Citroën C-Cactus

【フランクフルトモーターショー07】シトロエンのハイブリッド Cカクタス

ディーゼルのハイブリッドのコンセプトモデルのようだ。

欧州だとディーゼルは省燃費で高性能でエコなもので、下手するとガソリンエンジンはもはや環境に悪くてダサいんでは、という勢いだから、いまだにディーゼルに「大気汚染=悪」のレッテルが貼られている日本って「いったいお前は何を言っているんだ」なのであるが、
(まあ各国の触媒の仕様や重油の品質が大きいわけだけど)
いまどきディーゼルでハイブリッドというのは別にフツーな発想な気がする。

デザインもなかなかいけてるのだが、いちばんぐっとくるのが

また、エンジンキーはMP3プレイヤーとしても利用できる。
というところだ。くっだらねー。

これって、イヤフォンを刺したソレを片手に♪♪♪〜と音楽を聴きながらあるいてきて、
道ばたでソレを押すとクルマのドアがガチャと解錠されて、
乗り込んで、ソレからイヤフォンを抜いて、ソレを差し込んでエンジンをかけ、すると聴いていた音楽が引き続き車内に流れる♪♪♪〜
と、いうものですよねきっと?

つまり、ソレとカーステレオが融合できていないとおかしい。
キー内蔵MP3プレイヤーとカーステは、たとえばBluetoothなりでやりとりすればいいのだけれど、ここはせっかくだから、カギと差し込み部の、金属対金属の接触で電気信号で音楽がやりとりされていたほうが、ダメなテクノロジの味わいがあってよろしい。むしろカーステにソレを差し込んでエンジンをかけてもいいだろう。

上記の仕様・企画がきちんと実現されているのか、はなはだ不安になってきた。なんならパリの本社にひとこと注意してくるので誰かヒコーキ代をください。