うるさくて俗っぽそうなので、これはスルーして第2展望台へ。
第2展望台は小さいところだったが、閑静なところで、こちらを選んで正解。
急斜面が一気に摩周湖に落ち込んで行くスリル、神秘、ひたすら静かに風をうけてさらさらとなびく一面の笹。
しずかに、湖面にさざ波がたっては消えて。
ほんとに摩周湖はまいります。一日中ぼーっとみていてもいい。むしろ、このままここに飛び込んで死んじゃったらうつくしいなぁ、というヤバイ気持になるぐらい神秘的で美しくて素敵。
硫黄山
川湯温泉近くの硫黄山。かなり本格的にクサイ。足下がぐつぐつ煮えてたりします。
ここが川湯温泉の源泉で、熱湯はここで熱されて、林のしたを数キロながれて、川湯温泉に至るらしい。その、熱湯が流れる層の下には、ふつうに冷たい地下水が流れる層もあるそうで、こういう二重構造は世界的にめずらしいらしい。
屈斜路湖
屈斜路湖についたときはもうかなり夕暮れになっていたので、足こぎボートに4人で乗っておしまい。話のとおり、非常に水がきれいで湖底がみえまくり。なのでかえってちょっと怖かった。