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Force Touchトラックパッドはすごい (13インチMacBook Pro Retina購入)

tech

4月から大学生になる息子さんのですが。 

APPLE MacBook Pro with Retina Display(13.3/2.6GHz Dual Core i5/8GB/512GB/Iris Graphics) ME866J/A
 

仕事でRetinaな15インチMacBook Proは使っているので、Retinaの良さはすでに知っている。

感銘を受けたのは、このモデルから装備されたForce Touchトラックパッド。

まず感圧式であること。弱く押す、強く押すといった押し具合を感知してくれる。音楽のMIDIキーボードに例えると、ベロシティというよりはアフタータッチのほうだ。
まぁこの手のは以前にもなかったことはないし、対応アプリケーションの増加に期待ですね。という感じ。

じわじわと凄いのが、このトラックパッドが伝えてくるクリック感。

これまでのトラックパッドは、押すと実際に0.1ミリだか物理的にカチリと押し込まれる板であり、物理的に反応するスイッチだった。しかしこのForce Touchトラックパッドは、全くただの固定された板でしかない。しかし、指でクリックすると、確実にカチリという音と感触が帰ってくるのだ。

トラックパッドの裏に隠れているTAPTICエンジンという反応装置が、微小な打ち子・振動子を用いて、カチリという「クリックした反応の偽の感触」を伝えてくるのだ。文字で書けば簡単だが、これが実に巧妙によくできている。クリックした「カチリ」だけではない。さらに強く押し込んだ「ゴソリ」「ゴソッ」「ぐいっ」が混ざったような感触すら、みごとに伝えてくるのだ。

初めて体験したときは、トラックパッドを注視しつつクリックしたり、あるいは目を閉じてクリックしたり、耳を近づけてクリックしたり、まるでサルのように、数分だまって黙々とクリックしつづけた。
あのね、ほんとうに、クリックした感触、押し込んだ感触しかしないんです。
でもこれがニセモノであることは、いったん電源を切ってから再びトラックパッドに触れてみるとわかる。電源を切ってしまえばTAPTICエンジンは反応しない。つまり指先をだます魔法が消えている状態。あぁ、あなたはまるで大理石の壁のように、まことの姿は、ただの金属の板なのですね…

アップルはよく「まるで魔法のように」とか美辞麗句を弄するが、これが寸分の狂いもなく実感としてはまったのは久しぶりだ。僕もengadjetなどでTAPTICエンジンについて前もって読んでいなければ、このクリック感が幻だなんて知らずに半年ぐらいは余裕で使っていたかもしれない。これを見て興味をもったかたは、ぜひApple Storeなりに行って、5分ほどサルのようにカチカチカチカチしてみてください。