Magma 来日(1)

先月買ったチケットのやつ。Shibuya O-West.

大迫力、大満足。Christian Vander を、というか Magma を生でみるのははじめてだが、精悍なテロリストみたいな昔の写真のイメージとは違って、若干頭頂の薄い太ったオッサン(作家の阿佐田哲也/色川武大さんみたい)、というかおじいさんがなんかよろよろめに出てきて、大丈夫かな、と思いきや、ドラムセットに座って精神集中、そのあと演奏がはじまったらもうすごい。鬼神が乗り移ったかのような、爆発するグルーヴというか、とにかくすごい。中央にドラムの Vander 氏、左右にギターとベース、さらに左右にキーボードがひとりずつ、そしてヴォーカルが男ひとりに女性3人の合計9名。

曲は、ぼくはあまり Magma 詳しくないのだけれど、最初の一曲めは、Attahk の Rinde とか Spiritual,あるいは Hhai を混ぜたようなインプロヴィゼーション? 新曲?1曲つっても40分ぐらい。

で、次が、大曲 Kohntarkosz Anteria. これはもうほとんど1時間ぐらいやってましたね。なんで人間がこんなに変拍子だらけの、予定調和をとことん破壊する、ドラムとリズムとハーモニーだらけの物凄い演奏をテンション高く演奏を行うことができるのか。コンタルコス、コンタルコス、コーンタルコスと一緒に叫べば、この拳で鉄板でもコンクリートでも破壊できそうです。

いったんメンバーが引っ込んで、アンコールで Kobah.コバヤー、コバイヤコバイヤで感激でぼーっとしてしまいます。

いやー、とにかく堪能したので、逆にあまり内容をおぼえていません。22年前に Tangerine Dream のライブを観たとき、あまりの感動衝撃に、演奏完了後に頭が真っ白になって記憶が飛んでしまったのと似た感じ。
Vander 氏はとにかくノリにノって、頭ふりまくり、笑顔ふりまくり、あぁー、イイねえ俺たち! みたいにメンバーと嬉しそうに目と目でやりあう感じもすこぶるよろしかったです。この人いったいいくつなのだろう。1968年結成ということは、ほぼ俺と同じ年(バンドが)、つまり60近いのではないだろうか。

会場は、Kraftwerk とか、結成30年超クラスのプログレとかのライブによくある感じで、40代、へたすると50代のおじさん、おばさんも何人も見受けられ、というかかなり年配系が多い。いったん演奏が始まると、そこらの小便くさいガキなど張り倒して投げる感じで全員ノって踊ってくるのも同じ。というか、変拍子だらけの大曲をずっと踊るのもたいへん難しいのですが、そりゃもうみんな Kohntarkosz Anteria とか全部覚えているわけで。MAGMA Japan Tour 2005 傾向と対策というページがあるぐらいだ。

おわってから、satoru 氏たつを氏、お友達でパスタなど。

さーて、明日もいきますよ!
というか、当日券もまだあるみたいだし、ジャズ、ロック、プログレ、とにかくこれら全部含んだというか、いやジャンルを超越してるというか、あなたがある一定以上ちゃんと音楽が好きならば、ぜひ行ってみて損はないですよ。