コンピュータ故障でクルマのドアが開かない!

コンピュータ故障でクルマのドアが開かない!

私の C5 も、もろに Windows CE ベースの車らしいが、

こないだ、ちとややこしい交差点でウインカー操作やステアリング操作が交錯したあと、(その動作が関係あるかはわからないが)オートエアコンの挙動がへんてこになって、かつその隣にあるセンターロックというかイモビライザーのボタンが点滅をはじめてしまった。
通常運転時はイモビライザーボタンが点滅するということはない。かつ、押しても解除されなかった。

STOP *1は点かなかったが、Service*2が点灯。まぁしょうがないので、車を寄せてエンジンを切って入れ直したら直ったので、まぁそのまま。

以前にも Service 点灯があった。クルーズコンピュータも、おれが中途半端にリセット操作をしたのも関係はしているとは思うが、生涯燃費 0.02l/100kmという素晴らしい値*3を表示している。

このへんは、どうもパリはジャヴェル河岸のエンジニアたちじゃなくて、シアトルとかレッドモントのほうの人達がなんかやらかしているようにおもえる (わら

 

ちなみにディーラーからは「サービスキャンペーン」のお知らせも来ていて、これはサービスパックとかそういうアレに近い。ABS コンピュータの交換というのもある。

逆にいえばこんな程度で、平和そのものに思えるのだが、クラウンとか買っちゃう人とかだとまた感覚がちがうのだろうなぁ。

 

しかしまぁ知識のない下らない意見ばかり投稿されているものだ。/.jp に何らかの情報を求めるほうが悪いのだが。


*1:なんらかの機械故障の際に、コンソールの正面で大きく点灯する、シトロエン伝統の赤いランプ。この会社の車だけ、こういうランプがかれこれ50年近く伝統的にメーター中央に装備されているのは、やっぱり構造がややこしくて、fatal な現象をユーザに素早く伝える必要が他社に比べて多いからなのだろう。
*2:これは他社の車でも結構ついているよね。STOP が Error だとするとService は Warning という位置づけになるだろう
*3:最近の欧州では、燃費の考え方として「100km 走るのに何リットルの燃料が必要か」という見方をすることが多い。BMW のタコのしたの瞬間燃費計なんかも現行モデルではそうなっていた。ヨーロッパで「3リッターカー」というと、排気量が 3,000cc の立派な乗用車、ではなくて、100km 走るのに3リットルしかガソリンがいらない、日本式にいうとリッター 33.3km クラスのエコで経済的なクルマ、という意味だ。0.02l/100km は、リッター 5,000km ということになる。ありがたい。