アイデアが枯れない頭のつくり方 / 高橋 晋平

年末の社内Lightning Talkのあと、はらかちさんに教えてもらったアイディアの出し方、およびそれが書かれた本。いろんなやり方が数々書いてあるのではなく、軸となるキーワードAと、触媒になるキーワードBを掛けあわせてアイディアを出すという発想法を基本に、コツや展開が述べられている。

良いアイディアを出そうと、つい身構えてしまって頭が硬くなる、以下のようなまずい状況。誰しも覚えがあるだろう。

  • そもそも与えられたミッションが難しすぎる
  • 過去の成功にとらわれる
  • 他社強豪に影響を受けてしまう
  • 他社のアイディアが良すぎて、心が折れる
  • 自分の新境地を見つけることに憧れてしまう
  • 失敗が続いて、怖くなる
  • 提案する相手が怖い
  • 燃え尽きてしまう

この殻から抜け出すには、自分の世界の中だけでいいので、くだらないアイディアをいっぱい出すこと。そこで恥ずかしがらず、止まらないこと。ダメなアイディアでいいからどんどん出そう、むしろダメアイディアが1000本出てこそ必殺アイディアが1つ生まれる。

特に、触媒キーワードを出すための「自分しりとり」法はとてもいい。これは実際にやってみての感想だ。

読みやすく、まとまりもよく、おすすめの一冊。 

アイデアが枯れない頭のつくり方

アイデアが枯れない頭のつくり方

 
アイデアが枯れない頭のつくり方

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