キング・コング
みてきた。3時間。迫力満点だが、ひたすら大盛りカレーを食っているような感じ。
CGプロダクションはWeta Digitalという知らないところ。同じく Peter Jackson 監督のLord of the Rings 三部作を手がけたようだ。
Erasure / Erasure
エレポップひとすじ20余年の Erasure の、1995年度のアルバム。
って昨日書いたこととそっくりだが、Erasure はもはや一種の「のれん」なので。ユニット名を冠したアルバムだが、別に 1st とかいうわけではない。じっくり聴ける良質の打ち込みエレポップなんだけど、結成後十数年を経て、ついにバンド名を冠した Erasure の集大成!ってほどでもないんだなこれが…良作ではあるが、なんかの決め手とかには至らない、通過点ちっくな一枚。
| Intro: Guess I'm Into Feeling |
| Rescue Me |
| Sono Luminus |
| Fingers & Thumbs (Cold Summer's Day) |
| Rock Me Gently |
| Grace |
| Stay With Me |
| Love The Way You Do So |
| Angel |
| I Love You |
| A Long Goodbye |
I Say I Say I Say / Erasure
エレポップひとすじ20余年の Erasure の、1994年度のアルバム。
当時、先発シングルカットの Always を先に買って、これがおとなしめの曲だったこともあり、アルバム I Say I Say I Say も買って一回聴いた程度でストックに放り込んでしまっていた。
ちょっとうっかりしていた。ていねいに作り込まれた、クォリティ高いハートフルな打ち込みエレポップ、Erasure はどれもそうだが、本作もまさにそういうものだった。
| Take Me Back |
| I Love Saturday |
| Man In The Moon |
| So The Story Goes |
| Run To The Sun |
| Always |
| All Through The Years |
| Blues Away |
| Miracle |
| Because You're So Sweet |
リゾナーレ
朝いちでフロント地下? 1F? のイルマーレへ。


きのうも楽しんだのだが、ここはチェックアウトが12:00なので、昼までもういちど泳いであったまって、ということができる。一番のりだったので、はじめはうちの家族専用のような気分。11:00〜 の大波で楽しく遊んでからホテルを出る。


八ヶ岳ファーマーズケーキのショップがリゾナーレの中にもあって、ここのドレッシングが好評らしい。奥さんが友達から買ってこい指令を受けていたようだ。


清里にでも寄ってみるかと、峠を越える。若干凍結路もあり、気をつかいつつ。
清泉寮でパンとかお土産とか。ビーフカレーとハヤシライスをたべる。期待通りのものが出てきて満足。

清里から須玉ICに降りて、助手席の母がうるさいので130km/hに抑えて夕暮れに帰京。しょうもない回転寿司を食って帰宅。
富士見高原スノーリゾート
リゾナーレから、近所の富士見高原スノーリゾートへ。
向かうまえに、いちおう車のチェックをしておくよということで車に向かったのだが、正解だった。サイドブレーキをかけて駐車しておいたのが、ブレーキワイヤーが凍ってしまって、車が全然うごかない。さいしょ、またオートマが逝ってしまったのかと思い、もう二度と AL4 搭載車は買わないぞ、いや買えないか。さよならフランス車、俺の人生はこれからどうしたらいいんだろう…と思い悩んでいたが、サイドブレーキのバーの戻りがスカスカなことにすぐ気づき、近所の駐車場でゆるゆると徐行しつつ暖気したら戻った。やれやれ、とんでもない素人だ。
というか、この車もやっぱりサイドブレーキは前輪に効くんだよね? C5にしてから、自分ではいっさい車はいじらないことにしたので、おかげでこんな基本的なことも分かっていない。
一家全員でレンタルスキーを借りて悪戦苦闘。スキー初挑戦の息子と娘は立ち上がることもできなくて、半べそ、いや全べそをかいていたが、奥さんに教わるうちに、だんだん調子にのってきたようだ。
僕は、たぶんスキー板とか、ビンディングに足をおろすのは20年ぶり。当然なにもできなくて、午前中かけて合計10mほど移動しただけで、すっかり疲れてしまった。残念ながら、やっぱり僕には、スポーツを見るとかやるとかいうのが面白いというのが、どうも基本的に意味がわからない…




そうこうしているうちに、同行している母が、すべって手をついて手首を痛めてしまった。スキー場の医務室で応急処置をしていただき、紹介してもらった病院に送って行く。

小淵沢
ほぼ一年ぶりに小淵沢へ。
リゾートアウトレット八ヶ岳に寄る。靴とかほしかったけどあまりピンとくるものなし。
リゾナーレに投宿。たぶんスーペリアというタイプに泊まったんだけど、別になにも不満はないが、やはりここに泊まるなら、メインの棟と同じ建物にホテル的に設けられている部屋よりも、去年同様、コテージタイプのレジデンスデラックスルームを選んだほうがよかった。



