taspo

2008/7/1から、タバコの自動販売機でタバコを買うときにはtaspoというIDカードが必要になることになっていて。

こういうことの是非云々には興味がないので(興味をもって思考しても僕の時間が無駄になるだけなのでもったいない!)、主観的には、これからはタバコも吸わんで成人するのがウジウジ湧いてくるのかと思うと生理的に気色悪い。
でも、日本や社会がどうなるといったことには何も期待していないし興味もないので、そこもどうでもいいかなあ。
ただ、これからの若い世代が、トータルで健全な成人に育つための適切な悪徳をきちんと見つけていってくれれば、と願う気持ちはあるかな。無気力無能か集団ヒステリー、さもなくば凶悪犯罪、みたいになっちゃ目もあてられませんからね。もう遅いのかな。

さて、taspoの申し込み用紙はかなり前にもらってはあったものの、面倒だなあとか、まあtaspo申し込みしなかったせいで夜中にタバコを買うのが面倒になって、その結果喫煙量が減ればそれはそれでいいかなあとか、そんなふうに面倒くさいのであとまわしにしていた。
taspo申し込み数が想定外に低いのが話題になっているようだが、こんなもんでしょう。このあたりをぱっぱと考えて動く判断力ないしは行動力がそなわっている人は、そもそもタバコなんか吸わないのでは… (わ

そんななか、平日に休みを取って遊びにいき、最寄り駅に帰ってきたら、taspoキャンペーンをやっていたので、おもしろいのでのってみた。

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西武池袋線の石神井公園駅南口。スタッフは、おねえさんはJT系っぽかったが、西武鉄道系のスタッフも半数ほどいたようだ。

申し込み数に応じてキックバックとかなのかな? 企画・運営的にどういうふうになってるんだろ? 興味深い。聞いてみようかと思ったけど、メンドウな人が来たと思われるのも先方の手間が気の毒なのでニコニコしていた。

その場でtaspoカードを作ってくれるのかと思ったが、そうではなく、さあ一緒に申込書をつくっちゃいましょう、すぐ出来ますよ!というものだった。

申込書の見本は「煙草 太郎 (タバコ タロウ)」で、大変ベタですばらしい。

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申し出に応じて免許証を貸すと、その場でコピー機でコピーしてくれてそれを申込書に張りつけ。捺印欄にはボールペンでサインして、おねえさんと一緒に申込書をおりまげてノリ付けして、そこにある郵便ポストに放り込めばおしまい。

というわけで、免許証を一時的に預かったりコピーしたり、一緒に住所氏名年齢を記入したりするわけで、個人情報取扱に従事するわけだけど、ならば最初に「一緒にこーゆーことやるけどいいっすよね? (Yes/y)」といいつつクリアケースに入れた規約を5秒見せる、とか段取りを踏んだほうがいいんでは、と思った。僕は決して個人情報クレーマーではなく、むしろtaspo発行手伝いという、へんなクレーマーの人の餌食になりやすい作業なので、リスクヘッジもきちんとね、というおせっかいです。

さてそうしてtaspo申込書を投函したのが2008/5/21,到着したのがたしか5/30.

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有効期限は10年になっていました。