デッドセクション

デッドセクションというと、営団地下鉄銀座線のポイントとかで、第三軌条から電車が離れ、一瞬車内が真っ暗になるアレ(もう20年ぐらいまえになくなったはず)がまず印象にあった。あれはまさに都会の侘び寂びというもので、あれがなくなったのは野暮というか、当時なかなか寂しかった。

でも、架線の交直切換のところもデッドセクションっていうんですね。というかそっちのほうが本線なんですね。デッドセクションについてというページが内容充実気合い満載でたいへんディープでおもしろい。電圧の変化部分や交直変化部分はもちろんだけど、交流だと発電所ごとに位相がずれているのでそこのツナギにもいるんだな。切換え音のmp3などもある。

しかし、交直切換を運転士が手動でやっているとは知らなかった。これは一種の DJ みたいな感覚の作業だ。しかもスパっとつなぐ芸風系の。ということで、JR東日本黒磯駅構内とかで、「ジェフ・ミルズ交直切換ライブイベント」とか 27:00 スタートぐらいで主催してみると(ゲスト: 石野卓球種村直樹(レイルウェイ・ライター))、ディープなテクノ・ハウスマニアと、ディープな鉄オタマニアが結集するのではないだろうか。

合計3人ぐらい。


しかしさすがに今は21世紀だけあって、種村直樹公式ホームページとか公式Blogとかあって、おどろいた。