ガタカ

遺伝子工学が発達し、人間も人工授精で選別された誕生が一般化した近未来、自然のままに生まれたという「ハンデ」をもつ主人公は宇宙飛行士になりたいという夢を抱くが…

近未来のお話で、どことなくロストフューチャーな雰囲気がなかなかよい。ちょっと手塚治虫描く未来って感じもする。静かめで落ち着いた画面の映画。主人公(たち)のイーサン・ホークもジュード・ロウもなかなか良い。ユマ・サーマンはとってもきれい。マイケル・ナイマンのスコアも落ち着いた感じでとてもよい。

出てくるクルマはみんな電気自動車なんだけど、見かけが Renault 8 とかクラシックなものばかりで、ロストフューチャー風味を実によくもりあげる。
ユマ・サーマンが乗っているDS21カブリオレ(の電気自動車)は、映画でもっとも美しいクルマのひとつかもしれない。

ガタカ (字幕版)

ガタカ (字幕版)