コネクテッド

セルラー」の香港版リメイク。

セルラー」は4年まえにみたのだが、いままで面白かった娯楽映画ベスト3に入るぐらい、大変に面白かった。
(世界最高のB級映画、といえばいいだろうか)
自分の過去記事で引用した紹介文から孫引き:

平穏に暮らしていたヒロインの教師(K・ベイシンガー)は、突如乱入してきた男たちに拉致され、そのまま監禁されてしまう。監禁部屋には粉々になった電話機が一台。彼女は持ち前の科学知識を生かして部品を組みなおし、なんとか修理に成功する。しかし意図した番号へダイヤルする事まではできない。やっとの思いで偶然つながった相手は、いかにも無責任そうなイマドキの若者のケータイだった。
ここから先は、文字通りノンストップで息づまるサスペンスが展開する。修理した電話機ではリダイヤルできない以上、この通話が切れてしまうことは、すなわちヒロインの命運が尽きることを意味する。しかも、よりにもよってつながった相手はビーチでナンパにいそしむ能天気な男の子で、まったくこちらの状況を理解してくれない。イタズラ電話と思って切ろうとする彼に、まずは信じてもらわなくてはならない!

で、この「コネクテッド」は、さらにいろいろパワーアップということで、悪くない、悪くないんだけど、はじまって10分ぐらいで、なにか違う… と、やめてしまった。

悪くはないんです。この映画の役者さんや監督さんに非はない。ただ、あまりにも、原作の映画のほうの出来やストーリーや演技やスピード感がすばらしすぎた。原作を見ているものにとっては、条件が不利すぎた。黒澤映画のリメイクに文句が出がちなのと一緒。ごめんね…