Kodak V570

今回買って持っていったデジカメ。とにかく超広角で撮れるのがよい。「記録する道具」としてなかなかよい。
電源を入れてから撮影可能になるまでが1秒かからないのも良い。デザインも悪くない。
横3枚まで半自動でつなぐパノラマ機能も、まあ面白い。半自動というのは、まず一枚目を撮って、その次の二枚目にいくときに、さっきの一枚目のはじっこがファインダーに現れて、ここに合わせろよというガイドになるからだ。

不満な点は、ファインダーというかモニタの画質がイマイチなこと。特に撮影後のプレビューが、なんか画がキタナく見えて(実際に画像をちゃんと見てみるとそんなことないんだけど)、特に夜景を押さえていると、ここはチェルノブイリですか? というようなチリチリしたランダムノイズが(あくまでも本体のプレビューだと) 見えたりする。後でパソコンに取り込んで見たらちゃんときれいなんだ、ということを知っていないと、使っていて意気消沈するだろう。

あと、付属のEasyShareというソフトは本当にどうでもいいので無視するのがよろしい。いちおう試してみたのだけれど、OS XiPhotoの座を奪おうとあれこれしてきたりして、こういうのは本当に鬱陶しい。使い勝手も愚かしい感じ。
写真を撮って、カメラ本体のshareボタンを押すと、何かフラグが立って、それをパソコンで取り込んだあとはEasyShareユーザどうしでその画像を共有できて素敵でしょ、というのが売りのようなのだが、というかこのカメラのブランド名までがEasyShareみたいなんだけど、どうでもいいよそんなことは。
すなおに、SDメモリカードを刺して、USB経由とかで画像をやりとりするのが速くて快適で正しい。

追記: このカメラ、横に倒して、つまり90度かたむけた状態で写真を撮ると、プレビューも、画像も、ちゃんと正しく90度回転された状態になっている。あまりに自然にやってくれるので、最初きづかなかったほど。
これはエライ! すばらしい。ひょっとしていまどきのデジカメってみんなこうなの?