洗車

きょうはアルミホイールの模様の奥まで歯ブラシで掃除するという、生産性のまったくない、人間としてどうかという作業をしてしまった。することがない1時間ができてしまったので。

ただ今日はもともと小雨だったので、おれの中では納得できる感じだ。

自動車を洗うなんて、もともと使えば汚れるものをキレイにしようなんて阿呆らしい行為ではなく、もともと雨の降っている日、ほっとけば勝手に汚れてしまう日に、全体としての運用とか整備の一環としてある時点の状態をマシにするという、ああ書いていて面倒臭い

歯ブラシまで使って、隅々まで掃除すると、なかなかおもしろい。この面白さはなんだろうと考察してみると、爪を噛む行為の面白さとおなじだ。私はこの年になっても爪を噛むのが直らないので、よくわかる。しかしまぁ爪を噛むほうが手軽でハンディかな。喫煙癖もフロイト的にはこのあたりだよね。

ナンバープレートも歯ブラシで掃除してみたりする。

グリフが複雑な数字よりは、単純な数字のほうが汚れがたまりにくく、掃除もしやすいという当たり前のことに気づく。

ということは、「練馬330 あ ・・・1」みたいな番号の車に乗っている人は、小指の短い自由業とか、高卒の野球選手とかばかりだけではなくて、きれい好きで思慮深いから。という人も多少はいるのだろう。1/100 ぐらいは。