Harvest For The World

名曲探訪。The Isley Brothersの, 三十数年まえのヒット。
ファンク風味もふりかかったポップだし、コード展開が実にすばらしい。いま聴いてもぜんぜん古くない。

この曲はThe Christiansの1st albumから知った。最初彼らの曲だと思っていた。
このアルバムは、チープな音色をスキマだらけに組み合わせた編曲が、逆にヴォーカルの力強さを引き出して、実にかっこよく、黒くて、知的でファンクという、音楽好きには相当おすすめの名盤だ。2ndはそんなぱっとしなかったけど…スキンヘッドに黒めがねのリードヴォーカルが、サンプラザ中野にしか見えないのが難点(声も似てるし)。

YouTube - The Christians - Harvest For The World (なぜか埋め込み禁止)
ちなみにこれがたぶん彼らの代表曲: YouTube - The Christians - Forgotten Town (これは radio edit ぎみ. 余計なブラスセッションが入ってて本来のシンプルさがイマイチ)

このThe Christiansのプロモビデオは結構できがよい。クレイアニメやセルアニメも活用して、歌詞の内容を比較的ベタに表現している。貧富とかみんなで解決して乗り越えようぜ、こどもたちは世界の宝なんだから!
しかし落ち着いてみると、かなりプロ市民ぎみというか、代々木の共産党本部のまえで「きっこのブログ」を朗読させられているような仕上がりのプロモになっている。
これで歌が日本語だったら、メッセージがベタすぎてちょっと胃にもたれるところだが、英語は僕の母国語じゃないので、ちょうどいいですw
たぶん僕が日本語の音楽そんなに得意じゃないのはこのへんなんだろうきっと。

あと一つおすすめなのがThe Power Stationによるカバー。The Power Stationは、The blue eyed soul 兄さんである Robert Palmer と、Duran DuranのAndy Taylor + John Taylor, あと Chic のドラムのおじさんから成っていたいわゆるスーパー・グループってやつだが、1st で立ってたのがSome Like It Hot と, T-Rex のカバー Get It On だけど、この Harvest For The World のカバーなんかもしれっと入ってたのだった。

しかし、Robert Palmer も Chic の人も亡くなってしまったねえ…
ロバート・パーマー、惜しい惜しい…

しかし、この曲は、こどもをダシにすると泣ける名曲ができる、という良い例にもなっているのだった。Sting の Russians とか,5th Dimension の Living Together, Growing Together とか、うるうる来ちゃって、ヤバイよね。俺がおとうさんだからかもしれないが。