ブラジルから来た少年

1979年の作品。グレゴリー・ペックにローレンス・オリビエとなかなか渋い名優が出ているサスペンス映画。

筋を説明するとネタバレになってしまうんだけど、アドルフ・ヒトラーのクローン人間をいっぱい作ろうとするナチ・ドイツのヨゼフ・メンゲレ博士と、その野望を暴こうとするナチドイツ戦争犯罪人ハンターのユダヤ人のおじさん(シモン・ヴィーセンタールみたいな)との息詰まる戦い。という感じ。
実際、この映画のこのあたりのコンセプトを知らずにこの映画を観るひとはいないだろうから、ネタバレというほどのことはないのだけれど。でも、物語の出だしのほう、「2年半かけ、世界中の65歳の公務員の男94名を殺害すべし」という首謀者からの指令は、観るものをサスペンスドラマへ誘う謎として、なかなかよくできている。
なぜか日本の映画館では公開されずに終わった。高校のときぐらいから、機会があれば観ようかなと思っていたけど、気づいたら39になってしまった。

なんかリメイクを作る話もあるそうです。