ここは場所とか、マリオ・ベリーニのデザインとかいうわりにお値打ちなので、今回は小さな子供づれの家族も多くみかけた。


Lapitaのパイロットショップみたいなのができていた。コジャレなラジオにスピーカーに、バックスキンのシューズに鞣し皮のトートに、ビームスのジャケットに、ヒノキ削りだしのモデルガンとか、アルピーヌやら2CVのブリキトーイ、専用超小型アタッシェケースに入ったメルクリンZゲージ鉄道模型セットとか。少年の心を持つオヤジジジイ向けのマーケティングというか、NAVIとかENGINEとかLEONあたりを足して割ったような、そういうやつ。



夕食。おととし行ったイタリア料理は、コストパフォーマンス的にんー、どうかな? という印象があったが(オーガニックな薄味のイタリア料理というのに僕がぴんと来なかったのだと思う)、今日のはYYGrillという、yaccかbisonが生成した関数のような名前の、ブッフェスタイルのお店。これはなかなかよかった。牛の煮込みは脂身すくなく箸で切れそうにやわらかく、鶏もよろしい。僕のは羊のリブを信州味噌で炙ったもので、ふだん別にそうラムが好きなわけじゃないけど、これは独特の羊の風味も織り込んで旨かった。
出社
正月休みあけで仕事をすると、人間よりもむしろパソコンのほうが正月気分が抜けていなくて。プリンタ設定がうっかりそのままになっていて、報告書やらFAXカバーやら長大な機材リストのExcelシートやら、すべてを「年賀ハガキサイズ」でプリンタから出してしまって、まいる。
セルラー
傑作アクション・サスペンス映画。まずはいつも愛読している前田有一の超映画批評からこの映画の解説の出だしを引用。
平穏に暮らしていたヒロインの教師(K・ベイシンガー)は、突如乱入してきた男たちに拉致され、そのまま監禁されてしまう。監禁部屋には粉々になった電話機が一台。彼女は持ち前の科学知識を生かして部品を組みなおし、なんとか修理に成功する。しかし意図した番号へダイヤルする事まではできない。やっとの思いで偶然つながった相手は、いかにも無責任そうなイマドキの若者のケータイだった。
ここから先は、文字通りノンストップで息づまるサスペンスが展開する。修理した電話機ではリダイヤルできない以上、この通話が切れてしまうことは、すなわちヒロインの命運が尽きることを意味する。しかも、よりにもよってつながった相手はビーチでナンパにいそしむ能天気な男の子で、まったくこちらの状況を理解してくれない。イタズラ電話と思って切ろうとする彼に、まずは信じてもらわなくてはならない!
超映画批評『セルラー』85点(100点満点中)movie.maeda-y.comもうこのアイディアを聞いただけで、どきどきわくわくしてきたでしょう!その期待はまったく裏切られない。
ストーリー・脚本は実にうまくできている。話のテンポが非常によい。展開のダルさとか一切なし。イントロからいきなり飛ばしてくるし、セリフはすべて後の伏線なり生きているので、彼女なり彼氏が「先にみといてー。わたし/おれも後で一緒にみるからー」とか言ってきたら、断固としてDVDメニューに戻って頭から一緒にみるべきだ。
へんにひねった話ではなく、むしろ先は読みやすいぐらいだが、それらが絶妙のタイミングとツボでやってくるので、予定調和の快感。まさに「キター」という喜びが何度もやってくる。ハラハラドキドキもお約束通りだけど、プロの脚本と進行の技に踊らされるのは非常に気持いい。
キム・ベイシンガーもよかったけど、彼女からかかってきた電話のせいで、ケータイ片手に奮戦するニーチャン (クリス・エヴァンス) もなかなかよい。
ビーチでフラフラ、振られた元カノに話しかけてもスルーされ気味。そんなチャランポラン野郎が、最初イタズラ電話だと思ってたキム・ベイシンガーからのコールに、おいこれマジかよ、どーすんだよこれ、と、だんだん巻き込み巻き込まれ、行動するアクティブなヤツになっていくさまは、もちろんこの映画の芯であり、それを充分に演じている。
とはいっても殴り合いとかになったら弱っちいヤツなのではあるが、最後のほうのキメシーンのひとつで、宿敵を倒した西部劇のヒーローのごとく、彼がノキアのケータイをオフフックにするシーン。あそこには、腕っぷしばかりの世代じゃないけどボクらはケータイも飛び道具さ。みたいな微妙に情けないけどカッコいい感じもあり、ふと、この映画、邦題が「電話男」とかになってた危険性もひょっとしたら充分あったかもとかどうでもいいことを思った。
悪役のメインはジェイソン・ステイサム。これがまた、強そうで、わるそうなやつ。というのを十二分に満たしていて申し分ない。演技もよい。さらに初老の警官役のウイリアム・メイシーが実によい。ボケもはさみつつ、ストーリーを裏からだんだん収束させてゆく名演技。特に、彼がある家をはじめて訪問し、辞するときに、きらめくいくつかの表情。まさに名優の仕事で、堪能した。
ごちゃごちゃ書いたが、謎解きの楽しさに加えてはらはらどきどき、スリル満点。ユーモアもあり、最後のセリフもキマっている。テンポと展開には非のうちどころがない。エロとか変な残酷シーンなどもないので、家族でみるにも最高だ。傑作娯楽映画として鉄板でおすすめ。
これが良かったなら、同じ脚本家のフォーン・ブースもぜひおすすめ。



