音楽とビデオ

大学のときいた音楽サークルが結成20周年ということで、その記念パーティーがあり、やっぱりどうしても出ましょうよということで、十数年ぶりにやってみた。
場所は六本木のクラブというかバーみたいなところで、かつニーズも「いやあ懐かしいなあ」みたいなところにあると思うので、すぐ分かる懐かしの曲ばかりで。
場所も狭いので、クラフトワークのおぢさんとかエレクトロニカの人たちみたいに2人でノート一台ずつ。

ディスプレイがいっぱいあるらしいので、むしろビジュアルとかビデオパフォーマンスのほうに重点を置いてみた。どうせ生楽器なバンドではないし(できないし)、そういうのは別の人がすばらしいのをみせてくれるので差別化。
前日当日夜1時に友人宅でオケの完パケがあがったので、帰宅して朝3時ごろにiMovie HDをたちあげてみる。途中1時間ほど寝たが、なんとか11時間で、4曲分のパフォーマンスビデオをしあげた。

即ライブハウスに移動。DVエンコードとかは、もう現地いってからで。

iMovieは、前のバージョンのとき、子供たちの運動会をDV編集するというベタなお父さんタスクにつかったことはあるが、G4 864MHz + メモリ640MBマシンでのそれは、やはり忍耐と苦難の道だった。Intel Core Duo + 2GBマシンだと、結構それなりにいける。落ちたのは途中で1回だけ。

iMovieは非常にすばらしいソフトだが、とはいえ、さすがにご家庭向けソフトウエアなので、凝ったエフェクトとかはない。

ないエフェクトはQuartz Composerで自作して別途ムービー素材として作って組込み、などする必要がある。

徹夜明けに11時間連続で作業していると、さすがにだんだんテンションやアイディアが減少したり、頭のなかの引き出しがほとんど開いちゃって中身もなくなっちゃったりするのだけれど、とはいえ自画自賛ではあるが、原曲がいいこともあり、展開もテイストもセンスよくかっこよく、俺ならできるだろうとはおもっていたが、さすが俺で、感動。Peter SavilleとかRobert Longo監督 (New Order のBizarre Love Triangle の PV) 方向で。

 

曲自体は1年ほどまえに友人が新テイクでミックスダウンしたもので、ミックス自体もかなりかっこいい。僕自身もかなり好きな曲だし、みなさんにも好んでいただいているようだ。きのうは結局2回やっちゃいました。

あとはQuartonian VSMとかQuartonian MixerでリアルタイムVJをこころみたが、他にもお店を持ちつつ、つか歌いながら (へんな格好で)VJ もやるのはたいへん難しいということがわかった。こういう兼業はもうしないほうがよさそう。