Quadrastate / 808 State

music

808です。ヤオヤです。
傑作名盤 90 (ナインティ) でブレークする直前の、90のプロトタイプにあたる一枚です。
完成度でいえば90のほうが上ですが、こっちも素材の味がして、なかなかいけます。
808 State の myspace はhttp://www.myspace.com/pacificstateへどうぞ。

Beat Dis / Bomb The Bass

music

Tim Simenonのソロ・プロジェクトであるBomb The Bassのベスト盤です。おもにファーストとセカンドアルバムあたりからの選曲。

サンプリングネタが微妙に渋いのでトリビアっぽい面白さもありますね。JapanとかS.P.K.とか。

なんといっても懐かしいのは Don't Make Me Wait です。コンプの効いた矩形波シンセベースといい、しょうもない歌詞に、恥ずかしげもなく投入されるオケヒにスクラッチに、世が世なら「ランバダ」の石井明美がテレビのウタ番組でこれを唄っていても違和感が 2% ぐらいしかないという、ニッポン歌謡曲に全力で納品されていてもまったくおかしくない一品です。

このYouTubeのほうには入っていませんが、アルバム所収のバージョンは、安全地帯の曲を紹介する日本人のDJのケーハクなトークという、なんだかよくわからないイントロから入ります。

「タチの悪いシロウトのシングルヒット」なB級感を満喫できる逸品です。ぜひどうぞ。

Butterfingers / Bomb the Bass Featuring Fujiya & Miyagi

music

ちょっと Bomb the Bass の myspace を見に行ったら見つけたのがこれ。

Fujiya and Miyagi とBomb The Bass こと Tim Simenon が一緒にやってます!これはいいに決まっているではないか!
http://www.myspace.com/bombthebass

画がなんとも気持ちわるカワイイです。

シンセというかリズムマシンというか、「ピタゴラスイッチ」的に鍵盤クンとかツマミ君とか、ジョイスティックさんとベンダーさんがニコニコしてます。みんな、天下の悪法「PSE法」の規制からのがれてイシバシ楽器の中古売り場でひと安心、ってとこですかね。これなんともキモ可愛くて癖になります。中毒性あり。

電車でGO! / ぶっちぎりP

music

ニコニコ動画でVocaloidを駆使し、平沢〜P-MODEL系の職人芸をみせる人。

気付いたら今度はハルメンズの「電車でGO!」をやってました。
http://www.nicovideo.jp/watch/sm2753796

選曲がなんとも渋いというかアレというか中年殺しです。ハルメンズというか戸川純たてたライブバージョンを、ときにかなり忠実にねらって再現してます。いまも目を閉じると、ランドセルを背負った純ちゃんが白目をむいてるのが目にうかぶようです。

原曲(ライブ) http://www.nicovideo.jp/watch/sm918007

「電車でGO」というと電車のシミュレータゲームしか頭にうかばないひとは、おばかさんなのです。

うるさい〜 こど〜もの〜 あたまをひっぱたいちゃお!!!

最後の伝令 / 筒井康隆

book

短編集。

「人喰人種」「北極王」「樹木 法廷に立つ」「タマゴアゲハのいる里」「近づいてくる時計」「九死虫」「公衆排尿協会」「あのふたり様子が変」「禽獣」「最後の伝令」「ムロジェクに感謝」「二度死んだ少年の記録」「十五歳までの名詞による自叙伝」「瀕死の舞台」

書名にもなっている「最後の伝令」は、(ああ、陳腐な表現だけど)「ミクロの決死圏」ネタを筒井風に料理した感じで、「小隊長」から「エロチック街道」あたりの筒井作品も割と好きな僕にはわるくなかった。 

最後の伝令 (新潮文庫)

最後の伝令 (新潮文庫)

  • 作者: 筒井康隆
  • 出版社/メーカー: 新潮社
  • 発売日: 1995/12
  • メディア: 文庫
  • クリック: 34回
 

が、最後にあたまをがんとやられたのが「瀕死の舞台」

演劇場で老衰した役者が立てなくなってしまい、寿命もわずか。ならばそのまま舞台に出し続けたほうが本人の気力にもなって。という、もういつ死ぬかわからない老人を交えた劇の興行の話。途中で老人のモノローグになってから最後にいたるまで、シンプルな話なんだけども、もともと役者を志していた著者の演劇に対する熱くてあったかい気持ちの入りかた、しかし冷静な客体としての報告者でもある文体、そんなこんなで、短編なのに、なぜかわからないが鳥肌がたって猛烈に感動した。なぜ感動しているのかよくわからないのだが。エンターテインメントでもあり、アバンギャルドでもあり、クールでもありヒューマンでもあり、まあそんなカタカナなど並べていないで、個人的に2008年読んだもののベスト1候補はおそらくこの一編。

副都心線 帰り

diary

帰りの副都心線ですが。

わりと早めの時間に、渋谷駅で各駅に乗り込んでまっていたら、あれ? いつのまにか急行になっていて?おかしいな、とおもいつつ自分の勘違いだろうと降りたら、なんかホームの放送でもこれは急行ですと何度も放送していてあやしい。

帰りいろいろ立ち寄ったりして、途中駅からまた池袋方面に向かおうとすると、Twitterで副都心線ダイヤ崩壊、カオスとかいってる人もけっこういて。

ホームについてみたら、もはや渋谷-池袋ピストン運転しかしていなかった。とはいえ21時30分には復旧予定とも電光掲示板に出ていて、まああまりあてにはせず池袋に向かったが、見ていたら21:35ごろに復旧予定22:00予定と延長。あきらめて西武の池袋駅へ。あー、副都心線(新線)池袋なんてヘンピな駅に来たり降りたりしたのはじめてですよ。

