プリウス

米国と欧州にも本格上陸するそうだ。世界に誇れるよい製品だと思うので、うれしい。
ほしいな、と思う唯一の(新車の)日本車だ。

隠れ仏車

プリウスを好きなのは、もちろんその先進的なアーキテクチャ、それを作り上げた連中、そしてそれを商業ベースに乗せるのを決断したメーカを「えらい」と思うからだけど、
何回か乗ってみて、「これは隠れフランス車だ」と(勝手に)決断するに至った。どっかの雑誌でも、だれかが同じことを言っていた気がする。

  • カックンブレーキ
    ストロークの短い、いきなり「カックン」と効くブレーキ。大概の日本車はヘタクソ向けの「ふんわか」セッティングになっているので、そのつもりで踏むと、頭がフロントスクリーンに突っ込む
  • とろい
    「びゅびゅーんと加速」なんてイラネ、ダセエ
  • 窓が広い
    窓の狭い、ヘンに低い車 (とくにセダン) とか、頭わりい癖に話かけても返事しねー、小生意気なクソガキのような印象があって、こう、見るだけでブン殴りたくなるね!
  • 背が高い
    背が高い車こそ中が広くて快適。低い狭いとこに入り込んでイイ、ってのは、根暗じゃないじゃろうか。
  • ヘンな格好
  • インテリアがヘン
    センターに LED な小さなコンソールというのは、いまはビスタ、ヴィッツがあるけど、当時はRenault Twingo ぐらいしか思いつかなかった。
  • 吊り目
    プジョー系の吊り目
    トヨタは、セリカとプリウスという、セグメント的に「とがった」モデルから吊り目にして、徐々にメインモデルに施していくのではないだろうか。
  • ツッパリ・アーキテクチャ

つーか、うまくいえないが、未来 & 人生に対して「すっこーん」的なナニを感じるんですよ。

1960〜70年代の日本車を「アメ車へのあこがれ」、1980〜90年代を「ドイツ車に追いつけ追い越せ」だとすれば、2000年代は「フランス車の人生テキトー主義」で行くべし。
こう、いつまでも加速だの横Gだの、ガキみたいなこといっててもしゃーないでしょ? (わら

さすがトヨタはいい按配に「テキトー」を取り入れつつあるような気がするのですごい。つーか、どうもやつらは「自動車なんかどーでもいい」と思ってるようなフシがあって、やっぱり、企業体としての器が、ぜんぜんちがうよね。