Thunderbirdのプロキシ設定

どうも最近Thunderbirdでメールを送信できなくなった。

すこし時間がとれたのでやっと落ち着いて調べてみると。

メール送信は会社からも自宅からも同じホストのsubmission (port 587)に送信してるのだが「相手のSMTPサーバから応答がありません」というエラーメッセージが出る。実際、そのサーバのpostfixログ見てもconnectしにきた形跡がない。

postfixいったんとめて、tcplisten -irv xxx.xxx.xxx.xxx 587とかして手でMTAのふりして待っていても実際connectしにこない。OS XのThunderbird 2.0.0.9でも、Windows XPのThunderbird 2.0.0.9でも同じ。セキュリティ系のツールが勝手に行く手を阻んだりしてないか調べたけど思い当たらず。portを587から588とかに変更しても症状同じ。他のMTA, たとえばMail.appでは上記いずれのケースにおいても問題なくふるまい、メール送信できる。

2日ほど悩んでいたのだけれど、答えは簡単で、「インターネット接続に使用するプロキシの設定」を「手動でプロキシを設定する」にしていて、さらに「すべてのプロトコルでこのプロキシを使用する」をチェックしているとダメなのだった。おそらくoutgoing smtpやsmtp/submissionもこの設定の影響下に入るのだろう。

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うーん、たしかにそういう設定を行いたいケースだって、作ればあるだろうけど、ちょっとどうなんだこれは?

それならばじゃあ、この設定してるのに、incoming POP3/IMAP4はなんでこのプロキシ設定の影響をうけないんだ?とか問いつめたい。