同姓同名

同姓同名のひとと初対面で飲みにいった。

会ってはじめてわかったが、正確にはファーストネームの漢字が違った。しかしローマ字、ひらがな的には同一である。そもそも、Google Alert から、自分が書いた覚えがないのに、どうも自分が書いたようなページのことを報告されて、みてびっくり、という経緯だ。

同姓同名だけではなく、この方も、私と同じように新宿からやや西寄りのところに勤務していて、携帯コンテンツの会社に勤めていて、開発や制作やサーバとか運用とかにオーバーラップするあたりの仕事で、それどころか「携帯むけWebメールサービスの開発・運用」なんて仕事に同じくからんでいて、私と同じく「まとめてau支払い」のSOAP XMLにハマって大嫌い、ということで、奇遇もいいところだ。
ドッペルゲンガーではないかと若干心配したが、私と同じく煙草をちゃんと喫うひとのようで、安心して待ち合わせに向かった。

会社・仕事仲間以外に、携帯コンテンツの開発運用保守なんて話題をできることはあまりないのだが、公式メニューの認証まわりはやっぱりあのキャリアが一番作りやすいよねーとか、やっぱりあのキャリアの絵文字は ISO-2022-JPShift_JIS が混在したみたいなキャラクタセットなのでエディタが誤認識してかなわん、とか、なかなか面白かった。


漢字まで同姓同名なかただと、十年ぐらい前に、大阪大学でロボティクス関係を専攻していた院生の方がいらっしゃった。
あまつさえこの方は自分のWebに「森本を励ます会」というネタを載せていて、全国の同姓の同志よ集え! みたいなことを書いていたので、たかが同姓だけではuniteとしてあまりにも甘いのではないか、自己批判せよ、というようなツッコミをメールしたら、すぐ乗ってきてくれて(関西人はすばらしい)、その分科会として「森本淳を励ます会」を発足することになった。
そのあとはさっぱりわからないが、関西方面の有名な研究機関とか会社とかで、自律制御関係の論文をときどき発表されている方が、今のこの方ではないかとなんとなく思っている。