持続的自動気道陽圧ユニット

去年の暮れに睡眠時無呼吸症候群の診断をうけて、年明けにその装置が届くということで、正月休みをごろごろしたり、会社に出社して、終電が遅れて接続が無くなってタクシーで2時ごろ帰宅してみたりしてみると、ついにブツが届いていた。

持続的自動気道陽圧ユニット。だそうである。なんか名前がエヴァンゲリオン風である。要するに、寝ている俺の呼吸が止まったら、強制的に空気を吹き込む、クルマのスーパーチャージャー的なデバイスである。

患者さんとご家族へ | レスメド

けっこう、でかい…

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前回、ザクっぽい感じの装備で寝ることになるだろうと家族にも話していて、なんか息子も娘も大喜び。俺までつい上機嫌になって、ひょっとして赤いものが届いたら通常の3倍の速度で呼吸させられるのではないかとわくわくしていたが、実際にはダーク・ブルーをアクセントカラーとしたものだった。いうなれば、グフである。ザクとは違うということか。

さっそく装着してみると、送られてくる空気が、なんというか、ゴム臭い。新車の匂いに近い。それもフォードあたりのアメ車の。ちょっと懐かしい気分に。

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装着した写真を撮ってみたが、深夜になにをやっているんだ。

こういう自分撮りはすごく撮りにくい。じっと構えたまま、鏡を調整して、シャッターボタンを探り、と、息をとめたままあれこれしていたら、すっかり息苦しくなった。こんなことしているほうがよっぽど無呼吸症候群患者にとって体に悪かった。