セイント

セイント

甘いマスクに七変化の変装術。悪はくじくが殺しはしない、そんな神出鬼没の大怪盗。の大活躍を描いた一本。要は実写の「ルパン三世」みたいなものだ。むかしロジャー・ムーア主演の人気の白黒テレビドラマだったようだ。それの映画化。以前どっかにいく国際線のヒコーキの中で観た。

この映画の主演はヴァル・キルマー。ホルモン濃ゆそうな顔で、二枚目の怪盗というにはちょっとアクが強い気がする。ヒロインのエリザベス・シューは可愛い。

ストーリーは、ソ連崩壊後の混乱したロシアを背景に、エネルギー危機を救う常温核融合技術が…と一見シリアスだが、ご都合主義で軽快にすいすい進んでいく映画なので、まあなんでもいいかな。というわけで、まさに国際線のヒコーキのなかで時間つぶしに見る映画としては好適。

音楽もけっこう好み。メイン・テーマはOrbitalですよ。相手の悪役もいつもChemical BrothersとかUnderworldを聴いてるヤツで、隠れる絶体絶命の主人公に相手のクルマが近づいたり遠ざかったり、というのを、彼の車から流れるPearl's Girlの音量で表現してたりしてて、イケてます。