サーキット・スイッチャー / 安野 貴博

面白かった。最初は文章や人物像が類型的かな、技術的な詳細もぬるめだな… と思っていたが、徐々にストーリーに引き込まれていった。自動運転とトロッコ問題と責任の所在という、自分もこのへん将来どーすんだろと思っていた面倒くさいところに切り込み、オ…

虐殺器官 / 伊藤 計劃

伊藤計劃読んだの初めて。いやー、良かった。堪能した。 虐殺器官 (ハヤカワ文庫JA)作者:伊藤 計劃早川書房Amazon

会議でスマートに見せる100の方法

amazonで早川書房のKindle本セールをやっていたので買った一冊。 なんつか、こう、ホイチョイ・プロダクションズ的なやつである。 気分転換に、お菓子でもポリポリするつもりで読もう。 会議でスマートに見せる100の方法 (早川書房)作者:サラ クーパー早川書…

情報セキュリティの敗北史

情報セキュリティのさまざまな課題が、昔から振り返っていつごろどんな芸風のがどんなふうに生まれてきちゃったんだろうね、という一冊。 面白かったし、自分の年代(1967年生まれ, 56歳)だとNCSA Mosaicの誕生やSatanぐらいから同時代リアルタイム体験なのだ…

ferrari

いちおう封切り日に鑑賞した。六本木ヒルズのTOHOシネマ。 基本的にどろどろ人間模様の映画。レースシーンはイタリアの風景を交えたアーティスティックなもので、素敵だが、レースシーンを楽しむような映画ではない。あと、無惨な事故シーンのどろどろも若干…

THE FIRST SLAM DUNK

当時映画館で観ようと思っていつつ、Netflixでの鑑賞になった。 本作の評判は以前から聞いていたし、制作工程の記事もいくつか読んでいた。 逆に、スラムダンクという名作人気漫画のことは、有名なミームいくつかは知っていたが、スポーツに全く興味がないこ…

ニュー・シネマ・パラダイス

映画館のじーちゃんと少年の友情というお話の作りだけで、観る人のツボをぐっと捉えて離さない。こんなの感動するに泣くに決まってるじゃないですか。 思っていたよりもめっちゃ素直にベタなヒューマンドラマ。名画とか名作とかいうよりもシンプルな一本に感…

オリエント急行殺人事件

脚本と撮影と監督が残念。とても安っぽく感じた。 ストーリーはご存知アガサ・クリスティの名作なのだが、 含まれるシーンとセリフを付箋紙に書き出し、 「この主人公の探偵オモシロイよね」の付箋も追加して、 時系列にならべて、順番に撮影して、くっつけ…

macOSの解像度を秒で切り替える

解像度変更めんどくさい 十年ぐらい前から老眼になってしまったので、ディスプレイの解像度によっては裸眼だと見づらいことがある。なので、ディスプレイに向かうとき、眼鏡をかけたり、解像度を調整したりすることがある。 解像度の調整は、macOSだと、シス…

シティーハンター

詳しいわけではないけど、非常にとってもシティーハンターだった。 クラシックな部分と、2024年のいまとのミックス具合がとてもよい。リアルな歌舞伎町でがつがつロケしてるのもよき。 香が持ってるお約束の小道具も、とはいえ実写であれを出すのは無理だろ…