会社の勤続休暇をもらったので、奥さんと北海道へ。
早起きして最寄り駅へ。石神井公園駅から羽田空港までは直行バスの始発が出ているので便利。助かる。
最近は自分で手荷物を預けたりもできるのね。
ヒコーキを見ながら、しばしまったり。
飛行時間ほぼ1時間で、新千歳空港に着きます。
ボーディング・ブリッジに、どどーんとROYCEと書いてある。さすが。
空港の近くで車を借りて、さてドライブに出発。
新千歳空港は航空自衛隊の千歳基地とつながってる。日本国政府専用機の747が格納庫から出てて、尾翼の赤い日の丸を道すがら一瞬ちらっと横目で見れたりした。
走りだしてすぐの、ウトナイ湖というところ。
空港にアプローチする飛行機も空に見える。
高速道路を海沿いに南下して室蘭へ。
お昼をどこで食べようかと調べておいたところ、室蘭にはカレーラーメンというものがあるらしく…
そのカレーラーメンの一番老舗のお店らしいところに行ってみた。
本当にずばりカレーラーメンでした。
カレー + ラーメン。その通りだった。うん。
チャーシュー柔らかくて美味しかった。
さて、さらに少しだけ南下して、地球岬というところへ。
地球のまるさがわかりますよ、というところから名前が付いているらしい。
この岬の向こう、太平洋のかなたって、惑星地球をぐるーっとまわって、南極大陸に当たるまで、ひたすら何もない、海、海、海なんだよなと。
すごいね。グアムから鉛のような太平洋を眺めた時、カリフォルニア州のカーメルから太平洋を眺めた時のような、センス・オブ・ワンダーだ。
ふもとの駐車場には、避暑地のステキな教会みたいなトイレがあった。
いつか運命の彼と… っぽいトイレ。
すこし北上して倶多楽湖という湖へ。
かつての噴火口に水が溜まった、いわゆるカルデラ湖らしい。
澄んでいる。水の透明度が高い。
湖畔にはボート貸出もしているようなレストハウスが一軒。でもまだオフシーズンで、営業していない。つまり人気(ひとけ)がない。
ひたすら静か。
湖の向こう側には、道もない。
自然のまま。
きっと、クマも自由に闊歩する、生まれたままのすがた。
登別の温泉町へ。
温泉町らしい、硫黄の香りたちこめる熱泉。
あとは、宿でおまかせで幸をいただきつつ、のんびり。
天狗の格好で、手持ちの花火を吹き上げる地元のイベント。宿のひとたちが大プッシュ。歩いてすぐなので、浴衣姿で行ってみる。