西武池袋駅にきたら、東京メトロ10000系がなぜか3番線にいた。「臨時」とかだしている。もう使えるものは何でも使う路線か。

本格運用初日の苦労はお察しするのだが、なかなかこれは厳しいな…

おもしろかったのは、トラブル中「まいったなー」と思った時、いちばん情報取得に役にたったのが、Twitterでもなくkeitaircでもなくr25.jpでもなく、mixiだったこと。とっさに副都心線関係のコミュを探して、地下鉄 副都心線−13号線−というのに入ったら、かなりリアルタイムにいろんな声が見れておもしろかった。一編成につきひとりぐらい、mixiモバイルで何か書いてる奴がいたんでは?ってぐらい。なので後半はむしろこっちを楽しんだ。

副都心線

diary

先週末に副都心線が開通して、練馬は石神井に住んでいるぼくは渋谷まで電車一本になりました。練馬人の私には、最寄り駅に渋谷行きとか入ってくるだけで、なんか恐れおおいような気分になります。

9時15分、時間通りに渋谷行きがやってきました。なんとなく一番後ろに乗ってみます。
ああ、なんかデジイチをぶらさげたおっさんがひとりいます。
鉄っぽいです。ぼくはそんなに電車とか興味ないので、所在なげにケータイとかいじりつつ、おっさんの隣で景色をみやりつつぼーっとしてます。

急行電車なのでこまかい駅はすっとばし、練馬駅につきました。
ああ、さらにやばそうな、カメラにポーチにリュックとフル装備の、ゴマシオ頭のじいちゃんが乗ってきて追加されました。さらに鉄分濃そうな感じです。
僕は電車とか興味ないので、所在なげにiPodとかいじりつつ外を見てます。

しばらくして、以前から開通してる地下部分 (西武鉄道有楽町線って区間ですね、東京メトロ有楽町線じゃなくて)に電車が入ったはいいものの、信号待ち、信号待ちで、結局10分以上とまりっぱなしでした。きょうが副都心線のはじめての本格運用日ですから、いろいろトラブってはいるのでしょう。想定内ではありますが、車掌さんも困った感じで、運用マニュアルっぽい印刷物を読みつつ、申し訳ありません申し訳ありませんとアナウンスばかりしています。

やっと池袋について、それから今回開通した区間に入ります。
やっぱ開通したばかりのトンネルはとてもきれいで、シールド工法のコンクリのセグメントもまだあざやかなライトグレー、10本にひとつずつの随道内照明の蛍光管の青味もきれいです。

今朝乗ったのは西武10000系で、いまいち新味はありませんが、東京メトロ区間にはいってワンマン運転となり、車掌さんのいない最後尾の運転室では二連のディスプレイがかがやき、10両編成のうちMT3両が力行、回生になってる状態がリアルタイムに表示されなかなかいいです。

これは急行編成なので、細かい駅は飛ばしていきます。東西線地上区間とか除くと、地下区間でははじめての地下鉄通過運用で、なかなか気持ちいいです。しかしダイヤの乱れなのか、時おり信号停車します。
とくに急行停車駅である新宿三丁目の手前、東新宿をすぎたあたりで停車したのはきつそうで、この区間はかなりきつい40‰(パーミル、つまり4%)の登り坂、その途中で信号待ちはけっこうつらいものがあるでしょう。しばしあとに停止信号解除され、フルノッチでゆっくりと進行開始していきます。

いや電車とか興味ないんですけどね。

終点の渋谷駅は、例の吹き抜けもそうですが、まだ数年使わない、東横線用の複線のうえをふさいでホームにしているさまが面白いです。

それよりも何よりも、できたばかりの地下鉄の香り、あの、コンクリートと地下水と石灰の混じった香り、これを存分に味わえます。なんか微妙に酸味もあって、ほかのとこよりも一段と濃ゆいです。こればっかりは季節モノ、すぐ味あわないと消えてしまいます。その筋のかたはぜひお早めに。

続 獄窓記 / 山本 譲司

book

先日読んだ「累犯障害者 - 獄の中の不条理」を書く前の、しかし獄中記である「獄窓記」の後記になる一冊。出所してからの鬱、迷い、そして「獄窓記」を書き出版し、しだいに虞犯精神障害者のケアはじめアクションに動いていくあたりを記されている。

内容は重いのだが、自分の迷いや弱さも含めてしっかりした筆致で進めるそれが一種の「強い重さ」になって、最後まで一気に読ませる。またひとつの私小説としてもしっかりと味わえる。ぜひお勧めの一冊。

続 獄窓記

続 獄窓記

  • 作者: 山本譲司
  • 出版社/メーカー: ポプラ社
  • 発売日: 2008/02
  • メディア: 単行本
  • 購入: 2人 クリック: 18回
 

父の日

diary

今年の父の日は、息子がお寿司屋さんをやってくれました。寿司屋のパンフレット、お品書きなども用意されています。寿司屋プレイです。

この手のイベントのときは、前々日ぐらいからこどもたちが「おとうさん見ちゃだめー」と走り回って何か準備していたりするので、スルー能力が重要です。

娘はババロアをつくってくれました。

あとお守り。まあ僕なんですが、ちょっとコワイです。ロバート・スミスが「水曜どうでしょう」にレギュラー出演しているような顔です。

お守りの中には娘からのメッセージがはいっていました。内容は、ひみつです。