自宅ではREGZAにAppleTVをつないでいる。ご存知のとおり、1万円でおつりがくるにしてはずいぶん遊べるおもちゃだ。
そのREGZAとAppleTVのとなりには、同じく真っ黒いNASも置いている。BuffaloのLinkStationというやつだ。自分でHDD買ってきて4発にできるモデルをRAID 5で運用している。

東芝 32V型 液晶 テレビ 32H9000 ハイビジョン HDD内蔵 2009年モデル
- 出版社/メーカー: 東芝(TOSHIBA)
- 発売日: 2009/11/10
- メディア: エレクトロニクス
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こいつはDLNAサーバ機能も持っている。それなりに画や音が溜めこんであり、AirMac Expressで無線LANにも乗り入れているので、iPhoneやiPadやiPod touchで視たりできる。でもこれらを、肝心のREGZAで視るすべがなかった。ハイエンドのREGZAだとDLNAクライアント機能も持っているが、僕のは単純に地デジを視たりHDD録画したりするやつ。AppleTVがDLNAクライアント機能を持っててくれれば済む話なのだが、アップルはDLNAに加入してないし、BonjourやAirPlayといった自分たちの道のほうを走ってるから、DLNAにAppleTV本体が対応する可能性は政治的に難しいだろう。でも、iPhoneやiPadにはDLNAクライアントになるソフトがいくつも出ているし、またiPhoneやiPadからAppleTVなどに画面や音を共有するAirPlayという規格もある。ならつまり、iPhone, iPadでDLNAサーバにあるモノを再生して、それをAirPlayでAppleTVに送りつけてやればいいのだ。
なのだけど、音声・画像の両方をAirPlayしてくれるiPhone, iPad用クライアントがどうも見つからなかったのだ。8playerに出会うまでは。
iOS用のDLNAクライアントはMedia Link Player Lite, Media Link Playerなどいくつか試して使ってきたが、安定性、操作性ともこの8playerが抜群によくできている。
さらに、動画音声両方ともきちんとAirPlayで飛ばしてくれるものは8playerを見つけるまで出会えていなかった。
NASのDLNAサーバに置いてあるHD動画をiPhoneやiPadの8playerで再生しつつ、その動画・音声をAirPlayでAppleTVに飛ばして視聴する際も、とくにコマ落ちとか再生待ちは気にならない。かなり快適につかえる。
8playerはDLNAサーバ上にあるDVDデータも再生可能だ。だが、モノによっては再生できなかったり、最新バージョンから対応したサブタイトル選択がなんかずれてたり、そもそも再生自体がmp4より若干重かったり、あとDVDデータ再生のときはAirPlay飛ばしができないようだ。まあここはオマケ的にとらえているので気にしない。
ひとつのアプリでiPhone, iPad両方とも対応しているのも、当たり前かもしれないが嬉しいポイントだ。8player liteのほうは無料なので試してみてほしい。ただし、アイテム一覧の上から3つぐらいしか選択できないという機能制限がついている。良好なら8playerをどうぞ。450円。
ところで作者のMariia Smeshkovaさんはhttps://smeshkova.com/のひとらしいけど、なんかリア充ロシア美人である。